サビアン占星術的ハウスの解釈  第2ハウスについて


サビアン占星術的なハウスの解釈
シリーズは、今回第2ハウスになり
ます。

まずこのサビアン占星術解釈による
ハウス解釈のコンセプトをもう一度
おさらいしておきますね。
前回言葉足らずで、しかも稚拙で
あった分を訂正しておきました。

地球の自転と公転により、表現される
サイクルは、時間の間隔が違うという
点だけ除けば、公転のサイクルによる
12星座のサインと、自転のサイクル
によるハウスシステムで、同じ性質
のものとして対応するという事です。
そのコンセプトを利用してハウス
システムと、その対応する星座(サイン)
の性質やその支配星の性質をリンク
させて解釈しようという事なのです。

それでは第2ハウスについてです。

第2ハウスは、「所有・物質」のハウス
と呼ばれ、個人の金運や才能などを、
読み取るのに使われるのが一般的です。

さて第2ハウスは、牡牛座に対応して
いてその支配星が金星になります。
そして地の元素を持ちます。

地は物質や現実的な事を示す元素で、
金星も牡牛座も陰のエネルギーなので、
物質や富、才能などを得るという意味
合いが強い事で金運にもつながる
という事です。
得るという意味では、五感のそれも
物質を感じる事ができる触覚の影響が
強い牡牛座の快楽という意味も、含まれ
てきます。

この点において、私の解釈としては、
金運や才能の上に、楽しむという
意味での恋愛も、この第2ハウスが
司ると考えます。
この人生の初期段階の第2ハウスは
社会的な性質が持ち込まれる事は
ないので、結婚などとはつながらない
恋愛という事になります。

そしてまた、私は、金星を最高の
幸運の天体と解釈しているので、
つまり幸運もこの第2ハウスが
あらわすという事になります。

というわけで、私の第2ハウスの解釈
を簡単にまとめると

第2ハウスは、金運や才能そして
楽しむための恋愛、さらに幸運を
司る
という事になります。

次回は第3ハウスです。

 

いつもありがとうございます(^^)

 

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迷うか、確かな道しるべか   サビアンスクエアその15


今回ご紹介するのは

天秤座16度
「流されてしまった船着き場」

蟹座16度
「手書きの巻き物を目の前にして
広場の前にいる男性」
です。

これは拠り所となるものがあるかどうか
という点で、逆のエネルギーを意味
するシンボルになっているという事です。

天秤座16度の方は、潜在意識の海にいる
のが本来の天秤座の意識なのに、どこか
拠り所となる場所に落ち着こうと、場所
を探しますが、船着き場も流されて、
さまよい続けるという事です。
これは潜在意識の海にいて、固定された
意識にないのが天秤座なので本来の
姿なのですが、16度のシンボルなので、
対抗のサインの影響を受けます。
つまり牡羊座の、個の生命エネルギーが
侵入して来る事によって、個人としての
意識に、落ち着こうとしたわけです。
しかし天秤座は、集合意識としての
潜在意識なので、個人の意識というのは、
もともとあまり持ちにくいサインです。
だから、船着き場も流されてしまった
というわけです。

蟹座16度は、ひさしぶりにあんみんが、
後ろ頭だけで登場していますね💧
ここでは巻き物を目の前にしている男性
を演じてくれています。

そして巻き物というのは、この場合何か
の道しるべとなっている事を暗示して
います。
広場の前に立って、自分がどこへ向かう
べきなのかが記されているという事です。
(イラストではわけのわからない条件が
書かれているので、とまどうあんみん
ですが)
自分の行動の道しるべとしての確固とした
拠り所があるのがこの蟹座のシンボルで、
拠り所を失っているのが天秤座のシンボル
となって、逆のエネルギーだという事です。

ではまた(^^)/

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本能と煩悩を暗示するシンボル   サビアンシンボル徹底比較その11


今回比較検討するサビアンシンボルは

牡羊座22度
「欲望の庭へ続く門」
です。

なんだかとても扇情的なシンボルが
出てきましたね。

まずは、私の解釈です。
これは、牡羊座から、生命エネルギーが
生まれるため、生命としての欲求や、
生存本能を素直に表現する性質として
のシンボルだという事です。
この一つ前が、弱肉強食による闘争本能
を表現した、牡羊座21度
「リングに上がる拳闘士」なので、
男性的な本能を示していて、それに
通じるような生存への欲求として
種の保存につながる、性的欲求を肥大化
させたのが、このシンボルだという事
です。
なかなか他のサビアンシンボルには見られ
ない、赤裸々な本能を表現したのが、
この牡羊座22度のシンボルだという
事ですね。

これに対しての松村潔氏の解釈をまた
同氏の著書から引用させていただきます。
今回は、私の解釈とよく似ていますか、
もともと松村潔氏に感銘を受けて、サビアン
占星術に傾倒していく事になったので、
影響を受けるのは、当然です。
もちろん私の独自色も少しは感じられます。
ただこのシンボルに関しての松村氏の解釈
は特に深いものだと感じられました。
ではみていきましょう。

