現実自体を変えられるというイメージで会話した二人が、実際にそのような場面に遭遇する!


この記事は、
現実自体を変えられる驚異の超常能力!
驚きの世界を現出させた奇跡の
少女の実例

という記事の続編です。
まだお読みになっていない方は、
今日再投稿しましたその記事を
ご覧になってから、この記事をお読み
くださいね。

前回の現実自体を変えられる能力
という記事は、私たちが日々確実に
機能していると思い込んでいる
現実感覚がどれほど確かなものか
考えさせられる実例でした。
実際に私たちは、目の前にある
ものが、絶対的な現実であるといい
切れるのか?これまでご紹介した
超常現象や臨死体験事例などは、
私たちが、現実のほんの一部しか
捉えていない事を示唆してくれる
ものでした。
その私たちの現実感覚をまたしても
揺るがす事例をご紹介しましょう。
幼少の頃からポルターガイストなど
の神秘体験とともに育った、
マイケル・タルボット氏の著書から
引用させていただきます。
これは先日の記事でご紹介した
森を出現させる少女の実例の
あとに続いた部分です。

「一九七五年、ミシガン州立大学の
四年生だったとき、私もこれと同様の
、現実感を根底から揺るがすような
深遠な体験をしたことかある。
そのときわたしは、ある教授と
レストランで夕食をともにしながら、
カルロス・カスタネダのさまざまな
体験の哲学的な意味について語りあって
いた。特に話題になっていたのは、
『呪術師に成る』(二見書房、一九七四)
の中でカスタネダが述べていたある
出来事だった。
ドン・ファンとカスタネダは、ある精霊
を探し求め、夜の砂漠を行くのだが、
そこでふたりは仔牛のような外見であり
ながら、狼の耳と鳥のくちばしをもった
生き物に遭遇する。その生き物は体を
丸め、断末魔の苦しみにあえいでいるか
のような叫びをあげていた。
 最初はカスタネダも恐怖に駆られるが、
自分の目にしているものはとても現実
ではありえないと自分自身に言い聞かせる
と、彼の視覚は変化し、この死にやく
精霊が、実は地上に落ちた木の枝が風に
震えている姿であることを悟る。
カスタネダは勝ち誇ったようにこの生き物
の真の姿を指摘するのだが、いつものように
この年老いたヤキ・インディアンの
シャーマンはこれを頭ごなしにこきおろす
のだった。カスタネダに対し彼はこう
言った。
この木の枝は、力に満ちていたときには
実際に死にゆく精霊だったが、カスタネダが
その存在に疑いをもった瞬間、それは木の枝
に変容してしまったのだ、と。しかし、
ドン・ファンはこのどちらも現実であること
には変わりがないとも強調する。

教授との話の中で、私は二律背反的な現実が
どちらも現実として存在できるという
ドンファンの主張にはどこか惹かれるものが
あり、この考えによって多くの超常現象が
説明できるような気がしてならないと
言った。
この話をしたすぐ後に私たちはレストランを
出たのだが、晴れわたった夏の夜だった
ので、ちょっと散歩でもしようということに
なった。
話を続けながら、私は前を歩いている数人の
グループに気がついた。耳にしたことのない
外国語で話していて、騒がしく声を上げて
いたので、かなり酔っているように見えた。
また、そのなかの女性のひとりが緑色の傘を
もっていたが、雲ひとつない夜空だったし、
雨が降るとも聞いていなかったので、なにか
変な感じがした。
 私たちは、ぶつからないように歩くペース
を落としたのだが、そうしているうちに、
突然この女性は手にした傘をぶんぶんと
乱暴に振り回しはじめた。傘は空中に巨大な
円を描き、ぐるぐるまわるその先端は、
何度か私たちの鼻先をかすめそうになった。
私たちは、歩く速度をさらに落とした
ものの、このパフォーマンスは私たちの
注意をひくためのものであることが明らか
になってきた。そして、私たちの視線を
自分の行為にしっかりと釘付けにしたこと
がわかると、彼女は両手でこの傘をもち、
頭の上にかざすと、私たちの足もとに
投げつけてきたのである。
 いったいなぜそんなことをするのか
不思議に思いながら、私たちはふたりとも
あっけにとられてその傘を見つめていたが
、次の瞬間、目をみはるようなことが起き
はじめた。
この傘が、まるで消えかかっている
提灯の炎のように「明滅する」としか言い
表しようのない状態になったのだ。
そしてセロハンをくしゃくしゃにしたとき
に出るような、バリバリという音をたて
ながら、目を奪われるような色とりどりの
まばゆい光を発すると、先端が曲がりだし、
色が変化して、灰色がかった茶色の
ふしくれだった棒きれにその姿を変身
させてしまったのである。
私はただ呆然として、しばらくは口も聞け
なかった。教授のほうが先に口を開き、
明らかにショックを受けた静かな声で、
たしかにこれは傘だと思ったのに、と
言った。
何か尋常でないものを見ましたかと
聞くと、彼女(引用注:教授が女性
だという事です。)はうなずいた。
ふたりでそれぞれ何が起きたかを書き
とめてみたが、内容はぴたりと一致
していた。
違いらしい違いと言えば、教授の
ほうは、傘が棒きれに変容したとき、
「ジュージュー」という音がしたと
書いていたことだが、これもセロハン
をくしゃくしゃに丸めるときの音と
そうひどく異なっているとは言え
なかった。~
~教授も私も、傘の不思議な変身に
完璧に目を奪われてしまい、やっと
落ち着きを取り戻して何かたずねよう
としたときには、すでに彼女らの
姿はどこかに消え去っていた。
いったいなぜこのような事件が
起こったのかはわからないが、ただ
ひとつ言えるのは、カスタネダの
同様の体験を私たちが話し合って
いたことと関係があるのは明らか
だという点だけだろう。」

