この記事は
常識とされているビッグバン理論はとうの昔
に破綻していた!反証の数々の総まとめ
の続編にあたります。
そしてこれは、常識とされてきている
根本的な科学的真実とは、大衆を
真理から遠ざけるために仕組まれた
ものだったというテーマのシリーズ
の続きでもあります。
さて前回の記事で、我々が常識として
疑いなく認識していたビッグバン
宇宙論が、既に反証だらけで、完全
に破綻していて、偽の宇宙モデルで
あった事を、詳しく説明しましたが、
それでは本当の宇宙モデルとは、
どんなものかという事をこの記事で
説明していこうと思います。
実は前回、ビッグバンモデルの破綻の
証明をしていた中に、すでに真の
宇宙モデルの大ヒントがあったの
です。
もう一度よく説明させていただき
ますね。
まずビッグバン理論の土台になって
いるのが、膨張宇宙モデルです。
それがどういうものか説明しますと、
1920年代になると遠方の銀河
まで観測できるようになったの
ですが、
遠方の銀河が赤方偏移を
示すことが知られるようになり、天文学者
エドウィン・ハッブルが、光のスペクトルが
赤方に偏移している多くの銀河について、
その距離をまとめていくと、その偏移の
大きさは、地球からの距離に比例している
ことが、判明しました。
そしてハッブルや他の科学者たちも、
赤方偏移がドップラー効果に基づくもの
だと解釈したのです。
それは当時は納得できるほかの解釈が
存在しなかったからだという事です。
ここが大きな解釈のターニングポイント
ですので、よく覚えておいていただき
たいと思います。
ドップラー効果というのは、離れていくもの
の光は赤く偏移して、近づくものの光は
青く偏移するというものです。
つまり赤方偏移の観測により、遠くの銀河
は、離れていっていると解釈した のです。
そうなると宇宙は、全方向に膨張している
という解釈を多くの天文学者たちがする
ようになりました。
ただハッブル自身は、この宇宙膨張説
には、さらなる検証重ねていく必要がある
として、この世を去っています。
しかし、逆にこの説があたかも絶対真理
のように、公式の科学界で認識され始めて
宇宙が膨張しているように理解されると
すぐに、宇宙は過去には今よりも
小さかったはずであるという認識に
つながりました。この考えを過去へ
過去へと戻していくと、、宇宙は結局は
小さな「一点」になってしまうという
事から、 現在ではこの「宇宙が一点に
なる時」が、宇宙の始まりであると
考えられています。
そしてその一点が、爆発的と言える
ような急激な膨張により、一気に
宇宙が誕生したというのが、
「ビッグバン理論」というものだった
のです。
この理論を最初に具体的に提唱した
のが、アメリカの物理学者ジョージ・
ガモフでした。
1948年にガモフの提唱した
ビッグバン理論とは
「誕生直後の宇宙は極めて高密度の
中性子からなり、爆発後は急速に
膨張し、そして冷却して、現在
観られる宇宙になったというものです。
これが、70年以上経った現在でも
公式の科学の常識とされ、世界中の
教育で採用され、一般の人々が疑い
もしていない理論です。
ところがこれがいかに脆弱な理論
であったかを、天文・物理学理論家
のコンノケンイチ氏が著書で説明して
います。
ジョージガモフの提唱した
「ビッグバン理論」の紹介に続いて
からです。
『
~以上がビッグバン宇宙モデル成立の
あらましだが、あらためてふり返れば
まことに脆弱な基盤の上に成り立って
いることが分かるだろう。
くどいようだが観測される現実の事象
は「遠方の星団が示す赤方偏移」だけで
ある。しかも「IF」の上に、さらなる
「IF」を積み重ねている理論である。
まず「赤方偏移はドップラー効果による」
と仮定し、次に特異点を仮定し、あげく
150億年前に「ドッカーン」大爆発が
起きたと仮定した。
だいたい、宇宙(全体を占める空間)は
ビッグバンによって誕生し、いまも