「」内が引用で、~は中略の意味です

「必要なものを引き寄せる力がありますが、
日毎に欲深くなる傾向があります。~
豊かさに恵まれ、官能も発達してきます。
女性性を表す度数です。
 21度の「拳闘士」は、自分の意欲と
決意があれば、望むものを手に入れら
れることを体験的に確認しました。
それがわかると、こんどはさまざまに
欲望が拡大してゆき、さほど望んで
いないものにまで興味が拡がって
ゆきます。そして次々とさまざまなもの
を手に入れ、「欲望」の中におぼれて
ゆくのです。精神分析のラカンは、人間
の中の「欲望」とは、そもそも自分
自身が「欲望」したものなのではなく、
社会が投影してきたものだと語って
います。
つまりは、社会に生きる限り多くの
「欲望」に支配されることになり、
これから逃れるのは困難だというのです。
~現状を打破するには、常に正反対の
方法があり、一つは「拳闘士」のように
意志をもって外界を押し続けることで
壁を破ること。
もう一つは受容性を高めて自分の側に
さまざまなものがなだれこんでくる
態勢を作ることです。
「拳闘士」のこぶしは、突出する男性生殖器
的な力を表しますが、この22度の「門」は
、女性生殖的な形の象徴的表現です。」

“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

今回は、松村潔氏の慧眼による解説に
脱帽するしかありません。見事な解説だと
いうしかないでしょうね。
まさか、男性と女性の性を、絵的な
イメージとしても説明されているという
のには、感心させられましたね。
ただ私との比較で少しだけ違うのが、
欲望が、生命本来の本能からくると
いう性的な欲求に焦点を合わせている
私の解釈に対し、松村氏の方は、社会に
よってつくられた欲望にまで翻弄され
ているというシンボルとして、解説して
おられますので、そこだけが違いと
いえるかも知れません、

さて今度は、いつも独特の解釈が
期待できる直居あきら氏の解釈です。
シンボルのタイトルもルディヤー氏の
意訳をもとにしておられます。
ちなみにタイトルのエリーズというのは
牡羊座の事です。

「」内が引用で~が中略の意味です

「 エリーズ22度
「全ての欲望が満たされる魔法の庭園の
               ゲート」

~このディグリーの人は現実的、精神的
にかなり厳しい人生を送ろうとしている。
少なくとも状況に従属し、耐えて
いかなければならないことが何らかの
形態で起きるであろう。その結果、
心配、不安りや新しい転換を切望する
心理となり、それらが高じると肉体だけ
ではなく、霊障などを引き寄せる危険
もある。~
~常に感情や心の安定を心がけ、外部
の現象に左右されないもう一つの世界を
持つべきであろう。
読書、散歩や音楽といった小さな趣味
でもよい。また、周囲の人との
コミュニケーションを心がけ、孤立
しないことも大切だ。」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

タイトルで、欲望が満たされるというので、
てっきり幸福な人生として解釈するのかと
思いきや、欲望に翻弄され、その執着心が
不幸や不運を呼び込むという解釈をされて
いるという事です。霊的な解釈をされる
事が多い直居氏は、このシンボルはさらに
霊障を引き寄せるとまで、いっておられ
ます。
私や松村氏は、欲望に対して寛容というか、
人生を楽しむために必要なものとして
捉える傾向にありますが、直居氏の
人生観は、俗世間の欲望に染まる事は、
魂のエネルギーにとって障害であるという
コンセプトをしておられるようです。
魂レベルでの救済という解釈をされて
いるようですが、私には少しストイック
すぎるようにも映ります。

さて原典であるマーク・エドモンド・
ジョーンズ氏の著書では
このシンボルのキーワードは
「可能性」です。
これに対しては、松村氏の
「現状打破としての女性的方法」
が最も近いような気がします。

ではまた(^^)/

また次回のサビアン徹底比較も
お楽しみにー(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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アスペクトで極めるサビアンマンダラ    牡羊座27度


一つのサビアンシンボルが、いくつもの
アスペクトで、他のサビアンシンボルと
その意味通りでつながっている事から、
それを一望のもとに俯瞰して眺めて、
徹底的に解釈して、一度ずつのサビアン
シンボルを極めていこうというのが、
このサビアンマンダラシリーズです。

今回は

牡羊座27度
「想像の中で復活された失われた機会」
です。

これは、一度機会が失われても、
イメージ力により、もう一度機会が
再生したという事です。
古来より、イメージを現実化させる
「視覚化」という手法が実践されて
きましたが、このシンボルはそれを象徴
しているものだといえます。
つまり自分の望みや目標に対して、
ポジティブなイメージに切り替えた
事により、機会が復活したという事を
意味しています。

つまり象意としては、
チャンスを取り戻す、機会の復活、
逆境からの復活、イメージの現実化
理想の現実化
という事に
なります。

このような象意をふまえて、サビアン
シンボルのそれぞれのアスペクトを
見ていきましょう。

説明に今回のシンボルとあるのは
もちろん
牡羊座27度
「想像の中で復活された失われた機会」
の事です。

まずはこのシンボルの深い意味を
とらえるために、スクエアと
オポジションのシンボルから見て
いく事にします。

まず逆のエネルギーを示すスクエアの
シンボルが

90度スクエア
蟹座27度
「渓谷での嵐」

90度スクエア
山羊座27度
「山の巡礼」
です。

蟹座27度の渓谷の嵐は、ネガティブ
エネルギーがそのままシンボルに
なっているようなものです。
これは牡羊座のシンボルのように
ポジティブなイメージとは逆の
エネルギーです。

