意識と魂と思考 その3     真理のヒント編に再編 微加筆


昨日現実を創造する私たちの意識の
仕組みを、物理的な観点からも説明
させていただきましたが、今回は、
その事を、私たちの「存在」という
面から説明している過去記事を再投稿
させていただきます。
あらゆる見方を、具体的に理解して
いけば、それはまた潜在意識にも伝わり
また自分の現実の創造エネルギーなどの
力として、返ってくるという事なのです。
では元記事をどうぞ。

これは意識と魂と思考その2の続き
であり、
スウェーデンボルグの到達した叡知
の続きでもあります。

高次元に到達した人の叡知というのは、実に
様々な人たちがいます。
古来からの賢人たちも、もちろん高次元の
意識に到達して、我々にとっての大事な
叡知をもたらしてくれています。

「意識は現実を創造するエネルギー」だと
いう事が、今回のテーマです。

今回はそのことをまたマイケルタルボット
氏の著書から引用させていただきます。
意識と魂と思考その2と重複する内容は
ありますが、また別の視点からのもの
で、違う場所からの引用です。
「」内が全て引用で、~から~まで、
または~のみが中略です。それ以外は私の
考察です。

「体外離脱をして現実の隠されたレベル
にまで旅をする力をもっていた歴史上の
人物はスウェーデンボルグだけではない。
十二世紀のペルシアのスーフィたちも、
トランス状態に近い瞑想を利用して、
「精霊の棲む地」を訪れていた。~
~この別世界では、人間は「微体」を
もっており、そこにある感覚を頼りに
活動するが、その感覚はその体にある
特定の器官とは必ずしも関係していない
と彼らは論じた。またそこは霊的なこと
を教える導師(イマーム)が多数いる次元
でもあり、彼らはこれを
「隠されたイマームの地」とよぶことも
あった。
また彼らは、この世界は、
アラム・アルミタル(思考)の微細な物質
だけから創造されるものであるとしていた。
~それは、多くの人々の想像力によって創り
出された存在のレベルであり、しかもそれ
自体が物質性と一定の規模をもち、森も
山も、都市すらもそなえているものなの
である。
スーフィたちは多くの書物をさいてこの点を
つまびらかにしようとしている。~
~イラン・イスラム哲学の屈指の権威で
あった故アンリ・コルバンは、これを
表すために「想在的」(イマジナル)という
語をつくりだし、想像力によって創出される
ものではあるが、存在論的に見ると物理的
現実と変わらぬ現実性をもつ世界を意味する
とした。~
~死語の領域が、本質的に想在的なもので
あることから、スーフィーたちは、想像力
自体も知覚能力の一端であるとの結論を
下した。~
~またスーフィたちはその結論から
「創造的な祈り」とよばれるプロセス。
すなわち視覚化によって、自分の運命の
基本構造そのものをつくり変えることが
できるという信念を形成していったので
ある。
 ボームの内在/外在秩序の概念と同じく、
スーフィたちも、その幻のような性質にも
かかわらず、死後の領域こそが物理的
宇宙のすべてを生み出す生成母体で
あると考えた。
物理的現実にあるものはこの霊的な現実
から生ずる、と彼らはいう。
しかし、それでも、瞑想によって精神の
内奥に分け入っていくと、いずれ内面世界
に到達し、「最初は外界として目に見えて
いたものが、結局はそこに内包されていた
とわかる」というのは、彼らのうちで最も
学を積んだ者にとってさえ、非常に
不可思議なことであった。
 こうした認識もまた、明らかに現実の
もつ非局在的で、ホログラフィックな性質
のことを語っている。
私たちの一人ひとりが天界の全体を内包
しているのだ。
そればかりか、天界は一人ひとりの中に
その位置を占めているのである。
スーフィの言い方を借りれば、霊的な
現実を「どこか」に探し求める必要はない、
その「どこか」は、私たち自身の内面に
あるということなのだ、」

“「」内すべて
出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

視覚化というイメージが、つまり想像の
産物が、現実になるという事は、
意識と魂と思考その2で、スーフィ以外の
賢人たちも同様の成果を示していること
から疑いようのない事実で、思考や想像
は現実化するという引き寄せの法則もまた
正しいという事です。
また想像力も知覚の一種であるとも彼ら
は言ってますが実際霊的次元、高次元
の世界では、私たちが想像するすべて
はそのまま実現しているわけで、しかも
それは確かな現実として存在する世界
なのです。単に私たちの五感で認識でき
ない領域だという事なのですが、臨死体験
者たちがその領域を現実以上の現実だと
口々に証言しているように、本来の世界
は、その想像的な意識の投影の世界だと
いう事なのです。つまり想像上の世界と
いうわけではなく、アンリ・コルバン
博士がいうように想在的な世界だと
いう事なのです。

今回の引用のなかで、もっとも大事な
部分は、
「私たちの一人ひとりが天界の全体を内包
しているのだ。
そればかりか、天界は一人ひとりの中に
その位置を占めているのである。」
この天界というのは、宇宙全体のことと
して置き換えていいです。つまり私たち
一人ひとりが、宇宙の全体を内包している
という事ですが、これは私たちの意識が、
宇宙大であるという事を言っているの
です。これまで宇宙の真理編で説明して
きたように、意識は肉体の中に収まって
いるのでなく、はるかに大きな領域に
広がっていて、意識のレベルによって
その大きさが決まるという事でしたが、
その事は特に意識とトーラスその1そして
宇宙エネルギーの基本形態はトーラス
また右脳の驚異の力その2など
を読んでいただければ、わかり
やすいかなと思います。

そしてまた天界は一人ひとりの中に
その位置を占めているというのも、
宇宙は物理的に私たちの中に収まって
いると言い換えていいので、それは
ビッグバンに変わる宇宙モデル
ご覧いただければ、その意味が理解
していただけるのではないかと思い
ます。
つまりは、物理的な意味でも私たちは
宇宙大という事なのです。
つまり私たちの五感による空間の認識
そのものが間違いで、現実は逆転・裏返し
の宇宙だったという事なのです。
これは実験と観測によって導き出された
まっとうな科学的結論です。
私たち自身が宇宙であれば、その意識
が現実化したり、物質化するのはむしろ
当然という事になります。なぜなら、
この私たちが経験している現実世界も
私たちの意識が創造したものだから
なのです。そのことをスーフィや多くの
賢人たち、スウェーデンボルグなどが
我々に伝えようとしてくれていると
いうわけです。

この結論が私の神秘メッセージで
みなさんにお伝えしようとしている
真理のうちの大きなひとつだという事
です。
ではまた(^_^)

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過去世の記憶 退行催眠 その9      過去世体験の特徴のまとめその5


退行催眠という方法で、過去世を
体験するという実例を紹介する
シリーズです。
前世記憶や臨死体験との共通点が
多いので、真理を探究するのに非常に
役に立つ事例だといえます。

今回も前回のその8に引き続き
レイモンド・ムーディー氏が
過去世体験を研究した成果として、
その特徴や要素をまとめておられ
ますので、著書からの引用でご紹介
していきます。

「」内が全て引用で、~が中略です。
「」外は私の考察です。

「特徴9 退行経験により肉体の病が
        改善されることもある

 まれにだが、被験者は過去世への退行経験
により、肉体の病が劇的に改善されたという
ことがある。全く解消してしまった場合すら
ある。
 たとえば、私がリサと呼ぶ女性は、重い
頭痛によく悩まされていた。検査をしても
異常(たとえば腫瘍など)は見いだされ
なかった。彼女はまたもう何年も前に、
カフェインやアルコールを含む飲料を
一切断っていた。頻繁に起こる頭痛に対処
するには、毎日アスピリン錠を服用する
ほかなかった。
彼女は
「催眠療法をしてくれますか。どんなもの
か経験してみたいの」
と言って私のもとへやって来た。私が催眠
のトランス状態へ導くと、彼女は石造りの
古代都市での苦しい人生へと退行した。
以下は、催眠から覚めたのちに彼女が語った
ことである。

「私はその街に生活していましたが、街は
他国の軍隊によって侵略されようとして
いました。私はトランス状態の中で、彼ら
の軍隊が街に向かって山を下って来る光景
を見ました。強姦と略奪のためです。
 私たちは皆恐れおののきました。敵の
兵士が人々を追いかけ回し、どこを見ても
逃げ惑う人々ばかりでした。
刀剣を手に持った彼らは、人々を切り
裂いていました。
 私は自分自身も見ました。私は若い女性
で、白い服を着ていました。必死に
逃げようとしました。しかし、どこも
敵ばかりで、逃げようにも逃げられま
せん。突然、私は数人の敵につかまって
しまいました。一人が私の腕をつかまえ、
別の一人が私の頭を棍棒でなぐりました。
その痛さといったら信じられないほど
でした。何度かなぐったすえに、彼らは
私を地に投げ捨てました。脳は破裂
しそうで、私はゆっくり死の淵に落ちて
いきました。」

 彼女は現実にその痛みを感じ取って
いた。目を閉じた状態で彼女はソファに
座っていたが、その顔にも声にも痛みが
あふれていた。
あとでこの恐ろしい死の経験について
彼女と話すと、彼女にとってそれは
大きなカタルシスとなったようだ。
過去世での経験を語ることにより、現世
での大きな感情的解放を経験したので
ある。
 退行経験についていろいろ語る中で、
彼女の人生にはストレスや頭痛の種と
なるような、様々な問題があった事実が
明らかとなった。彼女が心の片隅に
追いやって見ないようにしてきた様々な
人生の問題も、退行経験を通して、
ほじくり出すことができた。そうやって
しだいに、彼女は心の問題を解消して
いくと共に、あのひどい頭痛をも解消
することができたのである。
 このような例は、心と体が深く
つながったものであることを、私たち
に再認識させてくれる。」

