「五感にもレベルがあります」
という一連の記事を、このたび
「五感のレベル編」として
ひとまめにさせていだきました。
この記事は、そのカテゴリーに
属するものです。
私たちは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚
の五つの感覚があるといわれています。
そしてもう一つ第六感があるともいわれ
ますよね。
第六感というものは、われわれが五感で
感知できない領域のものを、感じる事が
できる感覚という事で、霊感、直感、
潜在意識による感覚などといわれて
います。この私のブログでは、それらは
当然あるものとして書き進めているので
その感覚がある事にはなんら問題は
ないのですが、ちょっと待って
ください、では思考や感情は、どこの
感覚に属するのでしょうか?これらは
五感よりも重要な感覚です。五感は、脳に
届けられて、それにより私たちは思考
したりしますが、別に五感からの信号が
なくても、私たちは思考することが
できます。
というより、脳波も停止して、肉体
そのものから離れた臨死体験者や
体外離脱体験者の意識でも思考している
のです。むしろその状態での
思考の方が圧倒的な明晰に満ちていると
経験者は語ります。事実私たちは脳
そのもので思考しているのではなく、
脳は送受信機である媒体でしかない
というのが真実なのです。これについて
は、また別の記事で説明させていただき
ます。
また味わったような事のない至福の感情も
大半の臨死体験者の共通した報告にあり
ます。
で、なぜ五感のあとに思考や感情を配置
せずに第六感という言葉を入れてくる
のかというと、実は私たちの思考力という
ものは、あまり上の方の裕福な階層の
人達には歓迎されていないという
事なのです。
「まさかそんな事はないだろう」と
みなさんそういうでしょうね。
では私たちは教育で思考を鍛えてもらい
ましたか?
暗記ばっかりの知識詰め込みが中心では
なかったでしょうか?
思考力が働いたら、どうその人たちに
やっかいなのかを考えるくらいの思考力は
鍛えてもらえましたでしょうか?
この教育の方針をきめるのが、文科省
どころかもっと上の方の人達なのです。
右脳の驚異の力その3という記事
では、教育の効果について調査をしてきた
キュン・ヒー・キム教育心理学准教授が、
教育により、思考力、独創性、順応性、
感情表現、表現力などあらゆる分野で
教育がマイナスの効果をもたらして
いる事をつきとめました。
その記事を再掲載させていただきます。
ウィリアム・アンド・メアリー大学
(バージニア州ウィリアムズバーグ)の
キュン・ヒー・キム教育心理学准教授は、
トーランス・テスト・オブ・クリエイ
ティブ・シンキングと呼ばれる標準的な
創造的思考テストの結果から、驚くべき
結論を導きだしたのです。
なんと学校での教育を受けた期間が長い
子供ほど、「感情表現が乏しくなり、
元気がなくなり、語彙力も乏しくなり、
話をしたがらなくなり、ユーモアが
なくなり、想像力が貧困になり、
型にはまった思考や言動、行動になり、
情熱的でもなくなり、いきいきしなく
なり、洞察力がなくなり、目的に無関係
のものには関心がなくなり、同調性が
なくなり、また別の角度、あらゆる角度
から見ようとしなくなる」という事なの
です。
確かに私たちは、暗記中心の教育で、知識
だけ詰め込まれて、卒業しますが、会話力や
想像力、ユーモアや洞察力など、全く
教えられずにいたような気がします。
これだと我々が確かに社会に出て、命令
された事をなんの疑いもなく実行するだけ
のロボット人間になりやすくなるのもよく
わかります。またサイコパスなどという
言葉もありますが、情感や共感能力そして
想像力の欠落した人間も、まさに今の
教育の成果のたまものだといっていいの
だと思います。
このように私たちに思考だけでなく、感情
さえも必要とされていないのです。
しかし、これまで記事で紹介させて
いただいてきたように思考やポジティブな
感情エネルギーは、私たちの運気のレベル
を上げて、認識レベルを高めて、未来を
私たちのために有効に創造してくために
絶対不可欠なものなのです。
ですが、教育では優遇されない。なぜか?