膨張進化しているという考え方そのもの
が凄く飛躍した仮定だといえる。
よくお考えいただきたい。百歩ゆずって
、遠方の星団ほどスピードを上げて離れ
遠ざかっているのが本当だと仮定しても、
宇宙の代名詞たる「宇宙全体を占める
空間」が膨張しているという証拠は何も
ないのである。
人間もそうだが、はじめに小さな嘘を
つくと、矛盾点を塗布するため次々と
嘘を積み重ね、あげくとんでもない大嘘
に発展してしまう。(都合のよいことに)
仮定を基にした数字では、どんな
宇宙方程式でも作ることができる。』
“出典:「祝相対性理論崩壊
ビッグバン理論は根幹が間違っていた」
コンノケンイチ著
ヒカルランド刊”
私も記事で再三にわたって強調して
きた事が書かれています。
つまり「いまだ人類の誰も宇宙の果てを
観測したものはいない」という大前提が
この「ビッグバン理論」にはすっかり
抜け落ちているのです。
つまり宇宙全体のサイズもわからない
のに、宇宙の年齢もわかるはずも
なく、そして特異点も決定する事が
できないのに、当時観測できる限界の
星団を勝手に宇宙の端と決めつけて
宇宙のサイズを逆算したという
あまりにも幼稚な理論だったのです。
そしてさらに、当時観測できるより
さらに遠くの銀河が、無数に発見されて
しかも、全快の記事で取り上げたような
数々の証拠から、ビッグバン理論の最大
にして唯一の根拠である「赤方偏移が
宇宙が膨張している証拠」という解釈
そのものが、ことごとく間違っていた
事が、証明されたので、すでに
ビッグバン理論は崩壊している
のです。
さてその赤方偏移が宇宙が膨張している
事を示すものではないという事になると
他にどのような解釈ができるのか
という事になりますが、実は赤方偏移
がドップラー効果による膨張を示すもの
でなければ、他に取り得る解釈はたった
1つしかないのです、それは,宇宙空間
全体の曲がり(空間歪曲)による
光の屈折という解釈があるのみなの
です。
つまり宇宙空間は、どこまでも直線的に
広がっているという従来の見方では
数々の矛盾を示す観測結果が出るだけ
で、解釈の間違いが明らかだったの
ですが、この宇宙空間が歪曲して
曲がっている事で、光が屈折して
届いていた事が赤方偏移につながって
いると解釈すると破綻なく宇宙モデル
を推測する事ができる事が、コンノ
ケンイチ氏によってつき止められた
という事なのです。
光線は、屈折する事により波長が
変化して、様々な色に変化するのです。
これはガラスなどの三角柱(プリズム)
によって白色光が、虹色に分光される
事でもわかると思います。
そして屈折率の小さい方が赤色つまり
赤方偏移する事になり、逆に大きい方が
青方偏移する事になるという事です。
プリズムによる光の屈折の色彩変化は
以下の画像のようになります。
“出典:「KONIKA MINOLTA
楽しく学べる知恵袋 」”
赤方偏移が、光が遠ざかっている
現象とのみ解釈できるように教育も
公式の科学も誘導するものだから、
ネットで検索しても、光の屈折に
よっても色彩変化が起こり、
屈折率によって赤方偏移にもなり得る
という事が、一般には全く知られて
いないのが現状なのです。
しかし、前回の記事で取り上げた数々
の観測結果から、遠方の銀河が離れて
遠ざかっている事により、赤方偏移と
して観測されているというのは、
完全な間違いである事が証明されて
いるのです。
だからこそ全方向の遠方の銀河が
一様に赤方偏移として観測される
のは、光の屈折によるものだと
推測するのが妥当だという事になる
のです。
光の屈折により、色彩が変化するのは
太陽光線を観れば、とてもわかり
やすいです。
昼間は、地表に直線的に届く太陽の光
は、単色の白色光です。
しかし、明け方や夕方に地上が球状に
なっていて、地球が自転しているために
太陽から届く光は当然屈折して届く事
になります。そのために朝日や夕日が
赤く染まっていくという事なのです。