これは、またとてつもない悲劇を経験
した過去世の追体験のようですが、
その事自体よりも、自分が霊的な存在である
事を、退行経験により実感できた事で
浄化作用が起きたのだろうと思われます。
つまり、過去の人生で、どんな悲劇を
経験していても、それは霊的にはなんの
影響もないという意識レベルを獲得
できたという事なのだと思います。
(霊という存在は、肉体に囚われて転生を
繰り返す魂より高次の存在で、肉体レベル
での経験の影響をほぼ受けません。
ですが、これも自分自身だという事です。
この高次の意識の階層構造というのは、
古来より世界中で、様々な分け方がされて
いるので、また記事でまとめていこうと
思いますが、きっちりと壁で隔てられた
ようなものどうしというわけではなく、
意識レベルの差があるだけで、つながって
いるものとして捉えてさしつかえありま
せん。肉体があり生きている状態でも、
私たちは、魂であり、霊でもあるという
事なのです。)

頭痛があったのは、過去世の肉体レベル
での記憶が魂に刻まれていた事が原因
ですが、魂よりも高いレベルの意識(霊)
にとっては、それを現在の潜在意識が
気づいた時点で、解消するべきものを
言葉でないような方法で手にしたと
いう事なのです。そのような過去の悲劇
的な記憶のエネルギーを解消するために
現在の人生を生きる事になったという事で
その目的を、私たちの日常意識レベルで
なく潜在意識または魂のレベルで気づいた
時点で、そのレベルでの浄化をする事に
つながったという事なのです。
このプロセスには、私たちの日常の意識は
ほとんど関わっていません。全て霊的な
次元と潜在意識での作用だという事なの
です。

これで彼女の重い頭痛も、治ったという
事ですが、それは肉体レベルよりも
このような高い霊的レベルの自分に
アクセスできたからという事なのです。

さて次の特徴をみていきましょう。

「特徴10

退行は時間的順序よりも、それが持つ
意味に従って進んでいく

被験者が、催眠を通し一年間に様々な
過去世へ退行したというような場合
(引用注:ムーディー氏は治療のため
被験者に何度も退行催眠を繰り返す
事が多いというわけです)、その退行
の順番は時間的順序ではなく、むしろ
被験者の心に最も関連しているもの
からになる。
 たとえば、ある男性被験者が、現世
で女性に対する態度のことで幾つかの
経験をしているとしよう。すると退行
していく先の過去世は侵攻的な人生で
あったり、他者への依存的人生で
あったりする。
そういうものが幾つか続くのである。
 退行していった先の過去世の主な
特徴は、過去世での被験者の役割よりも、
むしろ被験者の精神的・霊的な発達に深く
かかわっている。それゆえに、過去世に
退行して被験者の心の問題を解決する
という過去世療法が有効になるので
ある。」

“出典:「生きる/死ぬその境界は
           なかった」
     レイモンド・ムーデイ
      ポールペリー 共著
        矢作直樹 監修
         堀 天作 訳”

これも人生の心の問題の解決に大切な
要素のようですね。
ムーディー氏は心理療法士なので、
基本的に被験者・患者の治療という
目的のために退行催眠をしているという
事です。
しかも、これは非常に有効な方法である
という事がわかってきたという事ですね。
自分の心の問題を解決するのには、自分
の過去世を経験する事で、解決できる
ようになるという事です。
そして今回の特徴は、過去世体験が、
まさに心の問題を解決するための順序で
進んでいくという事なのですが、催眠
をかけられた本人の霊的なレベルは、
その解決のための最善の体験を、本人に
させようとしているのは明らかですね。
確かにくどくど説明されるより、解決の
ための効果的な体験をする方が、より
本人の実感として、大事なヒントが
得られるという事なのだと思われます。
しかもその経験は、現世での自分の役割
や個性とは違う人生で、自分が精神的
・霊的にレベルアップするために効果的
な人生となるという事なのです。
そしてまた本人にとって必要であれば、
その人生での他者の心なども経験する事
ができて、より心の問題解決に役立たせる
事ができるという事です。
当然これらの経験は、潜在意識への作用と
いう意味で、強く本人に影響を与えるもの
となるという事なのです。

退行催眠による過去世体験は、私たちが
どのような存在であるかについても、
非常に大きなヒントを与えてくれて
いるというわけですね。
次回は、過去世体験の特徴の最後二つの
紹介と、過去世体験の特徴をまとめて
みていきたいと思います。

ではまた(^^)/

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引き寄せも電磁気エネルギー!      現実創造のしくみ

人生は思考の産物-自分で創り上げた世界-
という記事を、投稿しましたが、今回は
その続きの記事という事になります。
私たちの現実は、具体的にどのような
仕組みになっているかの重要な見方の
一つに私たちの目に見えている世界は
科学的な感知・観測結果として一つの
エネルギーに集約されます。
それはもちろん重力なんかではありま
せん、電磁気エネルギーです。
そのことは、
宇宙の根本的な力は重力じゃない!!
宇宙はプラズマという記事
をご覧いただければよくわかって
いたたけると思いますが、私の神秘
メッセージのおびただしい数の記事の
多くにその裏付けとなる説明があります
ので、またよければご覧くださいね。

とにかく私たちの現実は、感知できる
レベルでは、電磁気エネルギーが
根本的エネルギーだという事です。
さらに神秘メッセージの一連の記事に
あったように、私たちの意識も、霊的
実体も、電磁気エネルギーにより成り
立っていて、超常現象も異次元への
ゲートも電磁界異常が大きな原因に
なっているのです。
その事も「超常現象と電磁界異常編」の
一連の記事を読んでいただければ、
わかっていただけるようになって
います。

主流の科学や教育は、本物の知識を
伝えてくれているわけではありません。
これも先日投稿した
体外離脱体験のエキスパートの言葉
という記事や
ビッグバン説と宇宙モデル編のまとめ
その1
という記事で詳しく説明
しています。

さてそんな電磁気がもとになっている
現実を、わかりやすく説明しておられる
デーヴィッド・アイク氏の著書から
引用させていただきます。

「」内が引用で、~が中略です。

「物質的次元を創り出しているのは、
自分自身の想像だ。あらゆるものは
電磁気的に振動しているただ一つしか
ないエネルギー場で、いつでもわれわれ
は自分自身の唯一のエネルギーパターン
を発信している。これらが、人々が
誰かがよいとか悪い“雰囲気”を持って
いると言うときの「霊的電波」だ。
 人間が発する霊的電波は、まわりの
エネルギー場に影響する。われわれが
「雰囲気」と言うとき、ある状況に
おけるエネルギー場、人々の思考と
霊的電波により形成されたエネルギー
場のことを言っているのだ。
 古戦場には、新たな思考パターンに
よって置き換えられるまで、戦闘に
よる苦痛と侵略と苦しみによって
作られた振動が依然としてそこに
のこっている。それで、古戦場には
事件が起こって数百年たっても
「ぞっとするような不気味さ」が依然
として残ることがある。
 かつて大きな論争があった部屋に
入ると、「あなたはナイフでこの雰囲気
を切ることができる」とわれわれはいわ
れる。(引用注:これは比喩的な言葉
というだけでなく、電磁気の残像
エネルギーは、金属であるナイフで
一時的に遮断することができるという
事でもあります。)
また、よいことがかつてあった家に入る
とき「素敵な雰囲気ね」あるいは
「幸せな家ね」という言葉が、口をついて
出る。
 このような例は、すべて磁気エネルギー
場に影響を及ぼしている人々によって
発信された振動、すなわち思考の結果だ。
これらの振動は、ある特定の瞬間における
その人の存在の状態と-最も重要なことな
ので覚えておいて欲しいのだが-われわれ
が与えるものが受け取るものだ、という
ことを正確に鏡のように映し出している。
人が磁気パターンで発信するものは、物質
的な現実として自分に返ってくる。~
~人の磁気パターンは、内面の自己の感覚を
反映している。そして、人の内面の現実は
その物質的な現実として現れる。なぜならば
、わたしたちの磁気パターンは自らに
向かってほかの磁気的思考場ーつまり、
人々、場所、人生の生き方、経験、それらは
わたしたちが発信しているパターンの正確な
鏡面増なのだが-それらを引きつけるからだ。
これがたとえば、人々がある場所に家を建て
たり、休日を過ごすように引きつけられる
理由だ。
この牽引力は視覚的なものではなく、振動的
なものだ。すなわち磁気的なものだ。人々は
、そこに引かれるように感じたり、あるいは
実際に「引かれる」。これはまた、わたし
たちがいかに「偶然の一致」を作りだして
いるかを示している。「あなたにここで
会えるとは」といった偶然の出会いのように
-。
 これらはバラバラに起こった偶然ではなく
、磁気エネルギー場が無意識に互いに
引き合って生み出された結果なのだ。

(引用注:これは原著を私が持っています
ので訂正させていただきます。無意識では
なく潜在意識の誤りです。ただ訳本を引用
のためそのまま無意識という言葉で引用
してます。原著ではsubconscious mind
でサブコンシャス マインドです。
この違いはとても大きいのです。引用では
そのままの言葉を使用しなればならない
ので)