山羊座27度の山の巡礼は、敬虔な
信者が、山の険しい道を上っていく
事で、より信心を強固なものにして
いくわけで、厳しい体験をしている
という暗示になります。これに対して
今回のシンボルは、イメージの次元で
機会を復活させているので、体験と
イメージの意識の活動という点で
逆のエネルギーとなります。

対称で表裏一体のオポジションの
シンボルが

天秤座27度
「頭上を飛んでいる飛行機」
です。

この天秤座27度は、潜在意識レベルが
高くなるという天秤座の影響を受けて
空の上から世の中を俯瞰して眺める
というような、スケールの大きい
意識です。
これは今回の牡羊座のシンボルと
イメージという言葉で共通しています。
この天秤座が世の中を俯瞰して眺めて
いるような、壮大なイメージなのに
対して、牡羊座の方は、個人的な事に
対するイメージをあらわしているので
対称的な意味となっています。

では進行方向のアスペクトから
見ていきましょう。

互いを補完し合い、神秘的なつながり
となるセプタイルのシンボルが

52度セプタイル
双子座19度
「大きな古典書物」
です。

これは古来からの叡知が、また
現代に蘇るという事を暗示して
いて、今回の機会の復活という
意味とつながります。

神秘的なつながりを示す
クインタイルのシンボルが

72度クインタイル
蟹座9度
「水の中の魚へと手を伸ばす
小さな裸の少女」
です。

これは、一見つながりがわかりにくい
かも知れませんが、水というのは
潜在意識の領域を示していて、
その中にある確かな現実を象徴する
魚を掴もうとしているわけです。
つまり潜在意識から現実化する
という事を表現しているシンボル
なので、今回のシンボルが示す
潜在意識での現実化と、つながる
という事になるのです。

互いを補完し、神秘的なつながり
となるバイセプタイルのシンボルが

102度バイセプタイル
獅子座9度
「ガラス吹き」
です。

ガラス吹きというのは、ガラス細工
の職人で、息を吹きかける事に
よって、自分のイメージ通りの作品
を創造しているわけです。これが、
イメージを現実化させる今回の
シンボルとつながる事になります。

同質のエネルギーを示すトラインの
シンボルが

120度トライン
獅子座27度
「夜明け」
です。

これは、夜の間というネガティブな
状況に太陽の恩恵がもたらされる
事により、ポジティブな状況が回復
したという事を示すシンボルです。
これが、失った機会を取り戻す今回
のシンボルとつながる事になります。

今度は進行と逆のアスペクトを見て
いきます。

互いを補完し合い、神秘的なつながり
となるセプタイルのシンボルが

52度セプタイル
「教会のバザー」
です。

これは、バザーに出される品物の立場
に立てばよくわかるようになって
ます。つまり家の中では不要品となり
活躍または活動の機会を失っていたモノ
が、バザーで他の家庭や人にとっては
必要なものとして買われていく事で、
再び日の目を見るようになるという
事を示しているわけです。つまり活躍
の機会が復活するというわけで、
機会の復活を示している今回のシンボル
とつながります。

神秘的なつながりを示す
クインタイルのシンボルが

71度クインタイル
(オーブ1度)

水瓶座16度
「机に座っている偉大なビジネスマン」
です。

これは、ビジネスマンが自身のイメージ
をビジネスに投影して、仕事を成功に
導いているという事を暗示しています。
これがイメージを現実化させている
今回のシンボルとつながります。

互いを補完し、神秘的なつながり
となるバイセプタイルのシンボルが

103度バイセプタイル
獅子座14度
「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」
です。

これは今回のシンボルとセプタイルで
つながる双子座19度の
「大きな古典書物」と似た象意の
シンボルになります。つまり古代の
叡知が、浮き彫りとして復活する事を
示していて、機会の復活を示している
今回のシンボルとつながります。

同質のエネルギーを示すトラインの
シンボルが

120度トライン
射手座27度
「彫刻家」
です。

これも今回のシンボルとバイセプタイル
のアスペクトでつながる獅子座9度の
「ガラス吹き」と似た象意のシンボル
となります。つまりこの彫刻家は、
自身のイメージを作品にする事で、
現実化させているわけで、これが
イメージの現実化を示している今回の
シンボルとつながるというわけです。

前回の牡羊座26度では少し
つながるシンボルが少なかった
ですが、今回は再び復活しました。
つまり牡羊座27度の象意と、その
意味通りのアスペクトでつながる
多くのシンボルをご紹介できた
という事です👍

次回は牡羊座28度になります
ではまた(^^)/

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
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悪い暗示のサビアンシンボルの解釈について


