今回取り上げるサビアンシンボルは
双子座14度
「テレパシーの会話」
です。
今の日本人にこそ取り戻して
欲しい、本来の能力だと思いますね。
もともと「あうん」の呼吸で通じ合える
民族であったのが私たち日本人というか
大和民族であったのです。
今の日本人の言うような空気を読む
というのとは全く次元が違います。
まわりに、大多数の人間に合わせる
という意味での「空気を読む」というのは
全く意味のないそしてむしろ健康にも
精神衛生的にも有害であったマスク社会を
生み出す事になりました。
昔の日本人はそうではなく、互いの個性を
活かしあいながら、なおかつ相手の心を
察する事に長けていました。
「あれ」とか「なに」とかで、具体的な
物や事を言わずとも、相手と会話が通じる
のも日本人の会話の特徴で、相手がそれで
わかる事を確信して「あれ」とか「ナニ」
とかいう言葉で話す事で、相手もその事を
理解して、話を展開していくから、具体的な
言葉を使用せずとも、より深く意思や意図が
通じやすくなるというもの。
最近松果体が劣化してきていて、昔の
そんな日本人の能力が失われつつあると
思います。
だからいろんな危険が日本に降りかかって
いて、さらなる危険が迫っているのに
気付けないし、また真実が伝わりにくい
状況にあるわけてす。
今回の双子座14度
「テレパシーの会話」
はそんな失われた日本人の能力を引き出せる
ようなエネルギーを内包したシンボルだと
いえるでしょう。
12サインには四元素(エレメント)
という分類の仕方があり、双子座は
風にあたります。
それについてはこちらの記事で説明
していました。
記事より
『
現在太陽は双子座にありますが、
双子座は「風」のエレメントの
星座になります。
風のエレメントの性質について、
もう一度おさらいしますと、
占星術の風のエレメントは、知性や深い
レベルでの知識、理解を表して、しかも
風なので伝播、伝達するという意味と
真空である宇宙の本質にもっとも近い
ため、全てとの一体感をあらわしても
います。またその一体感や伝播・伝達
が、知性や理解を深めるために、とても
重要です。
さてこのような風の性質を、高度な知性
のレベルで表現していたのが、天秤座
という事ですが、同じ風のエレメント
である双子座はどうでしょう。
双子座といえば、個人の成長の流れの
途上にあるサインであり、知性(知的
好奇心も豊か)とコミュニケーション
(個人の成長の途上で他者を意識する
ようになっている)を示すサインという
事でやはり、風の性質である知性と伝播
伝達の性質を示すものですよね。
やはり双子座のサビアンシンボル
にもそれがよくあらわれています。
まずは風の伝播・伝達である
コミュニケーションについてみますと
双子座5度
「過激な雑誌」
双子座8度
「産業労働者のストライキ」
双子座12度
「生意気に自己主張する少女トプシー」
双子座14度
「テレパシーでの会話」
双子座15度
「会話をしている二人のオランダ人の
子供」
双子座16度
「熱弁する婦人参政運動家」
双子座18度
「中国語を話す二人の中国人」
双子座21度
「労働者のデモ」
まさに伝播・伝達の風の性質を示す
双子座をよく、サビアンシンボルが
表現してくれていますよね。
(双子座5度の過激な雑誌はマス・
コミュニケーションという意味になり
ます)
伝播・伝達としてのコミュニケーション
という意味での双子座に、それを示す
サビアンシンボルがこれだけ集中
しているのは、とても神秘的な配置に
なっています。
とても360枚全て裏向けてシャッフル
して、イメージしていったものとは思わ
れないですね。サビアンシンボルの
エリス女史のチャネリングがいかに
高度であったかを物語っていると
思います。
また風の性質である知性や深いレベルでの
知識・理解については、どうでしょう。
双子座6度
「油田の掘削」
(知識を深く掘り下げるという
意味)
双子座7度
「古風な井戸」
(普遍的な知識という意味)
双子座13度
「ピアノを目の前にした偉大な
音楽家」
(高いレベルでの感性の表現)
双子座17度
「知力の頭に溶けていった健康の頭」
双子座19度
「大きな古典書物」
双子座23度
「木の高いところにある巣の中の
三羽の雛」
(高い木が知性の高さを示していて
雛は学習するという意味)
双子座25度
「パームの枝を刈る男性」
(思考の編集や知識の構築などを
暗示しています。)
このように知性や知識の探究という意味