簡単な話です、私たちが自分たちの未来を
創造できるようになったら、私たちの
運や金、時間を吸い上げている人達が
損をすることになるからです。
そんな簡単な事に気づいておられない人
多いでしょーねー。
まさか世界の大半のお金が0.1%
ぐらいの人々に集中しているの、
「自由競争」によるフェアな結果だと思って
ます?まさかね(^_-)-☆
まあそれはそれとして、五感の上に思考や
ポジティブな感情があって、その上に第六感
が来るというのが正しいのです。
だからいわば、これまでの第六感は、
超感覚に格上げされるという事なのです。
さて五感の上の思考や感情が私たちにとって
大事だという事を理解していただいた上で
もう一度思考についての以前の記事から
編集して再掲載させていただきますね。
思考も感情・感性もれっきとした、我々の
感覚なんですよー。
だって五感で感じるものだけで、我々生活
してませんから。
たとえば記憶、イメージを、五感に頼らずに
脳内で思い浮かべる事が可能なのは、わかり
ますよね。それに対して思考や感情など
の感覚が働くのなら、それは五感って
いいません。
(記憶は五感によらない感情や思考、直感の
ものもありますし、もとは五感でも現在
感じているものでなければ、すでに記憶の
イメージとしてのみ残っているものです。)
つまり目の前で起こっている事また実体験
によらず、思考や感情は独立した感覚で
働けるのです。
つまり物理的な現実に囚われない感覚という
事ですね。
これがわかってくると、臨死体験で肉体から
離れた意識が存在している状態が理解でき
ます。(しかもこの状態での意識の
方がはるかに明晰で拡大した認識領域だと
いう報告が圧倒的なのです。)
感情も思考も脳波の範囲の波動なので、
とても低い波動です。
これまでご説明してきたように、低い
波動が高い意識レベルに通じるという事
です。
(よくスピリチュアルで高い意識レベル
は、高い波動だといわれていますが、
これは真逆が正しいです。その事について
もまた別の記事で説明しますが、一つには
逆の誘導があるためと、意識が低い波動
だと逆に高い波動のエネルギーを生み出す
事ができるので、それを指している場合
もあります。その場合は間違いではあり
ません。ただそういった説明なしに、高い
意識=高い波動だと説明されるのは、誤解
を生む表現ですね。)
しかし、五感は脳波よりかなり高い波動を
感知するようになっているので、脳波より
低い意識としての感覚だという事になる
のです。
つまり高い意識レベルの感覚とは思考や感情
で、五感は単なるセンサーだという事です。
この五感の感知する波動領域については、
後で説明します。
このようにレベルの高い思考や感情という
感覚があるのに、我々は超感覚である
第六感以外は、五感しかないように錯覚して
いる。というよりさせられているのです。
なぜなら、昔から、大衆が思考能力が
あったり、感性が豊かだったりすると、時の
権力者にとっては厄介な事ばかりになるから
なのです。
(ローマ時代のパンとサーカスなんかも
その一つの例ですね。あと終戦後の占領政策
の一貫で日本人に再び力をつけさせない
ためにとられた3S政策もその一つです、
スクリーン、セックス、スポーツですが、
これらは、我々を五感の刺激で満足させて
思考や精神的な成熟度を奪うのに、ちょうど
いいものだったのです。特に視覚だけに
頼るようにしておけば、いくらでも
イメージで私たちを誘導する事は可能
なのです。)
しかし、そのようにいうとまた陰謀論とか、
用意された言葉にすぐ結びつける人が多いの
で注意深く、説明しているというわけです。
そのように結びつけるのも、誘導されて
いる事くらいは、わかっていただける人が
読んでいただいていると信じています。
日本では暗記教育だと昔から言われてます
よね?暗記や記憶というものは思考の中では
最も低いレベルの能力なのです。
なぜなら受け取った情報をそのまま
コピーする記憶には、複雑な脳内の電気活動
は必要ないからです。
次に低いのは計算能力です。
計算も、単にインプットされた情報に
従って、数字を決まった式にあてはめて答え
を出すだけなので、それほど複雑な電気活動
を必要としません。
理解力や想像力、表現力などや、別々の情報
を関連付けながら、新しい結論や意味などを
生み出す能力、イメージを浮かび上がらせ
て、そこに感情や意味、理解や想像力を
働かせる事などは、かなり高度な電気活動を
要します。
また感動できる音楽をイメージして、頭の
中で、演奏したり歌ったりしてみて、楽譜に
それを書き込む能力や、描きたい絵の
イメージをキャンバスに投影する事なども
高度で複雑な電気活動を必要とします。
また相手の気持ち、立場などを考えて、言葉
を選び、また言葉の調子、姿勢や態度を
加えてコミュニケーションする能力なども
またとても高度な脳内の電気活動なのです。
ただし最後の人との共感や調和、円満な人間
関係などの心が関わる、思考力や感性に
関しては、世界の中でも突出しているのが、
私たち日本人で、教わらなくても先天的に
日本人が優秀です。だからこそ(その理由
だけではありませんが)日本は教育を劣化
させられているというわけなのです。
もちろん世界の先進国でも、そのような
教育の悪影響がある事は、さきほど
ご紹介したキム博士の調査でも明らか
ですが、特に日本の教育が、突出してレベル
が低いという事です。
振り返っていただきたいのですが、最後の
コミュニケーション能力などを授業で
学んできたでしょうか?