“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
      川瀬 勝 訳
         春秋社刊 ”

これは現実自体を変えられる超常能力 の記事
でご紹介した事例に似た事例を、著者で
あるマイケル・タルボット氏自身が、
体験した事を紹介しているわけですが、
まさに幻覚のようにも見えますが、
本人達にとっては明らかな現実であった
というわけです。
これは催眠効果に似ていなくもないよう
に思われる方もいるかも知れませんが、
私たち自身が、一種の催眠効果で、現実
を捉えているともいえるわけです。
この事は、「五感にもレベルがあります」
シリーズの一連の記事をご覧になれば、
よくわかっていただけると思いますが、
要するに、とてつもなく狭い領域の
五感の感覚が、現実の全てのように錯覚
しているのは、我々自身が催眠状態に
あると言い換えてもかまわないからです。
つまり我々は、感覚のみで現実を把握して
いるので、現実だと感じられたという事
であれば、それもまたれっきとした現実
であるという事なのです。

我々は五感の現実を共有しているから、
やはり確固とした現実感覚を持って
いるのですが、それは、あくまでも狭い
五感の領域の範囲内での事です。
その感覚からして、これはあり得ない
と思えても、この事例もやはり複数の
人間のれっきとした共有感覚なのです。
つまりこのケースを現実だといっても、
共有感覚という意味では、確かなもの
だといえるわけなのです。
つまりわれわれが、前回と今回のような
超常現象的な現実を共有すれば、または
それを感じられるか理解できれば、
やはりれっきとした現実であるという
事になるというわけです。

今回の記事のような事例を見て、私たち
は、現実についてもっと感性を広げて
捉えるようにしなければならないという
事がいえると思います。
というのも、このマイケル・タルボット氏
と教授が、カルロス・カスタネダの幻覚の
ような現実の体験について、語り合って
いた後で、散歩をしている最中に似た
ような現実に直面したという事に大きな
意味があるのです。
しかも、そのマイケル・タルボット氏ら
二人の遭遇したものが、やはり最終的に
似たものに変容してしまったというところ
まで似ているのです。
カスタネダの体験では、化け物のような
姿をしていた獣が、木の枝に変容して
しまったのに対して、タルボット氏の
方は、まばゆい光を発していた傘が、
ふしくれ立つた棒きれに変容したと
いう事ですが、この木の枝とふしくれ
だつた棒きれは、あまりにも酷似して
いますよね。
つまりタルボット氏の会話を聞いている
はずもない通行人が、カスタネダの体験談
と同じ様な現象をしてみせるというのは、
単なるシンクロを越えたつながりがある
事も示しているのだろうという事なの
です。
まるで、高次の存在が、真実を
タルボット氏に教えるために、その
ような現実を創造してみせたようにも
見えるし、またタルボット氏と教授が
共有している大いなる一つの自分が、
カスタネダの体験談に見合う現実を
創りあげたのだという見方もできます。

私たちは、現実についてこのような
あらゆる事例をひもといていく事で、
固定観念や先入観をどんどん取り払って
いくべきなのだろうと思います。

またマイケル・タルボット氏自身、
このような超常現象に会いやすい人物
だという事を説明しておられますが、
それについては、また続きの記事に
書かせていただきます。

ではまた(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

「現実自体を変えられるというイメージで会話した二人が、実際にそのような場面に遭遇する!」への4件のフィードバック

  1. 最近のあんみんさんの記事を幾つか興味を持って読ませてもらってます。
    驚くような物理の話やエピソードは楽しいです。
    ありがとうございます。
    私は物理の法則を勉強してこなかったので
    主流派の見解に疑問も出てこなかったのですが
    あんみんさんの集められた主流派ではない知見がとても面白く役立つような気がしてきました。
    我が子の学校の図書室から借りてきてもらった
    3月に出たばかりの新刊本と比較させてもらいながら読んでます。