それは「小さな世界」ではない、磁場の
相互作用は無意識をそのように表す
ことができるのだ!
振動する磁気作用のこの過程によって、
無意識の心は目の前に、出会う人々や
場所や人生の生き方や経験の中に、それ
自身の正確な複製物を創造する。
~あなたの目を通して見るとき、あなたは
あなたの内面を鏡で見ている。
あらゆるものは、あなたの重要な部分か、
あるいはあなたが学ぶか経験する必要が
あるものを反映しているだろう。
 内面の自己を変えれば、その物質的
複製物-あなたの人生-は変わる。今
経験している現実は、あなたがあなたを
どう考えたかという結果なのだ。
それは意識と無意識の心の中にある
あなた自身の想像物なのだ。
人は思考と経験によって、感情と感覚を
通じて、これらの想像物を想像する。
何を経験しても、それはあなたが発信
していることの結果だ」
“出典:「I am me I am 
free」
The Robot’s Guide to Freedom
超陰謀 [粉砕篇]
   デーヴィッド・アイク著
         石神 龍 訳
        徳間書店 刊」 ”

私はこの訳本の原著つまり
「I am me I am free
The Robot’s Guide to Freedom」
という本を持っていますので、注釈も
入れさせていただきましたが、
文中の無意識は、潜在意識と訳され
なければなりません。
原著ではsubcoscious mind ですので、
やはり潜在意識です。日本での
間違った言葉の用法にこの無意識
というものがあります。
無意識は文字通り意識が無い状態の事
で、それは、ロボットのような機械的
な反応だったり、肉体の反応だったり、
単なる五感の信号に対する反応で
あったりするもので、意識が
全く働いていない状態です。
つまり無意識自体にはなんのエネルギー
もないので、当然現実を創り出す事も
ないのです。
(そのあたりを混同する日本人が
多いので、無意識にやったことだから
罪じゃないとか、無意識に出た言葉
だから許してなどという間違った
言い訳ができてしまうのです。
むしろ身体の欲のままに行動したり
して罪を犯したりというのも、感情に
ふりまわされて自分を見失って、
罪を犯したりというのも、無意識の
範疇に入ります。人の心が無いか
わからない人間をサイコパスなどと
いわれますが、それもまた無意識に
近い状態で生きている人だという事
です。つまりただ機械的に効率よく
生きるというロボットのような感覚が
無意識状態に近いという事でとても
危険です。身体の欲だけの感情や行動
はボディマインドという言い方を、
アイク氏はしています。この
ボディマインドをコントロールできる
のが、意識と潜在意識で、
ボディマインドのみになった状態が、
無意識だという事です。)

アイク氏も無意識という言葉を一切
使っておりませんので、お間違いなく。
潜在意識は、私たちが日常気づく事
ができない深層意識で、レベルが高く
なれば、より現実を創造できる次元の
意識につながります。

アイク氏のいう通り、人の出す電磁気
エネルギーは、通常オーラというような
表現もされますので、ほぼ同じイメージ
で捉えてもいいでしょう。ただより科学
的な見方でいうと電磁気エネルギーだと
いうことなのです。
そして想像するものが現実化している
というのは、当然潜在意識も含めての
事になります。というより現実を創造
する力は、その潜在意識の方だといって
もいいでしょう。
つまり我々が気づいていない、深層の
意識が現実をつくりあげているという
事ですね。
占星術やタロットなどの占術はその
深層意識を読み取り、その人が投影
する現実を、もちろん未来も含めて
読み取る事ができるという事です。
そしてまた、以前にも紹介しました
超常能力として、古来から世界中で
よく見られる現実創造の能力「視覚化」
というものも、その深層意識、潜在意識
の境地に至り、そのレベルで視覚
イメージを行う事で、現実をイメージ
通りに実現させる事ができるという事
なのです。
また我々が、意識や体から発散している
電磁気エネルギー(オーラ)が、運や人
など数々の偶然のように見える現実を
引き寄せているという事で、その
エネルギーレベルでいえば全て必然的
に起こっているという事なのです。
これはシンクロ(共時性)も同じしくみ
ですね。
またこれはまさに、引き寄せの法則に
通じている事だといえますね。

自分自身の深層意識で、現実の創造が
行われるから、日常の意識は何もでき
ないかといとそうではなく、きちんと
現実を創造しているのです。
ただし、日常の顕在意識が深層意識に
刷り込まれることによって、潜在意識
の投影として現実化するという事
です。
つまり日常の意識を潜在意識で拒否
すると実現化しないという事なのです。

まあ細かくいえばそういう事ですが、
とにかく私たちの現実は、意識によって
変わるのであって、むしろ物理的な
行動よりもずっと大きな変化をもたらす
ものであるという事なのです。
確かに行動は、自分のまわりの現実を
中心に動かす事ができますが、
潜在意識のイメージなどの力は、我々
の現実全体をダイナミックに動かす
事ができるというものなのです。
これは、潜在意識のレベルが本来
のエネルギー場である電磁気に直接
アクセスできるためで、全体として
つながって一つである電磁気
エネルギーが、全て連動して動くから
なのです。
これが以前書いた
言葉が伝わらない人の言い分
「口で言ってるだけではだめ!」

という記事の本来の理由なのです。
つまり行動しなければ何も変わら
ないというのは、全く真実ではなくて、
「意識が変わらなければ現実を変える
事はできない」
というのが、真実だったという事なの
です。

とにかく私たちが、内面の自己を変え
れば、そして本物の知識を取り入れて、
潜在意識のエネルギーをコントロール
する事を覚えれば、思い通りに現実を
変える事ができるという仕組みを説明
させていただいたというわけです。

ではまた(^^)

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超常現象とホログラム その1改  微加筆分


昨日
陽明学と量子物理学と釈迦の言葉が
一致する!
」という記事で、私たちの
現実の捉え方について説明させていただき
ました。私たちが、現実を物質がバラバラ
に分割されて存在していると捉えている
のは、単に私たちの狭い五感による偏った
感覚でしかないという事でした。
その事を江戸末期の英雄河井継之助という
人物も理解していたというのですが、現実
は、私たちの五感を通して見なければ、
物質というものは、もはや存在せず波動の海
だけがあり、干渉により無限の様態を
見せるものの、全てつながった一体の
世界が現実であるという事なのです。
そして私たちの五感で捉える物質世界
というのは、その波動の干渉のうち、
光の干渉だけを視覚的に捉えたものだと
いう事なのです。
その光の干渉とは、ホログラムという
仕組みで説明できるものです。
その事を説明しているのが、この元記事
という事です。
それではどうぞ。

ホログラムというのは、最近おなじみの言葉
になってきましたね。あの光の干渉でできる
立体画像をホログラムと呼んだりしてます。
ネットでは、ホログラムのカードみたいな
見る角度によって立体に見えたり、違う画像
に見えたりする平面的な物を、ホログラム
であると、説明しているサイトもあります。
でも大事なのは、言葉の本質です。3Dの
カードにしろ、その投影された立体画像に
しろ光の波動の干渉によって立体に見え
たら、それはホログラムだと呼んでいいと
思います。(ホログラフィともいいます)
でないと、説明がしづらいからです。
とにかく光の波動の干渉で、物が立体に
見えるというのは、実は我々の視覚つまり目
も同じように、光の干渉を立体画像のように
解読するようなシステムになっていて、
それを脳が立体画像として認識するように
なっているだけなのです。つまり我々の
見ている物質世界、現実世界は、
「光の波動の干渉」でしかないということ
です。
このことはのちに大変重要な意味を持つ
ようになるので、よーく覚えておいてくだ
さいね。
でも我々が見るような空間に投影された
3D画像は、触っても手が通り抜けます
よね。そうです、我々の視覚は、ちゃんと
触覚などと連動しているのです。
しかし五感をオフにした体外離脱の人や、
臨死体験の方は、いともやすやすと壁をすり
抜けます。つまり五感の干渉がなければ、
触覚もその抵抗も、全てなくなるという
わけなのです。
このホログラムのことから超常現象に
いたるまで、丁寧に説明してくれている本
が、以前にもご紹介させていただいた、
マイケル・タルボット氏の「投影された
宇宙」です、これからもたびたび引用に
使わせていただきます。
そう、我々の脳の記憶にもホログラム
のシステムが使われている事を、説明して
くれている箇所があるので引用しますね。

“人間の脳がこれだけ小さなスペースに
どうやってあれだけ膨大な記憶を蓄積でき
るのかも、ホログラフィによって説明で
きる。ハンガリー生まれの優れた物理学者、
数学者であるジョン・フォン・ノイマンの
計算によると、平均的な人間が一生の間に
蓄積する情報量は、
2.8×10の20乗
(280,000,000,000,000,000,000)ビット
程度に達するとのことである。これは想像
を絶する情報量であり、脳の科学者たちは
この能力を説明できるメカニズムを求めて
長い間四苦八苦してきた。
 興味深いことに、ホログラムもまた、
なみはずれた情報蓄積能力を持つ。
二本のレーザー光線がフィルムに当たる
角度を変えることによって、同じ表面に
多くの違う画像を記録することが可能なの
である。
こうして記録された画像を取り出すには、
単に最初の二本の光線と同じ角度でレーザー
光線をフィルムにあてれば、よいだけで
ある。
この方法を使えば、1立方センチ(約6
平方センチ)のフィルムに、なんと聖書
50冊分に相当する情報を記録することが
可能だとの計算結果が出されているのだ。”
“出典:「投影された宇宙」
(ホログラフィックユニバースへの招待)
マイケル・タルボット著 川瀬勝訳
 春秋社刊”
これで、記憶が写真のように鮮明画像で思い
出せるのがよくわかっていただけますよね。
しかも動画で思い出せるわけで、我々の
記憶は研究データよりさらに多くの量を蓄積
できます。上の説明では二本のレーザー光線
だけでしたが、事実上その光の波動は無数に
あり、また可視光線の範囲にも制限されない
わけですから、さらに情報量は莫大になり
ます。
これが、記憶のからくりだと、我々は脳全体
の波動の干渉によって情報を蓄積すること
がわかります。実際、我々は脳の海馬という
部分に記憶が蓄積されているなどと、教えら
れますが、近年の研究でそのような記憶が
特定の場所にあるのではないと、とっくに
結論が出ています。
代わりに、脳全体の波動の干渉で、記憶も
蓄積されていることも、証明されました。
脳の活動についても同じように、波動の干渉
によって処理されています。

