今回のテーマは、私たちの
日常の感覚(プログラムされた
五感で捉えるボディマインド)で
経験している三次元の物質世界は
、本来の生命が経験するべき
絶対調和の世界の反転宇宙だと
いう事についてです。
まず私たちは、自分自身を静止
した存在として、まわりの世界を
観察しています。
もちろん公式の科学もそうした視点
から世界を宇宙を捉えています。
しかしそれこそが大きな間違い
だったのです。
私たちは、真実の自分の姿を知る
ためには、私たち自身がエネルギー体
そのものである事をまず自覚して
いなければならなかったのです。
これまで記事で説明してきました
ように、宇宙は全てフラクタルの
トーラスエネルギーであり、調和の
球を裏返し続けているような形態
である事を説明してきました。
まずその反転された宇宙の全体像を
イメージしたのがこちらの画像です。
“出典:「宇宙論の超トリック
暗黒物質の正体」
コンノケンイチ著
ヒカルランド刊”
そして反転された宇宙は、それ自身が
エーテル流(真空状態のプラズマ
エネルギー循環)となっていて、
それ自身を含めて、全てが同質の
形状(フラクタル)のトーラスの
形態を取っているという事なのです。
“出典:「https://consciousquantum.com/torus/」”
画像にあるように木などは、
宇宙および地球のプラズマ
(エーテル)エネルギー循環を
そのまま体現しているので、
生命種として長命であるという
事なのです。
同様にリンゴやみかんなど木の実
も同様のエネルギーを体現して
いるので、栄養素として非常に
レベルが高いというわけです。
数十万年前までの黄金時代では、
人類は果物だけを食していた
という事も、納得できる裏付け
でしょう。
ただし、数十万年前に劣化させ
られた我々の身体プログラムでは
果物だけで、生きるというのは
対応できるように再プログラム
する前に健康を損ねる方の方が
多いかも知れませんので危険
です。
とにかく私たちは、自分自身が
トーラス状のエーテル流に
同化しているという自覚を
持たないまま、世界を観察
しているので、宇宙自体が自分自身
に内包されているという真実を
見抜けないでいるという事なのです。
つまり全てが逆転・裏がえしの宇宙
とは、トーラスのエネルギー流と
同じ形状であり、それが宇宙の正確な
観測により裏付けられているという事が
この同化の自覚によってもわかる
という事なのです。
その逆転裏返しの宇宙については、
二つの記事で説明しています。
常識とされているビッグバン理論は
とうの昔に破綻していた!
反証の数々の総まとめ
私たちが学校で教えられてきた、
ビッグバン宇宙論はすでに
間違いだった証拠が、いくらでも
あるのですでに破綻しています。
なので、専門家と称する人達が
ビッグバン理論を前提にして
説明していたら、公式の科学界を
信奉している盲目の偽科学者だと
思って間違いないでしょう。
そして公式の科学でさえ、認めている
大事な真実が、「宇宙はどこから
観測したとしても、そこが宇宙の
中心であるように観測される」
という事です。
ビッグバン理論が正しいなら、私たち
自身がビッグバンの中心となります
が、それだけならまだしもあらゆる
他人も、他の惑星も、他の銀河も
全部ビッグバンの中心という事に
なりますので、もはや矛盾だらけの
状態になります。
ところがビッグバンはすでに破綻
しているので、そんな心配は
ありません。単に学校で教えられて
いる数々の偽の科学的真実の一つが
明らかになっただけの事です。
そこで視点の転換をするだけで
「宇宙はどこから
観測したとしても、そこが宇宙の
中心であるように観測される」事が
天体観測結果と矛盾される事なく
説明できるのが、コンノケンイチ氏の
提唱している反転宇宙なのです。
その事は、こちらの記事で説明して
います。
偽物だったビッグバン宇宙観に変わる
真の宇宙モデルはまさかの反転宇宙
だった!
