今日は、ベネット・マルチェロの紹介です。
なんとこちら、ヨーロッパでは超有名な方
で、バロックのベニス三大作曲家の一人
という事らしいです。
ていうか、この三人あとの二人の方が
ずーーーっと凄くて、むしろ私が推する
バロックの巨匠、ヴィヴァルディと
アルビノーニなのです。
でもこの二人と並び称されるわけだから
どんな凄い曲を創っているのだろうと
思って、いろいろ物色してみると、
うーん後の二人よりインパクトがある
というような曲はあんましなかったような
気がします。
でもよくよく聴いてみると味のある曲
だなーというのがわかってくるような
曲が多いのでいくつか貼り付けておき
ました。
そうそうこのベネット・マルチェロの
お兄さんのオーボエの曲の方が日本
では有名で、映画音楽にも使われていた
ようです。これも以前紹介しましたが、
また今回も最後に貼り付けておきますね。
さて最初のベネデットの曲は、アルビノーニ
などが確立したよーな形式、つまり、
テンポが速いメジャーな感じから、
マイナー、そしてまたメジャーまたは
テンポが速いというような順番
ではなく、最初にマイナーなメロディー
から入ったりするようです。
それでも、最初のパートがとても哀愁を
帯びていますが聴きやすく、次のアップ
テンポのパートまで、じっくり堪能させ
てくれます。そしてまたスローそして
アップテンポとなります。
最後まで聴くと「あーいい曲やった」と
なると思います(^o^)
二曲目は、わりと聴きやすくて、最後
まで聴いてみるとそこここに、聴かせる
部分があって、わりと満足していただ
けると思います。
三曲目はCD丸ごと入ってるので、やたら
長いので流して聴いていただくのに
良いでしょう。これも最初はゆっくり
から入る曲が多いようです。
Benedetto Marcello (1686-1739)
Concerto Grosso No.2
Benedetto Marcello (1686-1739)
Sinfonie a 4 [No.1 & 5]
Vivaldi: Concerto for 4 Violins
in B minor RV 580
ここで雰囲気をがらりと変えて、お耳
なおしにヴィヴァルディの目の
醒めるようなテンポの良い曲を入れて
おきますね(^_-)-☆
Vivaldi: Concerto for 4 Violins
in B minor RV 580
そして日本でも有名になったお兄さんの
アレッサンドロ・マルチェロのオーボエ
の名曲です。
ただお兄さんはあまり作曲せず政治家も
していたらしいので、バロック時代の
格付けとしては、努力型の弟、ベネデット
の方が上に評価されていたという事の
ようです。
確かにこれインパクトありますねー💦
それと室内楽の室内がなんとまあ
ゴージャスなとこでして(^^)💧
Alessandro Marcello, Concerto
in re minore per oboe
e orchestra
またいろいろ探してきますねー(^^)