我々の現実の捉え方が波動の干渉で、
ホログラム映像のようなものだということ
だけ覚えていただければ、超常現象の数々の
現象に、多く立体画像が出てくることを
説明できます。
その超常現象の実例をまたとりあげていき
ますので、お楽しみに。
とりあえず次に超意識編で臨死共有体験の
共通事項の記事を書きますが、その時にも
このホログラム映像が出てきます。

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陽明学と量子物理学と釈迦の言葉が一致する!   激動の時代の英雄 河合継之助の思想


この記事は、「意識と魂と思考その2
という記事ととても関係の深い内容
になります。
今日再投稿しておきましたので、
まだお読みになっていない方は、
その記事もご覧くださいね。

ツィッターで知り合った方から、
時代小説のファン同士というよしみ
で、司馬遼太郎の「峠」という本を
紹介していただきました。
この方はハンドルネームを、
出していいのかわからないので、一応
匿名にしておきますね。
占星術にも深い知識がありながら、
タロットなどあらゆる占術にも通じて
おられるというすごい人です。
で、私は時代小説といっても、
ほとんど司馬遼太郎氏の小説は読んで
おりませんでしたし、ほとんど戦国時代
に関する時代小説ばかり読みあさって
いたので、この江戸末期を題材にした小説
は、紹介されなければ、一生読むはず
のないものだったでしょう。
ところが、読んでいくと面白いという
だけでなく、自分の研究してきた事と一致
するような思想を、この主人公の河井継之助
が、持っていたというので、とてもびっくり
したのです。
これはありがたい。紹介してくれて
ありがとう!ですね。

この小説に出てくる主人公河井継之助という
人物は、越後の長岡藩の一介の藩士(藩に
所属する武家の一人)にしかすぎません
でしたが、幕末の武家政権の崩壊をいち早く
見抜き、西洋思想や当時の世界情勢に
精通するようになった実力を買われ、藩政
の実権を握るようになったのですが、
英雄と呼ばれるのは、そこからの話なの
です。
この後の事については、小説を読んで
いただくか、下記のサイトで詳しいので
また参考までにご覧ください。
幕末維新風雲伝
河井継之助
~明治維新を阻止しようとしたサムライ~

で、私がとても驚いたのは、この小説に
出てくる河井継之助の思想なのです。
彼は、あまり勉学による知識を求めない
破天荒な行動派タイプでしたが、それは
すでに精通していた「陽明学」の思想の
影響があったからだというのです。
陽明学とは、江戸時代の主流の儒学で
あった朱子学に対して、異端とされて
いた、これまた儒学の一つであるという
事です。これがなんと私がブログで
一貫して説明してきた事と全く同じ
思想だという事なのです。
それにまた現代で異端とされているような
学問に通じているという点でも、私は
共感を持てるというわけですね。
(でも異端の方が真実ですがねー)

その事について書かれた部分を小説から
引用させていただきます。

「」内が引用で~は中略です。

「江戸はおろか満天下の学者という学者は
九割九分まで朱子学であった。
なぜならば朱子学が幕府の官学であり、
これをやらねば官途につけない。陽明学
は幕府からみればもっとも嫌悪すべき
「異学」であった。
星、月、山、川、人間など、あらゆる実在
というものは、本当に実在するのか。
朱子学にいわせると天地万物(実在)は
ちゃんと客観的に存在する。石ころも、
道をゆく犬も、堤防上の松も、いっさいが
客観的存在である、という。
 が、継之助の陽明学では、そうは見ない。
それら天地万物は人間であるオノレが
そのように目で見、心に感応しているから
そのように存在しているので、実際には
そんなものはない。たとえば継之助は
あるとき佐吉(引用注:継之助を師匠と
仰ぐ若い書生)にいった。
「春がきて桜が咲く。ありゃうそだ」
というのである。桜は客観的には存在
しないし、花も咲かないし、春という
ものもありえない。人間が心でそれを
感応するから、天に春があり、かつは
春に花がひらくという現象がある、
という。人間の目と心があればこそ
天地万物が存在するというのである。
つまり天地万物は主観的存在である、
という。いわば、雄心的認識論と
いっていい。
 要するに、人間が天地万物なるもの
を認識しているのは、人間の心には
天地万物と霊犀(れいさいと読みますが
意思が通じ合う事の意味です)相通ずる
感応力があるからであるという。
いやいや、その天地万象も人間の心も
二つのものではない。天地万象も
人間の心も、「同体である」という。
~-心は万人共同であり、万人一つ
である。というのが、継之助のいう
王陽明の学説であった。」

“出典:「峠」上巻
    司馬遼太郎著
        新潮文庫刊”

これは、あくまでも継之助が陽明学を
このように解釈したという事ですが、
当然司馬遼太郎氏も、陽明学の思想に
ある程度精通していたと思われるので、
これを陽明学の思想として良いと思い
ます。

とにかく、この陽明学の思想は、私が
これまでブログでご説明してきた真理
とほぼ一致している事がわかって
いただけるのではないかと思います。

釈迦が、世界は我々の思考の産物であり、
我々の思考が現実世界を創造すると
言った事とも一致しています。

また超常能力を身につけ「視覚化」に
よるイメージで、現実を創造すること
ができるチベット密教の行者の言葉
もご紹介しましょう。

「」内が引用です。

「この思考の物質を「ツァル」とよび、
すべての精神活動はこの神秘的な
エネルギーの波動を生み出すと言う。
彼らは、宇宙はすべて心の産物で
あり、すべての存在のツァルの集合
によってそれは創造され生命を
与えられていると考えた。」

“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
      川瀬 勝 訳
         春秋社刊 ”

まだ他にも世界中の賢人や超常現象
体得者など多くの人たちが、この
ような言葉を事実として受け入れて
ます。

また量子物理学(量子力学)もこの考えを
実験の結果などから導いています。

「」内は引用です

「皆さんは「誰もみていなくても、月は
立派に存在するに決まっている。
宇宙飛行士だって現実に月に着陸した
ではないか・・・」
と言われよう。
それは確かに常識で、これまでの
科学の基本観だった。
しかし近代量子力学が到達した結論は
そうではない。
月だけではない。個々人が客観的に存在
していると認識している自然界の現象は、
(人が)観察するという行為によって、
千変万化し、誰も見ていない時は実在
しない・・・・・というのである。」
“出典:「死後の世界を突き止めた
量子力学」
     コンノケンイチ著
         徳間書店 刊”

これはつまり人が観察しなければ月や
あらゆる実体だと思っていたものが
存在しないという事を言っているわけで、
まさに継之助の言う陽明学と全く同じ
なのです。

まさに時代を超えて、現代の量子物理学
と、江戸時代末期の陽明学が、思想を
一致させているというわけなのです。

ただ量子物理学の思想を説明するのに
上の言葉だけでは不充分ですね。
誰も見ていない時は実在しないという
よりも、人が観察するような形では存在
しないという言い方の方が正しいし、
自然界の現象が千変万化するのでは、
なく観察(意識)によって、あらゆる
現実が投影されるといった方が正しい
という事になります。

このことをさらに詳しく丁寧に
説明してくれているのが、別々の分野で
研究してきてほぼ同じ結論に達した
脳生理学者のカール・プリブラムと
量子物理学者の第一人者である
デイビッド・ボームなのですが、
その二人の言葉をご紹介しましょう。

「」内が引用で、~が中略の意味です。

「プリブラムは、客観的世界などと
いうものは存在しないと考えるように
なった。少なくとも私たちが慣れ
親しみ、こうだと信じこんでいる
ようなかたちでは存在していないのだ。
目の前に広がっているのは、実は茫漠
とした波動の大海であり、現実が
堅固なものに見えるのも、脳がこの
ホログラフィックなもやもやを、
私たちの世界を構成している木や石と
いったおなじみの物質に変換することが
できるからにすぎないのである。
(引用注:このホログラフィックな
もやもやというのは、極小レベルで
測定すれば、全て電磁気の波動でしか
ない事を比喩的に表現しているという
事です。)

~プリブラムによれば、これはなにも
磁器や海辺の砂が存在していないと
いうことを意味するのではない。
磁器のカップという現実には、
ふたつの非常に異なった側面がある
というだけのことだ。私たちの脳の
レンズを通すと、それはカップとして
現れる。しかし、もしこのレンズを
なくしてしまえば、私たちはこれを
干渉パターンとして体験することに
なるのである。どちらが現実で、
どちらが虚像なのか?
「私にとっては、どちらも現実です」
とプリブラムは言う。「あるいは、
もし別の言い方のほうがいいのなら、
どちらも現実ではないのです。」

 この状態はなにも磁器のカップに
限ったことではない。私たち自身の
現実も、非常に異なるふたつの側面を
もっている。自分のことを空間を移動
する肉体と考えることもできるし、
宇宙ホログラムの全体に包み込まれた
干渉パターンのもやもやとして見る
こともできるのである。
ボームは後者の方が正しいと考えている。
なぜなら、自分がホログラフィックな
心/脳であり、それがホログラフィックな
宇宙を見ていると考えるのは、これも
また抽象概念であり、究極的には分ける
ことのできないものを分けようとする
試みだからである。
~ややこしいのはこの場合、自分が
ホログラムを見ているのではなく、
自分もそのホログラムの一部だという
ことなのである。~
~脳がものを構築するというプリブラム
の主張は、ボームの結論にくらべれば
まだまだやさしい。ボームは、時間と
空間でさえ、それを構築しているのは
私たちだ、というのである。」