なぜビッグバン理論が、破綻した
のかわかりやすく説明されています。
遠くの天体ほど赤方偏移が強くなって
いる事から、天体が遠ざかっている
証拠と判断されて、宇宙膨張説が
生まれて、ビッグバン宇宙モデルが
あくまで仮説として誕生し、まるで
唯一無二の真実であるかのように
流布されてきましたが、
その赤方偏移が、光の屈折率を示す
ものであるという観点で捉えると
観測する時点がどこであっても
常に宇宙の中心であるという事を
矛盾する事なく説明できるという
真実が、コンノケンイチ氏によって
暴かれる事になったのです。
全ての方向に光が同様に屈折する
という事は、我々の宇宙空間は、
極大の状態で反転し、観測地点に
もどってくるという事になり、
宇宙空間は、全ての地点で文字通り
中心となるわけです。
それが逆転・裏返しの宇宙という
我々の宇宙の真の姿であるという
事なのです。
つまり観測者自身がどこにいても
そこが宇宙の中心になるという
公式の科学の認識がこれで
説明できるというわけです。
となると私たち自身も宇宙の中心で
あり、むしろ宇宙全体自身でも
ある事になります。
そして先ほど説明しましたように
宇宙の全ての基本エネルギー形態が
トーラスであるので、宇宙全体
もトーラスであり、よって私たち
自身もトーラスであり、それに
同化しているという事なのです。
トーラスは、絶対調和の球を反転
・裏返し続けている形態なので、
まさに反転宇宙モデルそのものを
体現しているわけなのです。
さて私たちがトーラスのエネルギー
そのものであれば、私たち自身も
逆転して循環し続けているわけです。
それが、生きている間の私たちの空間
認識となっていますが、このトーラスの
波動循環は、肉体のボディマインドに
囚われた状態から解放されれば
その逆転したエネルギーからも解放
されるので、空間の変容が起こる
わけです。
臨死共有体験という、死にゆく人の
付き添い人の体験は、健常な人の
臨死体験であるが故に、余計に
信頼性が高いとされていますが、
空間の変容についても、数多く
報告があります。
その事はこちらの記事で紹介してます。
あんみんとなおみんのイラストが
見れなくなっていますが(^▽^;)
臨死体験で空間が歪むのは、
本来の認識に回帰するためだった!
記事より
あまりに狭い範囲の視覚領域
しか捉える事ができない
私たちの空間認識を紹介した
事に続いて
『
これだけ特殊な我々の肉体の視覚が、
肉体を離れる人にとってはもはや不要に
なるため、別の見方で世界を見るように
なります。臨死体験者の証言にも共通して
いるのが、360度の範囲が自在に見れて、
肉体のあるときには、見えなかったものま
で見えるようになるということなのです。
そして臨死共有体験をする人は、そんな
臨終の間際の人が新しい視覚また感覚を
獲得するのに同調して、五感を超えた感覚を
一時的に獲得するため、「空間が変容」
するという感覚を味わうことになるの
です。
さてこの臨死共有体験者の「空間の変容」
に対しての証言をまたレイモンド・
ムーディー氏の著書から引用させて
いただきます。
“たとえば、兄の臨終の床に付き添っていた
ある女性は、自分のいた四角い部屋が、
まるで「別の形に変容した」ように見えた
という。
数学の教師をしているある男性も、「まるで
部屋が崩落と膨張を同時になしたように見え
ました。あたかも代替の幾何形態を目撃した
ような感じでした。」と語る。
多くの人にとって、この空間の変容は、
単に部屋が形を変えて見えることである。
しかし一方、単に形を変えただけでなく、
「別次元」の扉が開くのが見えたという人も
いる。
この「別次元」という言葉は、他にも
様々な言葉で言い表されている。ある人々は
部屋に「時間のない世界」への扉が開いた、
という表現を使う。ある女性は、「霊たち
のほうからは私たちを見ることができるが、
こちらからは彼らを見ることができない。」
ような状況を感じたともいう。
別の女性は、
「部屋はディズニーランドのように見えま
した。つまり、表に見えている様々なもの
は、実は裏方がしているものだということ
です。私たちが見ているのは表面にすぎず
その下でなされている事柄が出てきたものに
すぎません。」
と語っている。もしこれらの表現をまとめる
とすれば、どう言ったらいいだろう。
たとえば、「死の際にある種の出入り口が
ポンと開き、より高き異次元の世界へ導く」
と言ったらいいだろうか。
これはじつは、ノースカロライナの病院で、
うっ血性心不全で死につつあつた兄との
臨死共有体験をした、ナンシーという女性に
よる表現だ。
「兄がまだどれほど生きられるかは、
わかりませんでしたので、私は決心して、
兄のベッドの横に座って付き添うことに
しました。
一日ほど経ったのち、兄の息は不安定に
なり、やがて止まりました。
私が兄の手を握っていると、看護師が
入ってきてベッド際に立ちました。
兄は生前、「蘇生術を施さないでほしい」
という覚え書きを出していましたが、
看護師は兄の臨終が安らかなものだった
かどうかを、知りたかったようです。
突然、私は部屋が形を変えたと感じ
ました。あたかも空気で満ちて膨張した
かのような感じでした。
すると、私自身が肉体から離れて、空中
で兄と一緒にいるではありませんか!