以前にも書いたかも知れませんが、悪い暗示
とか解釈とか説明があっても、それはあなた
の意識のクセの一部ということに
すぎません。
だから安心してくださいね。
「えーわたし山羊座なのに、凶意の土星が
あるっていってるよどーしよー」とか
「オレのサビアンシンボル逮捕された二人
とか書いてるけど、オレは犯罪なんてした
ことないし、これからもするはずがないし、
いいかげんなこというなよ!」などという
人がいそうですが、その場合わたしの、とか
オレのというのは魚座生まれとか、生まれ日
の太陽のことを、いっておられると思います
が全然違います。たとえば、みなさん生まれ
持って太陽系10天体と、出生時間と
出生地が正確なら、AscとMcというものが
ありまして、全てを総合的に見るのが
正しいのです。

私の大尊敬するサビアン占星術の日本の
第1人者松村潔氏は、太陽は10天体の
うちの一つなので、10分の1の影響
しかありませんと著書で書いておられ
ます。
あんみんの場合は、10分の1よりは
影響があると解釈してますが、それは
このあと書きます。

みなさんが、雑誌なんかで見る星占いの
コーナーは生まれ日の太陽のあったサインで
みる事になってますよね。
申し訳ないですが、自分はあれで当たったー
なんてことは一度もありませんでした。
それはそうでしょ、みなさんこれだけ多様
な人生を歩まれているのに、それを12
だけに分けること自体、無理があるで
でしょう。
ホロスコープで、全く同じ人は一人として
いないといってもいいくらいみんな違い
ます。
ただ似たような出生であれば、もちろん
似てきます。以下のような興味深い
ものをみつけましたので引用しますね。

   ~以下引用~

ベルギーの占星家がこのような同時刻
出生者-宇宙的双子-に関する研究を
している。
同時刻に三十五マイル離れた場所で生ま
れた二人は、身体的特徴が気味の悪いほど
似ているだけでなく、その後、同じような
時に同じような体験を多く持っていたら
しい。

   ~引用終了~
”出典:「英国占星学教科書第1巻」
コーディリア・マンサル著 青木良仁訳”

確かに似たホロスコープはありそうです
が、全く同じということはほぼありません。
まあ双子だってどちらかが先に出てきて
ますからね。ただし、私の友人の双子は
確かに同じような人生を歩んでますね。

とにかくあなたの出生のホロスコープは
ほぼ特別なものなのです。
それでもやはり基準となるような天体
やサインはあるでしょう?
といわれそうですよね。
たとえば、太陽は確かに中心意識です
が、他にもAsc(アセンダント)も
中心意識ですし、また冥王星も本来の核の
意識です。
まあそれだと混乱するでしょうし、
しいて違いをいうなら、この世での
本人の人生の顔というか、仮の姿という
ものがAscで、この人生で魂が望むテーマ
というものが太陽、本来の宇宙意識で
ある本人の中心にあたるのが冥王星。
ただし相当奥深く眠っている場合が多い
です。
ところがこれだけでも終わらないです。
潜在意識に従って生きているような右脳型
タイプの人なら海王星が中心になりますし、
恋愛に生きるということになれば金星が中心
になります。異性との関係に生涯を燃やす
というなら火星が中心だし、仕事に全て
をかけるというなら、木星や土星が中心
になります。家族と過ごすことが生きがい
というなら、月や金星、海王星が中心に
なりますし、「人生は試練」だという
テーマで生きたい人には、オレの出番と
ばかりに土星がやってきます。
オレは世界を変えたいというなら、
わたしの意識を使ってと天王星が中心に
なったりします。要するにみなさんの
意識次第で人生の影響を受ける天体も
変わってくるというわけです。
まあとにかく柔軟に考えてくださいねー
(*^_^*)

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知識の徹底深掘りのサビアンシンボル   徹底比較その10 


今回比較検討するサビアンシンボルは

双子座6度
「油田の掘削」
です。

これは双子座のサインが知性の探究を
意味しているので、未知の領域へ知識を
求め、まさに深く掘り下げていっている
という暗示のシンボルです。
つまり油田は、双子座にとっては、知識
の富だという事の比喩というわけですね。

そしてこのシンボルの松村潔氏の解釈を
また氏の著書から引用させていただきます。

「」内が全て引用で~は中略の意味です。

「大地の奥深くに眠っている「油田」を
探し当て、そこから巨大なエネルギーや
富に繋がるような力を引き出すことが
できます。
双子座5度の“過激な雑誌”の度数で、
情報に結びつく付加価値の方にこそより
大きな価値がある事に気がついた人は、
多くの人に力をふるえるようなもっと
大きな鉱脈を探します。~
~双子座の発達段階では、他者との共有
よりも、個人の可能性をいかに広げて
ゆくかという事の方が重要ですから、
これの発展性を考えた時には、できる
限り大きな素材を扱う事がキーワード
です。~
~第2グループになると、この知性
によって拡大されていく人間性や世界像
の方が重要になってきます。
ルディアは、資本主義的な現代の発展性
というものは双子座の世界であると述べて
いますが、これは他人や他企業と競争
する中で、個人や特定のグループがより
大きなパワーを握るという現代の産業構造
のことを示しています。」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”
なるほど、私が双子座の知性の探究ばかり
に焦点を当てているだけに留まっている
のに対し、サビアン占星術の生みの親の
一人でもある、占星学の大家、ディーン・
ルディヤー氏の解釈も交えながら、双子座
の資本主義的な発展性も、このシンボルが
表現していると解釈されていますね。
また勉強になります。