“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
      川瀬 勝 訳
         春秋社刊 ”

少し説明が難しいでしょうね。
わかりやすく言いますと、極小の世界を
観測すると、私たちの現実は全て
電磁気の波動でしかありません。
その干渉を私たちの脳が解読する時に
初めて実体として捉える事ができるという
わけなのです。
プリブラムはどちらも現実には違いない
といいます。
ですが、量子物理学者のボームは、電磁気
の波動の方が現実だと言います。
確かに我々の五感の解読なしには、この
物質のように見える実体は存在しない
のだから、それも真実だといえます。
そしてまたとても重要なことに、私たち
自身もまた脳も電磁気の波動の干渉である
ホログラムでしかないという事なのです。
これは事実ですが、当然実感がわきません。
しかし、それを理解すれば、ボームの
いう時空さえもそれを構築しているのが
私たちだという事がわかってくる
のです。
ではこの場合の私たちというのはなんだ
という事になりますよね。
それが「意識」という事なのです。
脳も身体も実体でないという事になれば、
唯一残っているのが私たちの思考であり
意識だという事なのです。
臨死体験者や体外離脱体験者は、まさに
その意識のみの状態になったのですが、
むしろそれは生きている間からそのような
状態であった事に、「気づけた」という事
なのです。つまり肉体という錯覚に
囚われていた意識が、肉体から離れた
(確かに私たちの意識の一部、とても強力
な五感による顕在意識は、肉体に付随する
オーラ場のような電磁場に囚われて
います、それが離れたという事で、意識
が全て自由になったという事です)
という状態で、覚醒したという事なのです。

まあ日常意識にどっぷりつかっていては
なかなか理解しにくいと思いますが、
全くの真理を申し上げているので、また
じっくり読んで考えて、そして感性を
働かせていただければ、わかって
いただけると思います。

そしてこのような真実が、継之助の言う
陽明学の思想とほぼ同じ結論だという事
なのです。

このことは、「峠」の中で、弟子である
若い書生の佐吉と、継之助の問答を
読んでいけばわかるようにもなっています
ので、それは続編の記事に書いていこう
と思います。

そうそうこの河井継之助という人物は
不世出の英雄でありながら、あまり
知られていないのは、官軍側だからという
だけではなく、この思想が、私たち大衆に
浸透して欲しくないものだからでも
あるのです。なんせ唯物論が現代の私たち
の教育の基本概念として設定されている
ので当然ですね。

ではまた(^^)/

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臨死体験と過去世体験がつながる! その2    心や体の問題を解決する


今回は、臨死体験者の証言と、
退行催眠による過去世体験の共通点を
実例を取り上げて、ひとつにまとめて
説明していこうというシリーズ第二弾
です。
まずは先日の過去世の特徴の
「退行経験はときに現世の問題を
反映する」というものを、そのまま転載
して、そのあと臨死体験者の証言を紹介
していこうと思います。

「」内が引用で、~が中略です。

「特徴7
退行経験はときに現世の問題を反映する

私が扱った退行実験において、そこに現れた
過去世の出来事や状況は、ほとんどの場合、
被験者の現世におけるジレンマや苦悩に
かかわるようなものだった。
それは通常明らかに見てとれた。
 たとえば被験者のある男性は、現世に
おいて年上のガールフレンドがいたが、
威圧的・支配的態度により、いつもストレス
をかかえていた。彼はどうしようもない状況
だと悩んでいた。催眠の中で彼は、古代中東
のある街で自分が女性だった時代に退行
した。

「私はとても美しい王宮の、ある建物の中に
いました。奴隷たちが出入りし、着飾った
女性たちの世話をしていました。
私は着飾った女性たちの一人でした。
私たちは妾として養われ、誰かに仕えるため
にそこにいたのです。たぶんスルタン
(イスラムの権力者)のためでしょう。
その身分にあることで、きわめて快適な
生活が保証されていました。物質的に
は何不自由ない生活です。しかしその一方、
自由は全くなく、その面では地獄のような
生活でもありました」

 彼のこの退行経験は私の胸を打った。
彼はその過去世で、隷属的な一女性だった
という。私は疑問に思ったが、その後も
彼に退行催眠をかけていくと、理由が
わかった。彼の思いの中では、すべての
女性は隷属的立場にあるのである。だから
現在のガールフレンドが彼に威圧的態度を
とったとき、彼は自分を女性のように
感じたのだ。
 このように、過去世での経験が現世
の状況にかかわっていることは、
きわめて明らかだった。しかしこの
かかわりは、はたで見ている療法士
にはたとえ明らかであっても、当人に
とっては必ずしもそうではない。
これは意外ではない。私たち人間は
往々にして、現在の悩みを無意識の
領域に追いやり、考えないようにする
からだ。
 被験者によっては、現在の状況と
過去世の間に、一見して類似点が見られ
ない場合もある。しかしそれでも、
催眠状態から覚めると彼らは、退行中に
経験した過去世が現世での精神的問題に
非常に関係しているという観念を表明
する。
~このことから、現在の人生の問題は、
過去世で未解決だった心の問題に起因
するのではないか、という考えを持つ
人もいるだろう。退行経験の中に、
現世の問題が色濃く反映される。
それゆえ、退行経験によって現世の
心の問題の解決が可能であるという
のが、過去世療法(前世療法)の
考え方である。療法士は、退行経験を
見極めて問題を探り、解決の道を探る。」
“以上「」内全て
出典:「生きる/死ぬその境界は
           なかった」
     レイモンド・ムーデイ
      ポールペリー 共著
        矢作直樹 監修
         堀 天作 訳”

これは、退行催眠により、過去世体験を
した事で、魂がその問題を未解決のまま
次の人生へと持ち込んでいる事を繰り返
しているために、過去世でも現世と
似た問題を経験する事になるわけ
ですが、退行催眠を受ける事によって
魂自体の意識を経験できるために、その
問題点がわかり、解決できるようになる
という事ですね。
実は同じく、魂(霊)の状態になった
臨死体験者もそれを、経験できて人生の
問題を解決できるようになった
という証言が多いのです。
まずはレイモンドムーディー氏の著書より
の引用です。

大学院卒業直後、23歳の誕生日
に臨死体験をした女性が、やはり高次の存在
(文中ではあの方と呼んでおられます)に
出会い、人生回顧をしたあとの言葉です。

「」内が引用で、~が中略の意味です。

「自分の行動の責任は、全て自分にある
というのが、この体験から私が学んだ
いちばん大事なことでした。
あの方と一緒に自分の一生を振り返って
いたとき、言い訳することも、はぐらかす
こともできませんでした。~
~こうして一生を振り返って見た中で、
覚えている出来事がひとつあります。
子供のころ、妹から復活祭のバスケットを
ひったくったんですね。私の欲しいおもちゃ
が入っていたからなんですけど。
でもその場面を見たとき、あの子が大事な
ものを取られたときの感じや、がっかり
している感じや、のけ者にされたような
感じがよくわかりました。
意地悪をするときには、人に大変なことを
してるんですね。でも、いつか必ずそれに
気がつくようになっているのは素晴らしい
ことです。~
~今までしてきたことが全部、その
(一生を振り返ってみる)中に出てきて、
善悪を判断しなきゃいけないんですよね。」
“出典:「光の彼方に」
レイモンド・ムーディ・Jr著
笠原敏夫/河口慶子訳 
TBSブリタニカ刊”

これは相手の心や感情も経験できる
という臨死体験の一つの特性を示して
いますが、今回のは自身の心の問題
を解決する人生での出来事を、相手の
感情も含めて追体験しているという
ものなのです。
これは過去世の問題解決とは違い、
それまで生きてきた自分の人生の中に、
問題解決の原因を探るというものですが、
やはり魂レベルに刻まれた問題解決を、
臨死体験領域の意識レベルだからこそ
できたという事を示しています。
この体験により、この女性が相手の
気持ちを考えて行動できるようになった
のはいうまでもありませんね。

他にいくらでも似た事例はありますが、
臨死体験者で絶対意識領域にいけて
臨死体験で大きな問題解決のヒントを
得た事で、体験をする前の末期癌が、
完治して、完全に健康を取り戻した
という嘘のような実例があります。

(これはアニータ・ムーアジャニさん
という人ですが、別の記事で詳しく
ご紹介しています。)

それだけ彼女は、意識レベルの高い領域
にいけたという事でもあります。
そこで彼女は、臨死体験をする前の
彼女が、際限のない自虐的な意識を
持ち続けていたので、それをそのまま
自分の体が受け取ったために、癌に
なってしまったという真実を知ることに
なります。その臨死体験から肉体へ戻る
と彼女は、その自虐的意識を改めて
自分を愛する事に徹し、さらに無限の
大いなる自分を自覚したために、医者が
全く理解できない、癌からの完全復活を
遂げることができたのです。
このように臨死体験での意識レベルに
よっては、人生での精神的な問題だけ
でなく、肉体的(しかも致命的なもので
さえ)な問題をも解決する事につながる
というわけなのです。

このように臨死体験でも、過去世体験でも
現在での人生での意識から、離脱して
魂レベル、霊的レベルに達すれば、問題
を解決するヒントが与えられるという事
がわかったわけなのです。
もちろん、瞑想などで、そのような意識
レベルに達する事は可能なので、静かに
自分の本来の意識、または心に静かに
耳を傾ける事は習慣づけたいものです
よね。