私たちは文字通り、部屋の中を自由に
飛び回れる霊となっていました。
そののち私は自分の肉体に戻りま
した。そして普段持っている五感の感覚
が戻ったのです。
部屋を飛び回っているとき、私は下の
ほうに、兄の体の横に座っている自分
を見ました。
空中を飛び回る私のとなりには、肉体を
抜け出た兄の姿がありました。
私が自分の体に戻ったとき、部屋も元
の形に戻りました。何もかも元に戻った
のです。」”
“出典:「臨死共有体験」レイモンド
・ムーディ/ポールペリー共著
堀天作訳 ヒカルランド刊”
』
要するに、臨死体験者の感覚は、
そばで付き添っていた人とも
エネルギー的に共有されるため、
空間の変容も体験できたという事
です。
もちろん臨死体験者自身も
空間の変容を体験していると
いう報告は数多くありますが、
船瀬氏の著書「幽体離脱」にも
その事例がありました。
『
一五歳のとき、交通事故に遭う。
通学途中、横断歩道でバイクに
激突された。背骨、骨盤まで打撃で、
覚えているのは強い衝撃。坂道の
横断歩道。
トラックの陰からバイクが飛び出す。
横断中の私は跳ね飛ばされた。
オートバイのドライバーも急ブレーキを
かけ激しくスピン。
生垣に激突。私は電車の軌道に
叩きつけられた。
そのとき不思議なことが起きたのです。
クンダリーニ(尾骶骨)のチャクラから
トルネードのような熱エネルギーが
湧き起こった。・・・・なんの感情もない。
無音で本当に静かです。
高いところから事故の現場を見下ろして
ました。すべてがゆっくり、ゆっくり
スローモーションで動いています。
悲しみも、苦しみもない。じっと
上から見ているのです。
靴や鞄の中身が、ゆっくりコマ落としで
飛んでいく。とっても静か・・・。
フッと見ると、セーラー服の女の子が
電車の軌道の横に倒れている。
単車は木っ端みじん。
意識は向けたところにズーム・イン。
高一になったばかり。セーラー服が
ぎざぎざに破れている。下着まで
破れていた。少し恥ずかしい・・・。
・・・と、身体に引き戻された。
「痛い!痛い」。思わず、声を
上げていた。友達がタクシーに
運んでくれた。幸い大怪我はなく、
自宅に戻って来られた。
アレはいったい何だったのか?
すべてが球体で見える。球体の
真ん中から360度、見える
感覚です。』
“
出典:「幽体離脱」
船瀬俊介 著
ビジネス社刊”
臨死体験の典型的な感覚、つまり
時間感覚の変容、上から見下ろす
体外離脱体験などは、よく報告
されていますが、最後の
「すべてが球体で見える。球体の
真ん中から360度、見える
感覚です。」
という感覚は、まさに反転宇宙から
解放された視点といえるのでは
ないでしょうか?