つまりは宇宙の遠方の銀河の光も屈折
して届く事により赤方偏移として
観測されていたというのが真実だと
想定するのが妥当だという事になる
わけです。
思えば朝日や夕日を見て、私たちが
感動したり、超感覚器官である
松果体を活性化させたりする事が
できるのは、この光の屈折による
色彩変化が、本来の宇宙に対する
感覚を呼び覚ます事ができるから
ではないでしょうか。
要するに遠方の銀河は一様に屈折
した光として地上に届いている
というのが真実なら、我々の
宇宙空間は、曲がっている と
考えられるという事になります。
もちろんかなり遠方での事なので
大きな空間である事には違い
ないのですが。
さてもう一つのヒントがあります。
これは公式の科学も認めている事ですが
「宇宙はどの方向を観ても同じに見える」
という事です。
つまり赤方偏移がドップラー効果による
ものとしているビッグバン理論によると
宇宙の中心は地球を中心に、膨張して
いるという事になり、特異点が地球の
とんでもない事になります。
さすがにこれに関しては、公式の科学
の信奉者たちも、苦しい言い訳をする
しかないようで、以下のような方が
公式の科学の見解を説明されてます。
『
「わからない」と言っているだけでは
しょうがないので、科学においては、
まず「宇宙は、どの銀河から見ても
同じ」と仮定して宇宙の形を考えます。
これが第一近似になります。我々の
銀河から見て、半径500億光年くらい
の範囲はこの近似がよく成り立って
いますが、それより遠くになると、
どうなっているかは誰にもわから
ないのです。
』
“出典:「Yahoo 知恵袋
ホットケソーサー様 」”
「宇宙は、どの銀河から見ても
同じ」と仮定して宇宙の形を考える
のが、科学のあり方であれば、
すでにビッグバン理論が崩壊して
いるのがわかりますね。
つまりどの銀河からも宇宙が一様に
膨張しているのなら、特異点は
無数にある事になり、その時点で
完全に矛盾する事になるからです。
さて現在の科学では、それでも
膨張宇宙を捨てないで、宇宙モデル
を考え出しているようです。
観てみましょう。
『
地球は宇宙の中心?
地球からみると、どちらの方向を
向いても同じように宇宙が広がって
います。ある決まった方向だけ、
宇宙が大きくなっていたり、逆に
宇宙が小さくなっていたりはして
いません。そしてまた、私たちから
の距離に比例する速さで宇宙
が膨張しているように見えます。
そうすると、私たちの地球は宇宙の
中心にある、のでしょうか?
しかし、宇宙は風船の表面の
ようなものだと考えました。
そしてこの風船はだんだんと
膨らんでいると考えましょう。
この風船の上に、いくつかの点を
打っておきます。そうすると、
どの点から見ても、どの方向にも
同じように宇宙が広がっていますし、
また風船が膨らむにつれて、
点と点との間の距離は離れていくことが
観察できます。さらに、点と点とが
離れていく速さは、どの点を中心に
考えてみても、その他の点との距離に
比例した速さになっているはずです。
そうすると、どの点を中心と考えても
よさそうですし、またどの点も中
とはいえないような気もします。
この膨らんでいく風船の上の一つの点、
これが私たちの地球です。地球から
宇宙を観測すると、まるで、地球が
宇宙の中心のように見えますが、
これは宇宙のどこにいてもそう
見えるのです。私たちの宇宙は
有限だけれどもはてがないのと
同じように、宇宙に中心はないのです。
』
“出典:「宇宙の質問箱」様のサイト
Ⅲ.宇宙に果てはあるのですか?
より”
なかなか興味深い解釈でしたが、
大きな矛盾が丸見えですね。
ビッグバン理論の膨張宇宙という
観点を捨てないために、風船
宇宙というモデルを考え出した
ようです。
この方は宇宙に中心はないといって
おられますが、それこそが
ビッグバン理論が間違いであった
事を認める言葉という事に気付いて
おられるのでしょうか?