では(^^)

超意識編一覧

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前世記憶(転生)について その3改


「前世記憶なんて、単なる記憶だから
証拠がないでしょう」という人のために、
なんと「それが実はあるんです!」
という事を今回の再投稿記事では紹介
しています。なんと過去世の人物と
人生の証拠が、現世での身体的特徴と
してはっきり現れているという事なの
です。

では元記事をどうぞー

前回、スティーヴンソン氏は、自身の
30年以上に渡る詳細な研究結果から、
人は前世の記憶や性質を引き継いで
生まれて来るという事例を数多く
集めてきた事をご紹介しましたが、
今回は、前世の身体的特徴を引き継いで
生まれて来るケースについて、
スティーヴンソン氏がまた多くの事例を
集めておられるので、その仕組みについて
彼が得た結論をマイケル・タルボット氏の
著書からご紹介します。

「」内が引用で、~は中略の意味です。

「スティーブンソンはまた、ホイットン
の研究(催眠研究による潜在意識の研究)
には表れてこなかった現象で、人生に
対する無意識の形成力や影響力をさらに
劇的なかたちで示す証拠も発見している。
その発見とは、その人の前世が、現世の
肉体の形や造りそのものに影響を与える
場合があるらしいというものだ。~
~また、はっきりとした顔の特徴や、足
の奇形などの身体的特徴が、ひとつの生
から次の生へと持ち越されている例も
彼は発見している。この例で最も数が
多いのは、肉体的な傷が、傷痕やあざと
して持ち越されるものだ。
ひとつの例では、前世で喉を切られて
殺されたことを記憶する少年には、いま
でも首に傷痕のような赤みがかった長い
あざがあった。
別の例では、過去世で頭を撃って自殺
したことを記憶する少年が、やはり
現世でも銃弾の弾道とぴったり合った
ところ、つまり弾が入った場所と出た
場所の二カ所に傷痕のような生まれつき
のあざをもっていたのである。
そしてさらにもうひとつの例では。ある
少年が、過去世で手術を受けたまさに
その部分に、縫合したあとのような赤い
線までついたあざをもっていたのだ。

スティーブンソンはこのようなケースを
何百例も集めており、現在この現象に
関する研究を四冊にもおよぶ著作に
まとめているところである。
その中には、亡くなった人間に関する
病院のカルテや解剖報告書を入手し、
そのような傷が実際にあったばかりか、
それが、現在のあざや奇形の位置
とまったく同じ位置にあったことを
はっきり示すことができた例もある。
こうしたあざは、生まれ変わりの事実を
裏付ける最も有力な証拠のひとつである
だけでなく、ある生から次へとこれらの
特徴を運ぶ機能を果たす、なんらかの
非肉体的な「中間体」とも言うべきものの
存在を示唆していると彼は感じている。
彼はこう述べている。
「前世で刻印された傷は、生と生の間を、
身体の延長とも言えるような何かに乗って
運ばれるに違いない。そして次にこれが、
前世での肉体の傷に相当するあざや奇形を
新しい肉体の上につくりだす型版として
働くのであろう」。」
“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

この「中間体」ともいうべき、型版は、
私たちが魂と呼ぶものに、感覚的に近い
ものでしょう。
ただ肉体的特徴や性質などの情報を
具体的に含んだものという意味で、
より物理的な意味合いの強いものに
なります。もちろん物理的といっても、
現代の科学ではもちろん感知・観測でき
ない領域のものという意味になります。
主流の科学では、このように物質に作用
する感知できないものの存在を認めて
いないので、従って前世を引き継いだ
傷痕や手術痕などは、「非科学的」だと
いう事で、「偶然」として片付けてしまい
ます。
なんという幼稚さでしょうねー💢
要するに、五感で確認できるレベルで
なければ事実で認められないという事
ですが、これまで五感にもレベルが
ありますシリーズなどで、さんざんご説明
してきたように、五感の感知できる範囲と
いうのは、実際の宇宙全体の物理的範囲に
比べれば、わずかでしかありません。
ほとんど盲目といっていいようなレベルの
感覚で確認できないから、ない事にすると
いう幼稚な発想が、なんとみなさんに与え
られている教育や主流の科学界による認識
を支えているマスコミなどによるコンセプト
なのです。
さていつまでもそんな小さな感覚に囚われ
ないで、真理をみつめていきましょう。
とにかく前世からの、物理的な情報まで
受け取って新しい生命が生まれてきてい
いる証拠が、スティーヴンソン氏によって
厳密な調査で集められているという
のは、まぎれもない事実なのです。
前世の人物の病院のカルテや、解剖報告書
を入手してまで、確認したものを
「非科学的」という言葉であっさりと片付
ける主流の科学界と、それをうのみにする
人々に真理は、一言も語れるはずはあり
ません。
むしろ、私のご紹介してきたような、
超常現象や超常能力などのしくみを理解
できるようになって初めて、真理を探究
する足がかりを得たという事になるわけ
です。

またその中間体としての型版は、ホログラム
的な情報であるともいえます。つまり
我々には感知できないレベルのその人の
肉体の形態や構造が、その中間体に
ホログラム情報として保持されていて、
それが、新しい生命体として投影される
時に、一種の青写真になっていると
マイケル・タルボット氏は語っておられ
ます。
つまりDNAは、その型版のホログラム
情報を、人体の設計図として読み取り、
肉体として完成させるように働くという
事なのだと思います。

このシリーズの次回は、また実例などを
取り上げながらさらに前世記憶を、探究して
いきたいと思います。
ではまた(^^)/

超意識編一覧

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もう一回超意識編一覧

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体外離脱体験のエキスパートの言葉その1          


これまで超意識編で、臨死体験者、
霊能者、サイコメトリスト、退行催眠
前世記憶、超常能力など、あらゆる
超常体験について記事を書いて
きましたが、やはり体外離脱体験に
ついても取り上げようと思います。

なんと20年間にもわたって、体外離脱
体験を繰り返し経験したような人がいる
のです。
その人の名はウィリアム・ブールマン氏
です、やはり、それだけの体験をする
と、意識レベルも知識レベルも相当高い
ものになります。
その方の言葉を、シリーズで何回かに
分けてご紹介していこうと思っています。
やはりこの方も、私がこれまでの記事で
再三強調してきた、私たちの「意識」や
「存在」についての間違った認識を正して
くれています。
その事を著書から引用させていただき
ましょう。

「」内が引用で、~が中略です。

「私たちは皆、生まれてからずっと、社会
や文化から限りなく広範囲にわたり条件
づけされてきました。私たちは自分たちが
知性を持った哺乳類であるという前提を
受け入れるよう条件づけされてきたのです。

 このような物理的な教化は大部分に
おいて、私たちは自分自身を物理的存在
として経験し、目撃しているのだから、
私たちは肉体そのものであるという結論
は当然だ-という世代から世代へ受け継が
れた、紛れもない唯一の結論の結果
なのです。私たちの物理的知覚に基づけ
ば、これはもっとも結論のように思え
ます。~
~成長するにつれ、私たちは自分たちが
物理的生物であることを繰り返し教え
られます。この結論は、家族、友人、
マスメディア、社会全般によって日々
強化されます。

やがて、いくつかの非物理的概念を、
通常は、宗教的信条という形で教え
られます。このような非物理的概念は
一般的に、非常に曖昧な方法で、
私たちに伝えられます。大部分の宗教
は、私たちが魂や霊魂のようなものー
目に見えない、言葉では言い表す
ことのできない形のエネルギーー
を持っていると説きます。私たちは
この不思議な概念を疑うことなく
信じるよう教えられますが、事実や
理屈など証明するものは何ひとつ示される
ことはありません。答えは神が持っている
のだから信頼しなさい、と教えられます。
多くの宗教指導者は、私たちには人間の
存在や人生に関する謎の答えを手に入れる
力がない、と信じるよう求めます。
 結果として、私たちは大規模な二重の
教化にさらされるのです。自分たちが知性
を持った哺乳類であると信じ込まされ、
次に、自分では手にすることができない、
神の無力な子供であると教えられます。
 しかし、このような結論にはある問題が
あります。これらは私たちの限られた
物理的感覚(引用注:五感の領域)に
よってのみ成り立っているのです。
物理学者なら誰もが言うように、私たち
は、周りに存在するエネルギーのほんの
一部分し見ていないのです。現実に
関する私たちの概念の基礎をすべて
物理的知覚においてしまうと、必然的に
私たちだけでなく、周囲のすべての
ものに関して不完全な結論を生み出して
しまいます。~
~世界中の学校で教えられている普遍的
知識のひとつに、生物学的脳が意識の源
であるという科学的前提があります。
医学はかなり以前に、脳があらゆる意識
の明らかな源であると結論づけています。
ほかの可能性は存在しませんでした。
しかし現在、何千万件もの体外離脱体験
や臨死体験が、肉体から離れているとき
でも意識状態は続くということをはっきり
証明しています。~
~実際、私たちが物理的生物であるという
発言を絶えず耳にすることで、私たちの
自己像はこのような前提を現実として
受け入れるよう形づくられていくのです。
これは間違いなく、私たち人類を支配して
いる最大の嘘です。
実際には、肉体とは私たちが密度の濃い
環境において表現するために用いている
生物学的乗り物にすぎません。このこと
は、臨死体験や体外離脱体験を経験した
何百万人(引用注:先ほどの何千万件と
ケタが一つ違いますが、とにかく統計も
とられていて、少なくともこの何百万件
というのは、最低でも事実として存在
するようです。)もの人々が、自らの
経験によって大きく変化した第一の原因
です。
しばしば、人々は自分たちが物理的
乗り物を住処にしている霊的な存在
であるということを(信じるでも、
望むでもなく)自ら発見します。
これは強力で、人生を変えるほどの
気づきであり、言葉だけでは十分に
伝えられません。あなたの自己概念
すべてが瞬間的に、そして永遠に根本
から変わることを想像してみてくだ
さい。~
~私は、臨死体験や体外離脱体験の根底
にある目的とは、私たちの霊的本質を
垣間見ることであると考えています。
非物理的・霊的な自分を体験して
初めて、私たちは物理的・社会的な影響
を完全に乗り越えることができるのです。
密度の濃い物理的限界から一歩自由に
なって初めて、私たちは自分自身、
そして宇宙の真実を知ることができる
のです。」
“出典:「肉体を超えた冒険」  
     ウィリアム・ブールマン 著
           二宮 千恵 訳
      ナチュラルスピリット刊”