反転宇宙を裏付ける事例は、
臨死体験だけに留まりません。
地球最大のボルテックスポイント
であり、時空の穴とも推測される
北極から地球内部に入り込んだ
と言われている有名な逸話を
いくつか紹介したのがこちらの
記事ですが、そのうちの一つの
逸話に内部の地球が、地上世界を
反転させたような世界として
紹介されているものがありました。
北極と南極がまさかの時空のゲートだった
!?鍵はやはりプラズマか?
記事より
『
引用させていただいた同書には、
ヤンセン親子とほぼ同様の体験をした
アルド・ステンセンと友人のイバン・
バイゼの話が紹介されていて、地球の
内部が空洞で、地球の内側の内壁に
陸地がへばりついているような世界に
1年間ほど滞在したということです。
これではまるでガンダムに出てくる
スペースコロニーの世界のようです
ね。しかしこちらは円筒形のコロニー
ではなく、全周が球の状態のようですが、
“参考文献:「亜空間の謎と地球空洞論」
飛鳥昭雄・三神たける 著 学研刊”
』
北極が地球内部への入り口というより
バミューダトライアングルのような
時空の次元を超えるためのゲートと
考えられるという事は、こちらの
記事で紹介しています。
時空のゲートでもあった地球最大の
12のパワースポットとは?
記事より
要点は、地球には無数のエネルギー
スポットがあり、それらは一様に
電磁界異常を引き起こし、時空の
ゲート的な役割を果たしますが、
中でも最大級のものが、地球の
12カ所の位置に等間隔としてあり、
バミューダトライアングルや北極
南極も、それにあたるというわけ
です。
『実は地球には、人体の経絡(ツボ)と同じ
ように、レイラインと呼ばれるエネルギー
の通り道があり、またそのエネルギーが
集中するスポット(パワースポットの事)
が、人体のツボのように、世界中にあり
ます。実は宇宙に存在するものは、スパイ
ラルやトーラスのところでも説明したよう
にみな一様に同じエネルギー形態をして
いるので、人体と地球のエネルギーも
よく似ているのです。
そして地球には、最大のエネルギー
スポットがあります。
それが北極と南極です。我々が北極圏に
近い北欧の国で、オーロラを見ることが
できるのも、その極のプラズマパワーを
受けた現象だからなのです。
オーロラとはプラズマ現象です。
そしてイヴァン・T・サンダーソンという
人物が、世界中で船や航空機が消える
地球上全てのポイントを割り出し、図表化
したのですが、彼が導きだしのは、北極
南極を除いた、10カ所のボルテックス
ポイント(エネルギースポット、エネルギー
グリッドともいいます)ですが、それら
と北極・南極を含めた12カ所のポイント
は、全て等距離にあるというのです。
』
つまり時空のゲートとしての北極から
入り込んだ上記のアルド・ステンセンと
友人のイバン・バイゼの話の反転地球は
、本来の地球の姿だという見方もできる
という事です。
本来の世界は、しかし、無限のパラレル
ワールドの存在からして無数の種類が
あると考えられます。
とにかく私たちのいる三次元物質世界
は、本来の宇宙の反転された世界だと
いう事が、臨死体験や地球の裏側体験
からも、推測できるという事なの
です。
仏教の中心経典ともいえる、般若心経
にも、その逆転宇宙のコンセプトは
示唆されています。
その事はこちらの記事で説明しています。
仏教は五感が囚われている逆転した現実世界
(宇宙)を見抜いていた
記事より
『
「遠離一切顛倒夢想」
(おんりいっさいてんどうむそう)
は逆転・裏返しになった宇宙(宇宙)を
語っている。宇宙は量子物理学のいう
「非局所性の原理」に基づいて、
すべてが一体で、ビッグバンでいう
宇宙の赤方偏移、重力の正体、宇宙構造
は私たちが考えているようなもの
ではない。
それらすべては「遠離一切顛倒夢想」
(逆転・裏返し)した夢のごときもの
と教えているのである。~
~当時は、地球が丸いことはもちろん、
宇宙の銀河のことなど何もわから
なかった。にもかかわらず仏教
そして空海は、現代の理論科学を
超えた宇宙の真理を見抜いていた。』
“出典:「量子力学・日月神示・般若心経・