日本ではほとんどない事でしょう。
つまり我々はなんと教育では、脳を鍛えて
もらっていないという事になるのです。
クイズ番組で記憶力が問われるような場面
ばかり出てきますが、これこそ記憶力が
いい事だけが、頭がいい事だという
間違った認識を、刷り込まれている証拠
なのです。
とにかく現状ではこのようになっていますが、
私たちは、もっと人生を豊かに生きるために
思考力や豊かな感情を取り戻していけば、
いいという事がいいたいわけです。
つまり、これまでの影響で思考能力が、
あまり働かなくなっている人は、働かせる
事ができるようになればいいのです。
なぜ思考能力を鍛えなきゃいけないかって?
思考能力や感性のレベルがあがるという事
は、高い意識レベルに通じるので、現実を
思い通りにしたり、希望のイメージを現実
化したり、相手の気持ちがわかって、人間
関係がうまくいったりと、いろんなメリット
があるからです。
最大のメリットは、思考レベル・感性レベル
が上がり、意識レベルがあがると、それ自体
が至福の状態につながるという事ですね。
私もずいぶんと、そのような状態を味わう
ようになりました。特に感性のレベルが
あがるとそれ自体が人生の幸福だというのが
わかってきます。(もちろん本人の
中でのレベルアップという意味です。)
事実いつも私は、「幸せそうですね」とか
「楽しそうですね」とか「めでたいやっちゃ」
「幸せなやっちゃなーお前は」などといわれて
ますから(^_^)ん?後半の二つは、もしや
バカにされているのでは?(;゚〇゚)
で、思考の話にもどりますが、複雑な電気
活動をしている時の脳波は、高いと思います
よね?実は低いのです。それは、右脳が働い
ているからなのです。
(右脳は脳波が低い状態でより活発になり
ます)
それは複雑な数学の問題を解こうとしている
時に、いらいらしたり、または興奮状態の
ベータ波だと、全く解けませんよね。
心を落ち着けて、脳波が低い状態になる
ような時に、複雑な解答への道筋が、
ひらめくのも、その脳波で右脳が働くから
なのです。
スポーツでも同じでナーバスになって
脳波がベータ波になっていると、ミスを
連発しますが、心が平静の状態で脳波が
アルファ波以下になっているような状態の
時にスーパープレイが生まれるものなの
です。いわゆるゾーンに入っている時の
脳波がこれにあたります。
自分自身が体そのものだと思っている人
にはわかりにくいかも知れませんが、
体が激しい動きをしながらでも、明鏡止水
といったような静かな脳波になる事は、
できるものです。
私は、よく道や階段を全速力の8割くらい
のスピードで走りますが、景色をながめ
ながら、ゆったりとした気分で走ります。
もちろん体は、ヒイヒイいって、最後には
息がきれてきますが、私の心と脳波は平静
そのものです。
右脳が最も働くのは、睡眠時つまり脳波が
7Hz以下になっている時ですね。
ただ、左脳が眠ってしまうので、思考を
意識的にはできません。
だから複雑な思考や深い感性を働かせる時
には、右脳を補佐する形での左脳の働きが
大事だという事なのです。
そしてその左脳が働くギリギリの脳波が
7~8Hzだという事です。
つまりその状態での瞑想や催眠術での左脳へ
の暗示効果が、右脳に効果的に投影される
という事なのです。
また7~8Hz以下の脳波では潜在意識
または、高次元からの信号をキャッチする
感覚や感性が、鋭敏になります。
まあ、これが第六感と呼ばれているもの
ですが、五感の上に思考や感情・感性がある
以上、第六感というのは無理があるでしょう。
だからそれこそ超感覚という分類でいいん
じゃないかと思います。
さて五感のレベルの話ですが、これまでの
神秘メッセージでは、脳波が低いほど意識
レベルが高くなっていきましたね。つまり
振動数の低い波動の脳波の方が高い振動数
の脳波よりもレベルが高いということなの
です。
さてこの脳波と他の五感のうちの代表的な
聴覚と視覚の振動数をみて見ましょう。
まずは、その領域の図をご覧ください。
“出典:「Madstone Mystery Labs. Inc」
様”
脳波の領域は、睡眠に入らない状態でも
8Hzから26Hzなのに対して、聴覚
では10から20000Hz、そして視覚
は、約400THzから750THzです。
視覚の場合のこのTHzとは、1Hzの
1兆倍です。
つまり脳波や聴覚よりも圧倒的に、視覚の
方が振動数が高いのです。
しかもケタはずれというのが、よくわかり
ますよね?
つまり聴覚の方が視覚より圧倒的にレベルが
高いという事を意味しているのです。
その理由については、この五感のレベル編で
説明していますので、またご覧になって
くださいね。
ではまた(^^)/