まず最初に、申し上げておきたいのは、
体外離脱体験をしたから、臨死体験を
したから、初めて実感できるのではない
という事です。
私は体外離脱体験を、経験していますが、
それ以前から私たちが霊的存在で、肉体
の中には存在していない事を知っていま
したから。この場合はブールマン氏が、
体外離脱によって、実感するように
なったからそう思えるという事なの
です。
たとえば、右脳だけしか働かない状態に
なったジル・ボルト・テイラー博士は、
自分が肉体から離れてクジラ大の大きさ
になって上空を漂っていたと、述懐して
おられます。これは右脳の驚異の力その2
で詳しく紹介しています。
つまり体外離脱という手順を踏まなく
ても、右脳の力を働かすだけで、自分の
意識が、肉体の中にない事を実感できる
というわけです。もちろん潜在意識レベル
にアクセスすれば同様の認識に至る事
ができるのです。そして、ここが重要
なのですが、こういった超常能力は自分
には、起こらないという一般の方も多い
と思いますが、そんな方々に朗報です。
全ての人が、すでに自分が超常能力
体験者だという事なのです。
全ての人が、なんと生まれる前は、魂か
意識の状態で、臨死体験や体外離脱と同じ
ような超常能力を発揮していたのです。
というかそれが自然現象でもあります。
そして多くの人が何度もそうやって意識が
肉体から離れた状態を繰り返してきて
いるので、すでにみなさん超常能力体験者
だという事なのです。だから、
「忘れているだけで、自分が肉体の中だけを
住処にしているのでもなく、また肉体
そのものの存在でもない「意識」という霊的
な存在だけになる事は、すでに全ての人々の
共通の経験としてある」というわけなの
です。
そしてこの理解が、前世記憶や過去世体験の
理解にもつながり、占星術の霊的レベルでの
自分自身の理解にもつながるという事です。

そしてやはり20年間も体外離脱を体験して
こられたブールマン氏は、私たちが、
偽物の現実を刷り込まれてきた事を看破して
おられます。
しかも二重の「教化」という形で、私たちが
完全に本来の姿を理解できないように混乱
させられているという事を、とてもわかり
やすく説明しておられますね。
まずは、私たちは物理的存在でしかなく、
意識は脳から生まれるだけだという偽の
知識を繰り返し、「教化」される事で、
私たちは、物理的肉体を自分自身だと思い
こまされています。
また宗教により、確かに我々は魂や霊的な
存在であるけれど、見えない世界については
神のみぞ知る領域なので、我々は知る
事も感じる事もできない「無力な存在」で
あると「教化」されます。
もちろんどちらも全くの偽物の知識です。
(宗教の言う、我々が魂や霊的な存在である
事は真実ですが、、私たちが無知で無力な
存在であるという事が、全くの偽物の
知識だという事です)
このような偽の知識や、感覚を生涯刷り
込まれてきた我々は、逆に繰り返し、本物の
知識や世界観で、これまでの偽の知識や感覚
を浄化しなければならないという事なのです。
そのために暗示効果も、とても有効だという
事ですし、もちろん体外離脱体験も、完全に
新しく本物の認識を獲得させてくれるものだと
いう事なのです。

体外離脱体験の特徴について、ブールマン氏
が、列挙されているので、次回はその
事をご紹介します。
ではまた(^_^)

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前世記憶(転生)について その2改


昨日、前世記憶その1を再投稿させて
いただいたので、やはり続きをまた
再投稿させていただきます。
もちろん今日の体外離脱体験者の言葉
記事の理解の助けにもなると思います。
では元記事をどうぞー。

前回生まれ変わり事例を一つご紹介させて
いただきましが、そのような事例を
数千も調査して、裏付けとなるような証言
や証拠を集めてこられた
イアン・スティーヴンソン氏は、30年
以上も費やしたその調査のおかげで、
多くの重要な真理を得ておられたよう
です。
今回は、その事をマイケル・タルボット氏
の著書から引用してご紹介したいと思い
ます。
「」内が引用で、~は中略の意味
です。

「スティーヴンソンによると、過去世の
記憶を自然に思い出すことは、子供たち
の間では比較的よく見られる現象で、
このため、検討に値するケースの数は
彼とスタッフの調査能力をはるかに
越えているという。
子供たちが自分の「もうひとつの人生」
について語りはじめるのは、一般に二歳
から四歳の間のことで、その思い出が
詳細にわたることもよく見られた。
自分の名前、家族や友人の名前、どこに
住んでいたか、どんな家だったか、仕事
は何だったか、どんな死に方をしたか、
それに、たとえば死ぬ前にお金をどこに
隠したかという他人の知らないような情報
、あるいは殺人が関与していた場合には
誰に殺されたのかさえもがこの中に
含まれていたのである。
驚くべきことに、子供たちの記憶が
あまりに詳細なものであるため、
スティーヴンソンはそこに出てくる過去世
の人間を実際に追跡して調べ、彼らの
述べたことのほとんどすべてを確認できる
という事も頻繁に起きている。
スティーヴンソンは、子供たちを過去世で
住んでいた場所に実際に連れていき、見も
知らぬはずの街を、彼らが勝手知ったる様子
で案内し、自分の以前の家や所有物、
あるいは過去世での親戚や友人まで正しく
言い当てるところを目の当たりにしている
のである。~
~過去世で知っていた人間と一緒になる
ように生まれ変わることが多いこと、また
、その選択の裏にあるのは、いとおしさや
罪悪感、義務感であるというホイットンの
調査結果は、スティーヴンソンの研究でも
裏付けられている。~
~物質面での状況は、生まれ変わりに
よって大きく変化することはあるものの、
道徳面から見た行動、あるいは関心、能力
価値観などは同じままであることを彼は
発見している。
過去世で犯罪者であった人は犯罪行動に
惹かれていく傾向があるし、寛容であった
人は寛容で親切な人間であり続ける」
“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

スティーヴンソン氏の研究は驚くべき、
詳細な調査が裏付けとなっているので、
もはや生まれ変わりを疑う余地はないと
いっていいでしょう。
もちろん我々の意識が、すべて転生を
経験するというわけではなく、その
意識レベルになければ、転生を経験
する事はありません。すでに人生と
いうものが、一つの意識のレベルでしか
ないと理解した意識や、高い意識レベルに
達した人は、また別のレベルでの意識の
領域を経験する事になります。
また逆に、過去世でとことん邪悪な意識に
染まった人などは、当然これまでご紹介
した地獄のような意識レベルに、自ら墜ちて
いき意識レベルによっては永遠に近いような
状態でそこに留まり続けなければならない
場合もあります。
ただとても大事な要素として、そういう
意識は、その人の存在全体を示している
というわけではないのです。
だから意識の存在する領域は、死後
どのレベルにも移行が可能なのです。
ただ地獄に墜ちるような意識に囚われて
いる人は、上昇のキーワードになる
ような愛情などの感情を発生させる、
意識エネルギーはほぼ皆無なので、
その場に居続けなければならなくなる
というわけです。
つまり意識のレベルすべてが、その人
全体を示しているので、肉体を離れれば
あらゆる意識の領域を経験する可能性
があり、しかもそれらすべての意識は
同時にその人のものとして存在して
いるということ。だから過去世の
記憶を持った人が、新しい肉体に
宿ったからといって、その人全体が
そのまま乗り移ったという意味では
なく、そのレベルにある意識だけ
が、その肉体に移行したという事
なのです。
だから霊が取り憑いたり、また去って
行ったりするようなこともあるという
わけなのです。
その場合肉体にある意識レベルには、
その霊の意識の部分だけがなくなり、
この世での経験をしている意識だけ
が残るという事なのです。
また過去世での行動や能力、関心、
価値観などを過去世から受け継いで
いると言う事は、その魂のような
意識により新しい肉体のDNAにその
情報が書き込まれているという事なの
です。
DNAはその人の能力や感覚、思考
や好みなどすべてに渡って影響を
及ぼすためですが、このことは、
DNAが親から受け継いだ遺伝だけの
プログラムではないという事も示して
いるのです。
(DNAが身体的特徴や能力などの
プログラムだけでないという事は
DNAの驚異の力編 まとめと再考 その1
でDNAのプログラムが思考
や感情にも影響を与える事を説明
しています)
そしてまたDNAは今生で新たに
書き加えられたり、書き込まれたり
していくので、過去世の記憶が失われ
たり、性質も変わっていくという事
なのです。
だからスティーヴンソンの調査でも
ほとんどすべての子供たちが、7歳
までには、その記憶を失い、性質も
能力も少しずつ今生での影響により
変わっていくという事が、明らかにされ
ているというわけなのです。
魂によってDNAに、書き込みがされる
という事は、前回の記事で、肉体的な
特徴まで、過去世を受け継いでいる証拠
を見ても明らかですが、そのような事例
を、スティーヴンソン氏は、何百例も
集めておられます。その事から
スティーヴンソン氏の得た真理について
は次回の記事でご紹介したいと思います。