王仁三郎の超結論」
コンノケンイチ著
徳間書店”
』
またこのコンセプトは、当時すでに
支配層血族の息の支配化にあった
ローマカトリック教会に弾圧され
歴史から抹消されていた古代の
知的集団グノーシス派が、提唱
していた宇宙観によるものでも
あります。
その事は
歴史から消されていたグノーシスが
語っていた真実「現実は鏡の世界」
記事より
『
カタリ派は、中世ヨーロッパの
キリスト教の一宗派でしたが、
「輪廻転生」など、キリスト教の
教えに反する事を広めたとして、
弾圧というか、大虐殺されたと
いう話を前回ご紹介しました。
カタリ派は、現在の物質界を創造した
のが、ルシファーという堕天使で、
天から追放された後は「サタン」と
呼ばれるようになったという事を
説いていました。
当然このこともキリスト教の教えに
反する事なので、弾圧の理由の一つ
にもなったというのですが、彼らは
そのようなルシファーが創った
「物質界」は悪だといいます。
実は、これと同じような事を説いて
いる、カタリ派の源流ともいえる
古代の知的集団が、グノーシス派と
呼ばれるものなのです。
当然当時のキリスト教会に弾圧
されました。
そして長らくその知識は歴史にうずもれた
ままだったのですが、
1945年にエジプトのナグ・ハマディ
という村で、初期のキリスト教の写本が
みつかり、そこにグノーシス主義の
思想が、多く記されていた事により、
明るみに出る事になったのです。
そもそもローマ皇帝により、キリスト教を
国教とする過程で、それまでの知識を
記した本や文書が大量に破棄され燃やされ
てしまい、さらにキリスト教自体も都合
良く編纂されてしまったのです。
その時にわずかに難を逃れた文書があった
という事です。
つまりこのナグ・ハマディのキリスト教の
写本は、キリスト教が編纂される以前の文書
だという事です。
つまりこの写本から、古代の知識を得る
チャンスが生まれ、多くの研究家によって
知られるところとなったという事です。
そしてそこに書かれていたのが、
グノーシスの教えだったという事なの
です。
さてそのグノーシスの教えとはどんな
ものなのか、説明しておられるサイトから
引用させていただきます。
「」内が引用です。
「グノーシス(gnosis)という言葉は、
もともと古代ギリシア語で「知識」や
「認識」のことを意味する言葉であり、
より具体的には、人間が宇宙全体を
俯瞰してその仕組みを理解すると同時に、
自分自身の心の内を深く内観することに
よって得られる神秘的な知識としての
真理のことを意味する言葉ということ
になります。
グノーシス主義では、ミクロコスモス
(小宇宙)である人間は、根源的には
肉体と精神という二つの側面に分裂した
存在として捉えられ、
肉体がもたらす欲望が人間を悪しき道へ
と引き込む悪しき存在であるのに対して、
精神における知性の働きは人間を正しき道
へと引き戻して真理へと導く善き存在
であると捉えられることになります。
それと同様に、
マクロコスモスである宇宙についても、
それは物質的存在から成る悪しき宇宙と、
神的で精神的な存在から成る善き宇宙
という二つのあり方に根源的に分裂した
存在として捉えられることになります。
そして、グノーシス主義においては、
物質的存在から成る悪しき宇宙とその内
にある悪しき肉体から離れ、自分自身の
心の内にある人間の魂の神的な本性を
自覚することによって魂の救済が
得られると考えられることになるの
ですが、こうした自分自身の魂と宇宙全体
の真理に関する神秘的な認識のあり方こそ
が、グノーシス主義におけるグノーシスと
いう言葉が持つ具体的な意味の内実である
と考えられることになるのです。
・・・
以上のように、
グノーシス主義におけるグノーシスと
いう言葉は、もともと古代ギリシア語に
おいて「知識」や「認識」のことを意味
する言葉であり、
それはより具体的には、自分自身の魂と
宇宙全体の真理を探究することによって
得られる神秘的な認識のあり方のことを
意味する言葉であると考えられることに
なります。」
“出典:
「TATANの雑学と哲学の小部屋」様”