さてとてもコアな直居あきら氏の解釈も
いつものように、同氏の著書から
引用させていただきます。

またシンボルのタイトルは、ルディア氏の
意訳をもとにしたものとなっています。

「」内が引用で、~が中略の意味です

「 ジェムナイ五度
 「石油を掘る労働者」

シンボル課題
【能力の発揮・利益やパワー・社会的立場
を得る】

このディグリーの人は、この人生で能力を
発揮し、それを実現するだろう。但し、
このディグリーの場合、必ずしも自分の
やりたいことを行って認められるという
よりも、環境の要求するものをこなす傾向
が強いかも知れない。環境の限定を受けて
いるといってもよい。その意味では与えら
れたことをやりこなす力のある人でも
あろう。
組織やグループで能力を発揮することも
考えられる。~
~自己能力を発揮出来るところに必ず配置
されるようになる人生だ。」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

今回の直居氏の解釈はわかりやすいですね、
私や松村氏と同じように、個人の可能性を
追求していくという事につながる、能力
の発揮という解釈で、その上に松村氏と
同じように利益の追求という要素も加えて
おられます。
ただ直居氏独自の見解として、この
シンボルは、環境の限定を受けていると
解釈されています。
この点について、私はこのシンボルが
環境を打破するために深く探究して
いっているという意味で捉えているため
相反するところがありますね。

今回も三者三様の解釈で、とても興味
深かったですが、最後にエリス女史の
サビアンシンボルのチャネリングに
立ち合った、サビアンシンボルの創始者
でもあるマーク・エドモンド・ジョーンズ氏
の、このシンボルのキーワードを紹介
します。

キーワードは
「思索・熟考」です。
これは私のサビアン解釈と、ほぼ同じとみて
いでしょう。かなりうれしいですね、
これは。
つまり探究や熟考のような知性の発揮と
みるのが二人。また個人の可能性や利益
の追求を暗示しているとみるのが二人と
いう結果です。

また次回のサビアン徹底比較も
お楽しみにー(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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時空を越えたテレパシーのシンボル   サビアンオポジションその15


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

双子座14度
「テレパシーでの会話」

射手座14度
「ピラミッドとスフィンクス」

これらの2つのシンボルが、対称的
な意味であるオポジションの位置に
意味通り配置されているのです。

一見どういう対称なのか、わかりにくい
とは思いますが、これは二つのシンボル
がともに、時空を越えての「意志伝達」
を表しているのです。

双子座14度は、そのまま空間を隔てて
のテレパシーという意味なので、問題
ないと思いますが、
射手座14度のピラミッドとスフィンクス
は、古代からの叡知が、時を超えて私たち
の時代に伝わっているという事で、時を
越えての意志が伝わるという意味なの
です。
このようにみればこの二つのシンボルの
つながりがわかっていただけると
思います。

なんか違和感のある方のために、イラスト
の説明を軽くしておきますね(^^)/
画像の上の部分、つまり双子座14度の
テレパシーでの会話を、私「あんみん」と
「河合奈保子」さんがしているという事
です。
どうです、とても二人が以心伝心なのが
わかっていただけるでしょう?
え?奈保子さんの方は、警戒心が働いて
あんみんからの思念を遮断しようと
してる?
 

はは💧まさかねー(^^)💦

今回もまたセプタイルのつながりを
見つけておきました。

射手座14度
「ピラミッドとスフィンクス」
とセプタイルの関係にあるのが、

51度セプタイル
水瓶座5度
「先祖の委員会」
です。

これは、過去に亡くなったご先祖様
や先人たちが、自分を支えようと
しているシンボルですが、これと
射手座14度の古代の叡知の、先人の
叡知から貴重なヒントを得て、自分の
人生の支えになっている事とつながり
ます。

ではまた(^^)/

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アスペクトで極めるサビアンマンダラ    牡羊座26度


一つのサビアンシンボルが、いくつもの
アスペクトで、他のサビアンシンボルと
その意味通りでつながっている事から、
それを一望のもとに俯瞰して眺めて、
徹底的に解釈して、一度ずつのサビアン
シンボルを極めていこうというのが、
このサビアンマンダラシリーズです。

今回は

牡羊座26度
「持ちきれないほどの贈り物を
所有する男性」
です。

これはとても豊かな運がもたらされる
というシンボルです。
物質的な豊かさという意味が主体の
ようですが、精神的な贈り物というか
天からの賜りものという意味で、才能
や能力などの豊かさという意味も
隠されているでしょう。
また贈り物をたくさんもらえるだけ
の人気や人望があるようにもとれます
し、豊かな人間関係を示していると
いうような暗示もあるでしょう。