    著者 武田 絋樹
    発行 (株)KADOKAWA
    本のタイトル 14歳からの宇宙物理学

    この中で説明されている宇宙にある4つの力とは
    「電磁気力」「強い力」「弱い力」「重力」で
    物質粒子の間に働く「ゲージボソン」と呼ばれる素粒子が媒介して働くとのことで
    「重力」は他の3つに比べて桁違いに小さい力だそうで
    「時空の歪み」に起因する力とも説明されてます。

    あんみんさんの集められた知見によると
    日常生活での様々な物理現象や
    天体同士の引きつける力や軌道にも
    影響を与えているのは
    重力ではなく電磁気エネルギーでしたっけ。

    私の理解がまだ追いついてないようですが
    プラズマエネルギーのトーラス循環や
    電荷というものの働きが
    日常の物理現象に大きな影響を与えている
    という理解が進むと
    イメージし易くなるのでしょうか。

    あと、波動がゼロの状態に近づくと
    高い意識状態になりやすいというのも
    瞑想している人が目指しているのは
    この状態なのかな…と興味を惹かれました。

    アタマで理解するのはとても大変で
    やはり瞑想などで体感するのが
    一番腑に落ちるのかもしれませんね。
    いつもありがとうございます。

    1. シロさん記事を読んでいただいてありがとうございます(*’▽’)
      えーと主流派科学というより、公式の科学ですね。
      残念ながら、私たち庶民には、真実を知らせたくないというのが上の意向なので、
      公式の科学は、根本的な真実に関しては、より真逆に近い知識を
      公認しているという事なのです(^▽^;)
      ニュートンの重力方程式・アインシュタインの相対性理論、進化論、ビッグバン理論、
      これらは、間違っているという証拠だらけなのにも関わらず
      異を唱える科学者の多くは、出世コースから外されたり、またひどい場合は学位はく奪、
      学界や大学、研究機関からの
      追放など、あらゆる迫害を受けてきたわけです。

      その事ははいくつもの記事にまとめています。
      こちらの隠された科学的真実編
      の一連の記事を読んでいただくわかっていただけると思います

      なので、せっかく読まれている本も、公式の科学側の知識なので、真実とは違う内容となっている
      というわけです。
      つまり
      「日常生活での様々な物理現象や
      天体同士の引きつける力や軌道にも
      影響を与えているのは
      重力ではなく電磁気エネルギー」
      というのは正しいですね。

      宇宙にある力は、基本的に電磁気力と、そのベースとなるプラズマエネルギーのみと考えていただいて良い
      と思います。

      その事は
      「プラズマと電気で読み解く
      宇宙と地球の本当のしくみ」
      三浦一則著・ヒカルランド刊
      という本にも書かれています。

      生命エネルギーのプラズマエネルギーも電磁気と考えて差し支えないので、
      日常の生活として役立たせるのは、意外に簡単です。

      水とミネラルが身体に良いのは、電磁気が通電するのに、水とミネラルが
      最適なので、人体もその組成が主体ですが、日常で、浄化された水と天然塩を
      常に摂取していると、やはり健康に良いという事になるわけです。

      また温泉やお風呂に塩を入れるなどして入ると、やはり同様に電磁気エネルギーが
      通電するので身体に良いという事ですね。

      波動ゼロの状態に近づくと、本来の意識に近づくというのは、間違いないと思いますが、
      それを説明するのは、また記事を読んでいただいた方が良いかもしれませんね。
      説明が長すぎる事になるので(^▽^;)

      とにかく瞑想して、呼吸をゆっくり整えるだけで、脳波が低くなるので
      より生活や人生に役立つヒントが得られるというのは、間違いないと思います。

  2. 返信ありがとうございます。
    記事にも公式の科学とありましたね。
    たしかに公式の科学は、エネルギーが
    細分化されて複雑になってますね。
    あんみんさんのオススメの本は
    シンプルなエネルギーで捉えていそうで
    読みやすそうですね。
    ありがとうございます。

    隠された真実の科学編の記事も
    少しずつ読ませていただきますね。

    科学の真実が一般に周知されて
    皆が自然に認識している世界に
    生きているという現実を体験したいです。

    環境も食べるものも
    安全な地球を体験したいです。

    意識レベルを上げて
    霊的な感覚を使って
    地上だけでなく宇宙には
    意識的で知覚のある生命が
    溢れている現実を体験してみたいです。

    電磁気エネルギー=生命エネルギーであれば
    高波動や低波動の生命体に溢れた宇宙の
    ごく一部に私たち人類が存在していると
    見なすのは自然なことなのかな
    と思います。

    瞑想と呼吸法を活用して
    リラックスして
    天然塩と純水をなるべく摂取して
    宇宙の生命が繁栄していて
    ポジティブな繋がりのある現実を
    生きられるように
    エネルギーフィールドを整えたいです。

    あんみんさんのアドバイスに感謝します。

    1. シロさんありがとうございます(*’▽’)
      よく記事の内容を理解されているようで
      とてもうれしいです。
      ポジティブな現実を生きられるように、エネルギーフィールドを整える
      というのは、私も肝に銘じて、努力していきたいと思ってます(^^)/

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