の風の性質も、双子座のサビアンシンボル
がよく表現しているという事ですね。
天秤座が高度な知性、また意識の到達点
というイメージなのに対して、個人の
成長段階であるこの双子座は学習の
イメージがより強いような気がします。
』
さてこのような知性と伝達という風の
性質を持つ双子座にあって、その意味
通りの双子座14度の
「テレパシーの会話」は情報伝達の会話
の手段としては最も高度なレベルに
なります。
日本人だけでなく古来からの人類は
このような能力が現代人より長けていた
と考えられますが、今回のこの
サビアンシンボルにつながる
アスペクトのシンボルを見ていく事に
よって、このような能力の取り戻し方
または引き出し方を学べると思って
います。
まずは同質で対称の意味となる事の
多い180度のアスペクト
(オポジション)にあたるのが
射手座14度
「ピラミッドとスフィンクス」
です。
古代の人類の建造物にしては、あまりにも
高度な技術が使用されている事が
明らかになっているピラミッドや
スフィンクスですが、
ピラミッドはその構造から、宇宙
との交信を目的に造られたとする説も
あり、なんと火星にもエジプトの三大
ピラミッドと同じように三つの
ピラミッドが配置されているのが、
発見されたりしています。
またエジプトの三大ピラミッドの
配置と大きさは、12000年前の
オリオン座の星座・配置と合致している
らしいです。
デービッド・アイクによると、土星ー月
のマトリックスシステムを創造した
生命体は、オリオン座由来の存在だとも
言ってます。
そうなるとピラミッドは、オリオン座との
遠隔交信のための建造物という意味に
なりますが、テクノロジーによる
遠隔交信という意味でこの射手座14度
「ピラミッドとスフィンクス」を捉える
なら、対称の双子座14度のテレパシー
の会話も同じく、遠隔交信という事で
同質であり、そしてそれが人間どうし
でという事と、テクノロジーでという事
で、対称的ともいえますね。
それだけでなく、別の観方もあります。
この射手座14度のピラミッドと
スフィンクスが、古代からのメッセージ
と捉えると、今度は時空を超えての
交信という事になり、同じく時空を
超えるレベルでのテレパシーの会話の
双子座14度とつながってくるという
事です。
さて双子座14度の相殺エネルギー
としての90度のスクエアのアスペクト
にあたるのが、
乙女座14度
「家系図」
魚座14度
「キツネ皮をまとった女性」
です。
まず乙女座14度
「家系図」について
これは血のつながりのあるものどうし
という人間関係を示すものですが、
これは遺伝的なつながりという意味
では、物質的なつながりという事に
なり、双子座14度のテレパシーが
会話が通じるような心のつながりとは
違うという事になります。
ただ家族で心のつながりができている
ケースも当然多いので、相殺エネルギー
としては、弱い感じがしますね。
もちろん遺産相続問題で、骨肉の争い
というようなときには、相殺エネルギー
としてピッタリという事にもなりますが。
もう一つの相殺エネルギー90度の
魚座14度
「キツネ皮をまとった女性」
について
こちらは、まさに相殺エネルギーである
事がわかりやすいですね。
このキツネ皮のキツネというのは人を
化かす、欺く象徴としての存在であり
この女性は自分を守るために心を閉ざし
他人に心を読ませないようにして、
偽りの自分で対応しようとしている
というシンボルです。
当然人と以心伝心で心を通じ合わす
というのとは真逆のエネルギーという事
になります。
これが双子座14度のテレパシーでの
会話が心を通じ合わす事で成立するのとは
真逆の相殺エネルギーであるのは、非常に
的確だといえると思います。
この双子座14度と次元移行の意味で
つながる五角形の一角クインタイル72度
にあたるのが
獅子座26度
「虹」
牡羊座2度
「グループを楽しませている
コメディアン」
これらは双子座14度が人どうしでの
つながりを暗示するものである
という事で、「つながり」がテーマ
となっているシンボルです。
まず獅子座26度
「虹」
について
歴史的な占星術家であるディーン
ルディアの解釈によりますと
「虹は神と人との契約の印だといわれて
いて、霊的根源的な目的と、個人の生活
が、虹というリンクでつながれている
ことを暗示している」
“出典:神秘のサビアン占星術
松村 潔著
Gakken刊”
こちらもは霊的な目的と個人の生活の