このような象意をふまえて、サビアン
シンボルのそれぞれのアスペクトを
見ていきましょう。

説明に今回のシンボルとあるのは
もちろん
牡羊座26度
「持ちきれないほどの贈り物を
所有する男性」
の事です。

今回はご覧の通り意味通りの
アスペクトでのつながりが
あまり多くありません。
もちろん私のイメージの捉え方
に深みや広がりが足りないから
かも知れませんが、現在のところ
はこれだけという事になります。
おそらく、この牡羊座26度の
シンボルだけで強い、ポジティブな
エネルギーを持っているために、
他のアスペクトの助けを必要として
いないからだとも思います。

まずはこのシンボルの深い意味を
とらえるために、スクエアと
オポジションのシンボルから見て
いく事にします。

まず逆のエネルギーを示すスクエアの
シンボルが

90度スクエア
蟹座26度
「豪華さに満足と幸せを感じ長机の
上で、読書をしている人々」

90度スクエア
山羊座26度
「水の妖精」
です。

蟹座26度も豊かなシンボルですが、
人々はそれぞれ豊かなモノを、受け
とっているのではなく、書斎などの
部屋の豪華な環境を、喜びあって
いるわけです。また牡羊座26度
が個人の所有を示しているのに
対して、この蟹座26度では、読書
をするような静かで穏やかな雰囲気
を共有しているという意味で、逆の
エネルギーになります。

山羊座26度は、妖精なので、
人間界の物質欲とは無縁ですので
逆のエネルギーになります。
また水にも共有という意味があり、
個人の所有と言う意味の今回の
シンボルと、やはり逆の意味と
いう事になります。

対称で表裏一体のオポジションの
シンボルが

182度オポジション(オーブ2度)
天秤座28度
「輝く影響の最中にいる人」
です。

これは180度のシンボルが
天秤座26度
「互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩」
という事で、男性エネルギーの鷹と
女性エネルギーの白い鳩を示している
ものが、自分の意識なので、臨機応変
にそのエネルギーを使い分けられる
という事で、豊かな才能という意味で
今回の豊かなシンボルと共通して、
いますし、対称的でもありますが、
この天秤座28度のシンボルの方が
好対称であると感じられましたので、
こちらを取り上げました。

天秤座28度のシンボルは、とても
ポジティブで豊かな状態であるという事
で、今回のシンボルと共通していますし、
天秤座28度が、影響は受けているけど
物質的などの豊かさとして、受けとって
いるのではないというところで、今回の
シンボルと対称的だという事です。

では進行方向のアスペクトから、
一つだけですが、見ましょう。

調和的で、神秘的なつながりになる
バイノーバイルのアスペクトが

79度バイノーバイル(オーブ1度)
蟹座15度
「ありあまるほどの食事を楽しんだ
グループの人々」
です。

これは、90度スクエアの逆のシンボル
として紹介させていただいた
蟹座26度
「豪華さに満足と幸せを感じ長机の
上で、読書をしている人々」
とよく似ていますので、共有という
意味では同じですが、このシンボル
では人々は食事というモノを受け
とっているので、その点で精神的な
共有である蟹座とも異質であるという
事です。
調和的な意味として、この蟹座15度
の「ありあまるほどの食事」と
今回のシンボルの「持ちきれないほど
の贈り物」という点で、調和的につなが
っているという事です。

今度は進行と逆方向のアスペクトを
二つだけですが見てみましょう。

調和的で神秘的なつながりになる
ノーバイルのアスペクトが

40度ノーバイル
魚座16度
「ひらめきの流れ」
です。

これは、潜在意識や深層心理からの
貴重なヒントである「ひらめき」が
もたらされているシンボルなので、
とても豊かな状況にあり、今回の
シンボルとつながっています。

互いを補完し、神秘的につながる
バイセプタイルのシンボルが

101度バイセプタイル
(オーブ1度)
山羊座15度
「病院の子供病棟にあるたくさんの
おもちゃ」
です。

これも「たくさんのおもちゃ」がある
状況が、今回のシンボルの持ちきれない
ほどの贈り物という豊かさで、
つながっているという事です。

今回は少ないながらも、牡羊座26度
の象意とその意味通りのアスペクトで
つながるシンボルをご紹介しました。

次回は牡羊座27度になります
ではまた(^^)/

クリックしていただいた方本当に
ありがとうございます(^^)
おかげ様で上位継続中です💦

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

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サビアン占星術的ハウスの解釈  第1ハウスについて


まずはコンセプトについてご紹介
します。私は、宇宙言語である
サビアンシンボルや、神秘や
真理探究の成果を占星術の根本的な
解釈に適用して、完全オリジナルの
占星術を、考案しました。

つまり従来の西洋占星術での解釈
とは、違う部分もあるという事です。
もちろん、従来の西洋占星術に伝わる
コンセプトが、納得できるものであれば
もちろん、そのまま使用させてもらう
というスタイルなのです。

すでに西洋占星術のカテゴリー
で、ハウスのそれぞれについて、説明
してきましたが、それは、従来の
西洋占星術を参考にした部分が多く、
このたびサビアン占星術的観点や
真理探究の成果から、より洗練された
ハウスの解釈を試みていこうという事
でシリーズ化しました。

まず解釈の主体となるのが、
前回の
サビアン占星術で12ハウスを
読み解く!