このことから、私たちの五感で捉える
物質宇宙は悪であり、肉体の欲望が人々を
悪へと導くという事をいっているわけです。
まあ肉体的な欲望全てを悪だというのは、
私の見解とは違います。それは単なる
肉体的プログラムで、それをコントロール
する心さえあれば、人生の経験として
尊重して良いと思いますが、ここで
注目していただきたいのは、その肉体的
欲求も物質宇宙も同じく、悪のような存在
ルシファーまたはサタンによってつくられた
という事を、前回ご紹介したカタリ派が
説いていたという事です。
そして実は、グノーシス派も同じような事を
説いていたのです。
このことはデービッドアイク氏の著書
「PERCEPTION
DECEPTION」
と「PHANTOM SELF」
に詳しく書かれていましたので、それを
訳した内容をご紹介します。
グノーシスでは、物質宇宙とその外側の
境界には、土星があり、その向こうに
悪の象徴があると説いています。
単に当時土星が最も遠い天体として認知
されていたからというだけにも思われる
かも知れませんが、土星の内側の領域が
コントロールされているという事は
真理をついていると思えます。
またこの物質宇宙をつくったのが
アルコン(Arcon)という存在で
我々の支配者だという事なのです。
しかもこのアルコンの綴り「arch」
なのですが、英語の支配者に関する
単語に多く使われているのです!
列記しますと。
monarch 君主
hierarchy 王制
archfiend 大悪魔
archbishop 大司教
archangel 大天使
このように英語の支配者や悪魔などを
示す単語に「arch」の綴りが
使われているのは偶然ではなく、古代
ではこのアルコンというのは、支配者を
示している言葉だという事が広く
知られていたという事なのでしょう。
第一のアルコンは特にデミウルゴスと
呼ばれて、正確にいうとこの存在が
物質宇宙を創ったという事です。
つまりカタリ派のいう「サタン」と同じ
ような存在だという事ですね。
アルコン(デミウルゴス)は、この世界
を一から創ったのではなく、本来の宇宙
をコピーして創った粗悪なコピーだ
という事です。
(ここはとても重要で、私たちが肉体を
離れた臨死体験で、遭遇する天界は、
私たちの世界とよく似ているけど
まるで天国のように祝福された場所
だというように証言されてますが、
まさにこれが本来の宇宙だという事
であれば、つじつまが合うわけですね)
そしてこのアルコンは、人類から恐怖の
エネルギーを吸収するために働く機械的な
存在だという事です。
(つまり彼らが一種のプログラムで、恐怖の
エネルギーを吸収するコンピューター
ウイルスのような存在だという事です)
そして調和のエネルギーは、彼らにとって
マイナスに働きます。
彼らの吸収する恐怖エネルギーというのは、
心配、憂鬱、競争、復習、ストレス、嫌悪
憤慨、争い、矛盾という派生エネルギーに
分かれてもいます。
また恐怖以外のエネルギーとして、死と苦痛
不幸、また愛情のない性的エネルギーなど
があるという事ですが、要するにあらゆる
ネガティブエネルギーを吸収する事で、存在
できるものだという事ですね。
となるとグノーシス派がいうように物質世界
との境界にある土星が、そのような
エネルギーを生みだすプログラムを発信
しているのであれば、またつじつまが合う
という事ですが、まさに土星の占星術的な
エネルギーは、今いったネガティブ
エネルギーそのものなので、これまた
アルコンにより、土星(リンク)から発信
されるプログラムが作成されたという事を
示唆していることになります。
また太古からの神(偽の神アルコンの事)
へのいけにえは、真の恐怖のエネルギー
の供給として最も適しているという事
ですが、まさに太古の神がアルコンの
ような存在である事を裏付けてくれて
いますよね。
神様がいけにえを欲しがるなんて、どう
考えてもおかしいですからね、まさに
偽の神であるアルコンであれば、納得が
いきます。
バベルの塔以来、言葉は人間を分断させる
ために神がつくったとされていますが、
まさにその神はアルコンの事だといえます。