つながりを示すものとしての虹という
解釈がされています。
霊的な意味でのコミュニケーション
という意味で、虹はテレパシーの会話
に通じますね。
もっといえば、虹が美しいというような
レベルでの共感なども、人とのつながり
に通じるものなので、テレパシーとは
別次元としての人同士のつながりを示す
という事にもなります。
牡羊座2度
「グループを楽しませている
コメディアン」
について
これは、笑いという共感で人とつながる
という意味で、テレパシーでの会話に
通じる人との良い意味での
つながりを暗示しています。
この双子座14度と調和なつながりを
示す9角形の一角40度の
ノーパイルのアスペクトにあたるのが、
牡牛座4度
「虹のたもとの金の壺」
蟹座24度
「南から射し込む太陽に照らされた
ところにいる女性と二人の男性」
です。
牡牛座4度
「虹のふもとの金の壺」
について、
双子座14度とクインタイルで
つながるシンボルに「虹」
そしてノーバイルでつながる
シンボルにも虹というのは、
とてもできすぎなつながりですね。
やはり霊的なコミュニケーション
としての虹の意味があるのでしょう。
そして金の壺は、豊かさを示す暗示
なので、人と心を通じ合わせる事が
幸運への鍵という事につながる
暗示という事です。
ちなみに虹が霊的な暗示だという
証拠を示すかのように、この牡牛座
4度の同質の対称180度が
蠍座4度「火のともったろうそくを
運ぶ若者」です。これは宗教的儀式
や葬式のどちらでもかまいませんが、
ろうそくの火は、魂の宿る
場所としての暗示である事から、
対称のシンボルにある牡牛座4度の
虹も霊的な暗示である事の裏付けにも
なっているのです。
蟹座24度
「南から射し込む太陽に照らされた
ところにいる女性と二人の男性」
について
これは双子座14度のテレパシー
の会話が、2人の対話をイメージ
しているのに対して、こちらは
3人で、しかも男女の三角関係を
示すような状況です。
これはバランスを取るために、
単なる対話以上の感覚が必要で
高度なレベルでのつながりが
試されている状況です。
これもまたテレパシーよりも高度な
能力が要求されるという事で
双子座14度とつながっている
といえます。
「固定化」を示す六角形の一角を
示すセクスタイル(60度)の
アスペクトにあたるのが
獅子座14度
「表現の機会を待つ人間の魂」
牡羊座14度
「男性と女性の間でとぐろを
巻く蛇」
獅子座14度
「表現の機会を待つ人間の魂」
について
固定化というのは、同様の意味を
強化するという事でもありますが
双子座14度のテレパシーでの会話と
この獅子座14度の「魂の表現の機会」
は通じるものがあるのは、理解
できますよね。
テレパシーとは、魂レベルまた
霊的レベルでの交信とも捉える事が
できるからです。
つまり強化しあえるという意味での
セクスタイルのアスペクトで
この二つのシンボルがつながる
のは納得できるという事になります。
牡羊座14度
「男性と女性の間でとぐろを
巻く蛇」
について
シンボルの解説より
「蛇は、キリスト教では悪魔の象徴とされ
ていて、このイメージの絵の物語では
イブを騙して罪のリンゴを食べさせる
のです。蛇を神として崇める東洋の
信仰もありますが、この絵が示すもの
としては悪魔の象徴としての蛇という
事になります。日本も白蛇信仰や、
その類いの龍の信仰などがありますが、
私は、蛇は邪悪なものや危険なものへの
誘惑の象徴として捉えています。
つまりこれは、潜在意識に邪心や危険な
誘惑などが侵入しようとしていると
いう事です。」
これがテレパシーの会話とどうつながる
かというわけですが、潜在意識に
飛び込んでくる邪心や誘惑も
ある意味テレパシーのささやきとも
言えるので、ネガティブな意味では
ありますが、通じるものがありますね。
これがテレパシーの会話のシンボルの
強化というには少し意味はずれる感じ
ですが。
また双子座14度は、ドデカメモリー
では蠍座にあたり、蠍座は魂レベル
での自己意識を意味しているので
テレパシーの会話の能力も引き出せる
という事になります。
蠍座についての解説はこちらの記事
になります。
今回もまた双子座14度とアスペクト
でつながる、さまざまなシンボルが
意味を読み取るのに大きく役立ち
ましたし、またアスペクトでしっかりと
意味がつながって、サビアンシンボルが
有機的につながっている事もまた
証明されたというわけです。
ではまた(^^)/