という記事で説明しましたように、
地球の自転と公転により、表現される
サイクルは、時間の間隔が違うという
点だけ除けば、公転のサイクルによる
12星座のサインと、自転のサイクル
によるハウスシステムで、同じ性質
のものとして対応するという事です。
そのコンセプトを利用してハウス
システムと、その対応する星座(サイン)
の性質やその支配星の性質をリンク
させて解釈しようという事なのです。

今回は、第1ハウスについてです。
第1ハウスは、人生の出発時点を
表す、牡羊座が担当し、火の元素を
持ちます。そして支配星火星の性質
の影響も受けます。

火は自己表現と拡大なので、自分を
外に向かってアピールしていく
という性質を持ちます。また火星の
影響も受けて、積極的に行動しよう
とします。

つまり人生のスタートとしての
第1室は、その火の元素や火星が
象徴するように自己表現をするための
元型として、態度や行動の基本の
意識を示し、ここに宿る天体や
アセンダントが、個人の外面的な性質
や行動パターンに反映されていく
という事です。
もちろんそれは才能という点でも、
発揮される事になります。

また牡羊座は、現実世界への第一歩を
踏み出したので、現実的な事を学んだり
観察しようとする意識も生まれますし、
好奇心も旺盛になり、興味の対象にも
個性が表れる事になります。

それが嗜好や趣味などの個性にも
表れてくる事になるのです。

つまりサインやその元素の性質から
見ても従来の西洋占星術の第1ハウス
の解釈とほぼ同じになるという事です。

ただし現実的な学びという点は、
牡羊座のサインの性質ですが、それが
第1ハウスにも適用されるという事です。

今回のようにハウスのサビアン占星術的
解釈が、従来の西洋占星術の解釈とほぼ
一致する場合もあるという事です。

つまり私の第1ハウスの解釈を簡単に
言葉にするなら

第1ハウスは
自己表現としての外面的性格や行動
パターン、嗜好や趣味の傾向。
現実的な学び

という事になります。

次回は第2ハウスです。

ではまた(^^)/

よければこちらもよろしく
お願いします(^^)

サビアン占星術解釈一覧

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体験から学ぶサビアンシンボル   徹底比較その9

今回比較検討するサビアンシンボルは

双子座11度
「体験の中での、リアリズムの新しい道」
です。

すでに毎日のサビアンシンボルの
解説で紹介してますので、まず私の解釈
をその記事の抜粋でご覧くださいねー。
アスペクトによる比較もなかなか、
まとまっていると思います。
ただ、振り返ると文章を補った方が
いいので、少し編集してます。
特に対称の180度のシンボルの
式が違う感じですので、変えさせて
いただきました。
一度読まれているような方や、
アスペクトの比較まではいらないと
思われる方は、180度以降はとばして
松村氏の解釈にお進みください。

「(双子座11度についてから)
現実主義というものが、そもそも体験や
五感で確かめられるものを対称にしている
ので、つまりは新しい体験により、新たな
考え方や、感性が開かれたという意味で
すね。この場合どちらかというと、
直感とか霊感は、この新しい道には関わって
いないということのようです。

対称の180度のシンボルが
射手座11度
「寺院の左側にある物質的さとりをもたらす
ランプ」
です。
(これが今日の双子座11度に対して)
どのように対称的か、式にしてみますね。
今日の双子座が左側で180度の射手座の
シンボルが右ということでみてくださいね。

現実主義の新たな道→物質的悟り

現実的な体験→左側のランプ(悟りに
            つながる叡知)

というような図式になります。
ランプというのは、ひらめきの象徴でも
あり、これもやはり叡知につながります
よね。

90度の逆または反対のエネルギーは
乙女座11度
「母親の期待の型にはめこまれる少年」
魚座11度
「光を探している男たち」
です。
まずは乙女座11度のように、母親の期待
通りの型にはまっていては、今日のシンボル
の対称軸のような体験や悟りによる新しい見方
や考え方は生まれてきませんね。なんせ思考
や行動が母親に示されたものを、そのまま
受け取るだけになってしまうからです。
これは見事に反対のエネルギーであること
がわかります。

また魚座11度のように、光を探している
ということは、霊的なひらめきや、潜在意識
の世界を探求していることになり、
今日のシンボルの対称軸のように、物質的
さとりや新たな現実的な道が得られている
状態とは、逆になっているのが明らかです。

今日のシンボルライン(双子座と射手座)
がすでに、道や悟りを得ているのに対し
て、逆のシンボルライン、つまり魚座の
ようにまだ探求していたり、乙女座の
ように本人の意識が新しい道やさとりを
求めていないので逆のエネルギーだと
いうことが理解できます。」