LIVE(生命・肉体)は逆から綴ると
EVIL(邪悪、不幸)となりますが、
これはアナグラムといって、綴り順を
変えた言葉に、意味を隠すという太古から
支配者が好んで使った技法になります。
(もちろんこれはアルコンが、そう意図
したという事で、生命自体が不幸と
いう意味ではありません。しかし、
真実の月編の
月のエネルギーの真実
その1我々の身体について)という
記事でもご説明したように、私たちの
肉体が、全て理に適っているとするには、
あまりにも不自然であるという事も
明らかです。しかも
進化論の破綻と月とのつながり改や
世界の学校教育で「進化論」排除の動き
進化論があり得ない理由
という記事でご説明したように、私たちの
肉体が自然にできあがったものではなく、
意図的にプログラムされたという事で
あれば、なおさらこのアルコンとの
つながりを意識せざるを得ないという
事なのです。)
つまり我々生命体も、彼らのプログラムに
よって操作されてできているという事が
考えられるわけです。
ただからくりさえ知れば私たちは、即
自由になれるのです。
デミウルゴスもその下のアルコンも
「ゆがみ」という性質そのものらしくて
「調和」または「愛」が対極にある
という事です。
つまり彼らは「調和」のエネルギーから
離れる事によってのみ存在できるもの
であって、私たちが調和や愛を意識の
中心におけば、彼らは近づく事もできない
という事なのです。
つまりLIVE(生命)を真に自分たちの
ものにできるという事ですね。
』
今回大事なのは、アルコン(デミウルゴス)
は、この世界を一から創ったのではなく、
本来の宇宙をコピーして創った粗悪な
偽宇宙だという事です。
コピーなので本来の調和の世界を反転
させた世界という事になります。
これでもかというほど、私たちの
三次元物質世界は、本来の世界の
反転・逆転・裏返しの世界だと
いう理由を取り上げてきましたが、
最後にもう一つわかりやすい事例を
取り上げておきます。
サイコマンティウムという霊を
呼び出す技法がありますが、鏡を
用いたり、水晶玉を用いたり
します。
それらは、まさに反転した世界を
映し出すので、我々のボディマインド
の中心である視覚に、逆転した
世界を見せる事になり、そして
それが、本来の領域に存在する霊
などを観る事を可能にするのでは
ないかと考えられるというわけです。
水晶玉は特に、逆転裏返しの世界を
映し出しますが、占い師が水晶玉を
前に置いて、お告げをするシーンが
茶化されて、アニメや映画に使用
されたりするのも、本来それが
私たちの見えない領域を映す鏡でも
あり、効果がある理由を知られ
たくないからだという事が、見えて
きませんか?
大衆を真理から遠ざけたい支配層は
アニメや映画の制作側に大きな
影響を及ぼす事ができるので、
大衆真理から遠ざけるために、
あらゆる意図的な工作を仕掛けて
きますからね。
とにかく私たちは、逆転・裏返しの
世界に存在しているという事をヒントに
ボディマインドの錯覚から解放されて
制限された時空から解放されるように
なれば、支配層のアジェンダも頓挫
するしかないので、そういう意識の
変革は大事だと思います。
もう一つ大事な事を付け加えておきますと
彼らの仕掛けた、ボディマインドの反転
トラップの知覚では、私たちはちっぽで
無力な小さな存在でしかないものと認識
されますが、今回説明したように
反転宇宙が真実なら、本物の現実世界では
私たちは、宇宙の全体で、しかもそれぞれが
宇宙の中心なのだから、我々の意識一つで
無限のパラレルワールドの一つを選択
可能だという事です。
まあわかりやすくいえば、ネガティブな
世界のイメージに取り込まれ、自分も
含めて、みんな残虐な奴に支配され
不幸な管理社会に囚われるとイメージ
する人の宇宙では、ポジティブな私も
そういう社会に取り込まれる事に
なるパラレルワールドが実現してしまって
いるけれど
私のイメージする世界では、そんなネガティブ
な人も、結局心ある人々とともに救われる
パラレルワールドが実現するという事
になります。
わかりますかーー?
またゆっくり説明しますね。
ではまた(^^)/