今回は意識レベルの事についてお話しまし
たが、生まれ変わりの魂の選択に罪悪感や
義務感があるというのは、霊的に次元で
高い意識レベルにいきたくてもエネルギー
が足りない魂レベルの意識は多くあり、
やはりそのエネルギーを得るためには、
もう一度人生で、肉体に宿りその意識を
浄化させるように生きて行く必要が
あるためだと思われます。
この意識レベルの浄化という意味で、
前世記憶を研究していくと興味深い
事例が数多く紹介されているので、
それはまた別の記事でご紹介して
いこうと思います。

次回は、身体的特徴を過去世から引き継いだ
事例についてスティーヴンソン氏が得た真理
についてご紹介します。
では(^_^)

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もう一回超意識編一覧

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前世記憶(転生)について その1改


現在退行催眠による過去世体験をご紹介
していますが、この前世記憶というのは、
現世において、まだ前世の記憶が残っている
子供(ほとんど0~7歳児の子供にしか
みられない事例です)が、前世で
別の人生を送っていた自分の記憶を、
持っていているという事をいいます。
つまり退行催眠では、過去の人生の
意識に回帰するのに対して、この前世
記憶は、現世で自分の過去世の記憶を
まだ持っている状態だという事です。
どちらも、魂の転生が真実である事を
理解できるような事例です。
という事で、現在退行催眠による過去世
体験の紹介をしているタイミングで、
もう一度この前世記憶の記事を再投稿
する事にしました。

今回また別の超常体験というテーマで、
みなさんもよくご存知の「生まれ変わり」
について書かせていただきます。
深く広く研究していくと、主流の科学で
「非科学的」として片付けられる超常現象
や超常体験のほとんどが、「科学的」な
ものだったという事がわかってきます。
私は、その事を徹底して神秘メッセージの
宇宙の真理編で記事にしてきました。
今さら、「前世記憶?それは非科学的だよ」
なあーんて、いうはずがありません。

その前世記憶つまり転生の裏付けとなる
事例に徹底して、厳しい調査を繰り返して
きた科学者で、最も有名で信頼されて
いるのが、イアン・スティーヴンソン教授
という人物です。
この人の凄いところは、徹底した研究の
仕方で、共同研究者たちとともに、その
前世記憶を持った子供(たいていのケース
では7歳頃までになくなるらしいです。
これって月の影響の年齢までという事
ですよね。実はこの事は別の重要な事と
つながります。また別に書かせていただ
きます。)を尋ねて現地までいき、その
証言の裏付けを徹底する事にあります。
なんとそのような事例を2000以上も
集めたというのです。
これは、まさに前世記憶が、れっきと
した真実であるという事を完全に裏付けて
いるではありませんか!
しかし、このイアン・スティーヴンソン氏
の凄いところは、これだけの証拠事例を
集めておきながら、前世記憶が転生を
裏付けるという事を主張してはいない
と明言しているという事です。
なんという謙虚さでしょう。例の
公式のアレとは比べ物になりません。
あちらは、「一見赤方偏移が遠ざかって
いる星の動きに想定できる」という
理由だけで、他の光の屈折などの可能性を
勝手に排除して、そこからの類推で
宇宙の起源とビッグバンをでっちあげて
完全な真実として、喧伝し続けて、
いつのまにか常識にしてしまうような
公式のアレとは比べ物になりません。
とにかくその謙虚で真摯な同氏の著書が
邦訳で出てましてそれが、
“「前世を記憶する子どもたち」
    イアン・スティーヴンソン著
            笠原敏夫訳”
です。これが今私の手もとにあるという
わけですね。
このシリーズではその徹底した研究ぶり
のいくつかを紹介させていただこうと
思いますが、最初はやはりこういった事例
に対して、懐疑的や否定的な人たちのために
物理的な証拠も合わせて見られる事例を
取り上げることにします。
例によって「」が引用で~から~までが
中略です。

「コーリス・チョトキン・ジュニアの事例

 アラスカに住むトリンギットの老漁師
ヴィクター・ヴィンセントが姪のコーリス・
チョトキン・シニアに向かって、自分が
死んだらおまえの息子として生まれ変わる
つもりだ、と語ったことが本例の発端に
なっている。

ヴィクター・ヴィンセントは姪に小さな
手術痕を二つ見せた。ひとつは鼻柱の
近くにあり、もうひとつは背中にあった。
その痕を見せながら姪に、このふたつの
痕跡と同じ場所にあざがあるから
(来世では)すぐ見分けがつくはずだ、
と語ったのである。
ヴィクター・ヴィンセントは、一九四六年に
死亡した。
その一年半ほど後
(一九四七年一二月一五日)、
チョトキン夫人は男児を出産した。その子は
、父親の名前を襲名し、コーリス・
チョトキン・ジュニアと名付けられた。
コーリス・チョトキン・ジュニアの体には
母斑がふたつあった。母親のチョトキン夫人
によれば、その母斑は、以前伯父の
ヴィクター・ヴィンセントが見せてくれた
手術痕と全く同じ部位にあったという。
私がこの母斑を見たのが一九六二年で
あったがチョトキン夫人の話では、生まれた
時にあった位置からはふたつとも既に離れて
しまっているとのことであった。
とはいえ、ふたつともまだかなり明瞭
であり、特に背中の母斑は印象的であった。
長さ三センチ、幅五ミリほどの大きさで、
周囲の皮膚に比べて黒ずんでおり、わずか
に盛り上がっていた。手術痕が癒えた時の
状況とよく似ており、大きな母斑の両側
の、手術で切開した皮膚を縫合する糸が
あるはずの位置に、小さな丸いあざが確かに
ついていたため、手術の痕に似ているという
印象をますます深めたのである。
 コーリスが一歳一ヶ月になったばかりの頃
、母親が名前を復唱させようとしたところ、
コーリスは腹立たしげに、「僕が誰だか
知っているよね。カーコディだよ」と
言った。これは、ヴィクター・ヴィンセント
の部族名であった。コーリスが自分のことを
カーコディだと言った話をチョトキン夫人が
ある叔母にしたところ、その叔母は、
コーリスが生まれる直前、ヴィクター・
ヴィンセントがチョトキン一家と暮らす
ようになる夢を見た話をしてくれた。
チョトキン夫人によれば、ヴィクター・
ヴィンセントが自分の息子に生まれ変わると
予言していた話をそれまでその叔母に一度も
したことがなかったのは確かだという。
 コーリスは、二、三歳の時に、ヴィクター
・ヴィンセントの未亡人を筆頭として、
ヴィクターが生前知っていた人物数名を独力
で見分けている。コーリスは、通常の手段
で知ったとは考えにくい、ヴィクター・
ヴィンセントの存命中に起こったふたつの
出来事についても言い当てているという。
また、コーリスはヴィクター・ヴィンセント
とよく似た行動特徴もいくつか示している。
たとえばコーリスは、髪の梳かし方が
ヴィクター・ヴィンセントと瓜ふたつで
あったし、ふたりとも吃音があり、船や海
の上にいることを非常に好み、きわめて
宗教心が強く、しかも左利きだったので
ある。コーリスはまた、小さい頃から発動機
に関心を示し、発動機を操作・修理する技術
も持っていた。母親の話では、コーリスは
船の発動機の操縦法を独学で習得したと
いう。コーリスが父親からこの技術を受け
継いだり学んだりした可能性はない。
父親には発動機に対する関心も発動機を
操作する技術もほとんどなかったから
である。」
“「前世を記憶する子どもたち」
    イアン・スティーヴンソン著
            笠原敏夫訳”

まあこれは間違いなく、過去の人生で
老漁師だったヴィクター・ヴィンセント
の霊または意識または魂が、このコーリス
・チョトキン・ジュニアという子に
宿ったといえる事例でしょう。
ただ懐疑派の人は、これは暗示効果だと
いう場合を指摘するかも知れませんね。
ヴィクター・ヴィンセントが、その子を
産むことになる姪に自分がその姪の息子
として生まれ変わるという事を聞いた
姪の潜在意識が、DNAに作用し、その
言葉の内容をその特有の言語として
書き込んだため、それが出産に影響した
という事だとする言い分がありますよね。
ですが、その子が、前世の知人の記憶を
持っていた事、ヴィクター・ヴィンセント
の体験の記憶や何より、性質や特技、
また身体的な癖や行動特性まで同じ
という事になれば、もはやDNAに
書き込まれたという説明だけでは、全く
筋が通らなくなる事になりますよね?
つまりやはりこの場合の結論は、霊や
魂や意識となったヴィクター・ヴィンセント
が、姪の息子の肉体に宿り、生まれ変わった
というものにしかならないと思います。
でも懐疑派なら、なんだかんだいってき
そうだなー。
たぶんそういう人は、「あり得ない」と
思い込んでいるから、むしろ妥当でない
可能性にもしがみつくのではないかと
思うのですか、いかがですかね。
また全ての人が必ず生まれ変わるという
わけではなく、この次元での転生を望んで
いたり、また肉体による生命だけが、現実
だと思っている意識または霊または魂が、
次の肉体によく宿る事になるという事
ですね。基本的にそういう人は、未来に
生まれ変わりますが、それは時間を連続
したものという認識で生きていた人に
限るので、もしそこを柔軟に捉えられる
人であれば、自分が死んだ時よりも、
過去に生まれ変わる場合もあります。
ではまた前世記憶について取り上げたい
と思います(^^)/

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