要するに私の解釈では、双子座11度の
シンボルは、体験により新しい道を獲得
したという事です。

これに対して松村潔氏の解釈をまた
「決定版!!サビアン占星術」から
引用させていただきます。
「」内が引用で~は中略の意味です。

なおシンボルのタイトルが少し違うのは、
私もサビアンシンボルの原本を持って
いて、訳し方が少し違うためです。

では松村氏の解釈です

「双子座11度
体験における現実主義の新たな道
「現実主義」の「体験」とは、社会の
中で、自分があまりよく知らない分野に
飛び込んでみる体験のことを指して
います。習熟した分野に取り組むこと
ではなく、個人としての可能性の拡大
を求めて、知らないことに挑戦して
みるのです。~
~(牡羊座と牡牛座の解説を受けて)
双子座はこの後に精神を発達させよう
とするサインですから、知識を求める
方法においても、実用的で、触ったり
見たりできる具体的な方向を目指し
ます。精神的な満足や意味などはあまり
気にせず、たとえば車の運転でも、
スピードに酔うより、ドライビング・
テクニックを磨く知識の方に関心が
向くのです。」
“出典:決定版!!サビアン占星術
          松村潔 著
        Gakken刊”

なるほど、松村氏の解釈は、双子座が
知性の獲得や技能の習熟などの意味を
持つので、サインの性質からこの
シンボルを捉えておられるよう
ですね。
私の解釈と、よく似ていますが、私
の場合は、経験とか体験により、
新しいものの見方や考え方をするよう
になり、新しい道を歩み始めると
いった、人生の岐路のような視点の
獲得という意味として捉えています。

さて今度は直居あきら氏の解釈です。
また「定本 サビアン占星学」から
引用させていただきます。
こちらは、双子座の事をジェムナイ
(何語?)と表記されていますが、
ジェミニが双子という意味で、
英語表記もジェミニである事から
同じ言葉として捉えてよいものだと
思われます。
またタイトルも、原本のチャネリング
を書き取ったマーク・エドモンド・
ジョーンズ氏のものと違い、また別の
研究者として有名なディーン・ルディヤー
氏の意訳をもとにしたものとなって
いて、もとのシンボルの言葉とだいぶ
違ったものも多いです。
では「」内が引用が、~は中略の意味
です。

「 ジェムナイ11度
 「新しく開かれた大地がパイオニアに
     新経験のチャンスを与える」

シンボル課題
【チャンスを生かして成功する人生】

この人の人生はチャンスを生かして成功
することが予測される。~
~この人は社会的ステータスを獲得して
ゆきそうだ。
この人は機を見るに敏なところも、状況
を上手に変えて自分に有利にする能力も
持っている。何よりもこの人を飛躍
させるのは自分に対する真摯な厳しさ
であり、ラッキーチャンスを粘り強く
本物の実力や実績にしてゆく力を持つ
点だ。むしろチャンスはそれに引き寄せ
られて向こうから飛び込んでくるように
さえ思えてくる」
“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

まだまだ直居あきら氏のこの度数を持つ
人に対する称賛の言葉がありますが、
もちろん省略させていただきます。
今あげた説明だけで充分にこの人が、
社会に出て成功するために必要な実力
とそれに向けての努力と、運まで持ち
合わせているという事が伝わりますから。

(この直居あきら氏と、松村潔氏は、
このように特定のサビアンシンボルを
それを太陽に持つ人などにあてはめて
人の性質として解説されていますが、
私の場合は、一つのサビアンシンボル
だけで、人の個性は、はかれないという
考えを持っているので、かんたんサビアン
シンボルのように、気楽に見ていただく
場合を除いて、サビアンシンボルを一つ
の宇宙エネルギーとして解釈していって
ます。

つまりその人のホロスコープには、太陽
をはじめとする太陽系10天体や
アセンダントやMcなどの主要感受点など
それぞれにサビアンシンボルがあるので
それらの総合で、人生を鑑定するという
のが私のサビアン占星術で、一つの
シンボルだけを人の個性にあてはめると
いう事はしません。)

さて直居あきら氏は、この双子座11度
をまるで人生の成功者の見本のように
解釈されていますが、これは松村氏の
解釈とも私の解釈とも大きく違うよう
です。新しい体験から学ぶという姿
ではなく、すでに生まれ持っての才能
として、社会的に成功するためのすべて
の資質を備えているようにもとれます。
こうなるともう、エリス女史の超常的
感覚によるチャネリングなどの解釈
ではなく、そのシンボルの暗示を
視点から外して、独自の占星学的判断
で解釈されているようにも思えます。
私がサビアンを学ぶ時に、松村氏の
著書を、中心にした理由がここにあり
ます。
つまり直居氏のサビアン占星学は、
チャネリングによるサビアンシンボル
を中心にせず、独自の占星学を、この
度数にあてはめているといえるもので
しょう。とにかく難解です。

またエリス女史のチャネリングに立ち
合ったジョーンズ氏の原著にある
双子座11度の解説のキーワードは
「一体化または共鳴」です。
これは新しい体験に自身を共鳴させる
ことで、新しいものを吸収している
という意味で、私や松村氏の解釈と
共通するものがあります。

今回も様々な解釈を比較研究させて
いただきました。
ではまた(^_^)

いつもありがとうございます(*^_^*)

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