ビッグバンは原初の出発点である
中心の特異点がまずありきという
前提なのですよ。
それととてもきつい質問をしなければ
なりませんね。
この風船モデルの中身は、どうなって
いるのですかという事です。この中は
どうして観測できないのかという事
ですが、地球からは一応全方位観測
できている事が前提になっている
公式の科学で、この宇宙の風船の中
だけ観測できていない時点で、破綻は
明らかでしょうね。
ただ「どの点から見ても、どの方向にも
同じように宇宙が広がっている」という
見方は正しいのです。
それを破綻なく説明するためには、
赤方偏移が宇宙の膨張を示すもの
ではなく、宇宙のどの点からも全方向
に空間が曲がって、屈折しているから
というのが、唯一破綻のない説明という事
になるわけです。
つまり宇宙はどの点から見ても一様に
広がっているのではなく、一様に
宇宙空間として屈折しているという
のが真実という事になり。
どの点も宇宙の中心という事になる
のです。
つまりどの点も宇宙の中心であり、
結局360✖360の全方向に一様に
屈折している事から、どこまでも
広がっている宇宙空間も最終的に
中心の観測点に回帰する事になる
のです。
つまり空間として全ての点に
宇宙は閉じているという事になる
わけです。
どういう事かといいますと、私たち一人
一人も含めて、宇宙にある全ての点
つまり存在は、宇宙を内包していると
いう事だったのです。
しかし全ての存在が宇宙大といっても
簡単にはイメージできないですよね。
それを理解するためには、我々の最大
の盲点である同化の原理という解釈が
必要なのです。
我々は宇宙の中で静止した存在として
宇宙を観測し、把握しようとして
いると思ってますが、我々自身は
静止しておらず、常に宇宙のエネルギー
の流れに同化しているので、宇宙全体
の真実の姿を真逆に捉えていたという
事になるわけです。
同化の原理をわかりやすく喩えるなら
以下の画像のような液体の渦巻き流を
イメージして欲しいのです。
“出典:「ホーキング宇宙理論の大ウソ」
コンノケンイチ著 徳間書店刊”
画像の上の解説の通りなのですが、
私たちは五感の認識によるとこの
渦巻きを外から眺めるように
宇宙を外から客観視できている
ように勘違いしていますが、
実際には、渦巻き自身の流れの
ように、宇宙全体の流れに同化して
自身も常に流動しているので、
まわりを逆転させて認識している
というのが真実だったのです。
この場合の渦巻自身は、渦を巻いて
動いているのが自分だと気付かない
で、逆にまわりが動いているように
認識するのだという事です。
ここに全ての謎を解く鍵があったのです。
つまり私たちが、宇宙全体のモデルを
認識またはイメージできないのは、私
自身の感覚の問題だったというわけです。
何が問題であったかというと、
「私たちが、宇宙を世界をまた外界
と思っているすべてを客観的に見る
事ができる」という感覚なのです。
つまり真実は、私たちの外にあると
見えている世界の全てのものが、
自分の主観抜きには見ることも
観測することもできないという事
だったわけです。
そういう私たちの間違った感覚を
古来からの賢人たちが、一貫して
教えてくれていたのです。
まずは「同化」という勘違いについて
の記事。渦巻きのたとえが、もう一度
出てきますが、話の流れ的に必要なので
それももう一回説明させていただく
事になります。
宇宙観の最大の盲点とは「同化」の
からくりだった 見抜いていた般若心経
重要部分を再掲しておきます。
『
私は、
ビッグバンモデルは完全破綻!では真の宇宙
モデルとは一体どのようなものか?
という記事で、極大のものが極小と
つながる宇宙モデルが真実だと説明
しました。
それは科学者たちによる実際の
観測結果や実験データに基づいて
導き出された、コンノケンイチ氏の
確かな理論を、もとにしています。
しかし、この宇宙モデルを太古の昔に
仏教が理解していたのです。
それが、ブッダの教えが書かれている
般若心経でも表現されている
という事を、コンノケンイチ氏の著書
からご紹介したいと思います。
『』内が引用で、~が中略です。
『 これまで筆者は、現代物理学の盲点を
くどいほど述べてきた。
空間(真空)は虚無ではなく、宇宙の万物
を生み出す母体物質である。
私たちを含めた万物は、空間の物性に
同化されている
(引用注:この空間の物性に完全に
同化しているというのが、私たちの最大の
盲点だったのです。
どういう事か説明しますと、私たちは、
自分という観測者を、宇宙から独立して
存在するかのように認識しているの
です。つまり宇宙の空間を五感で捉えた
外部のものとして認識しているわけ
ですね。
もちろんそれが、私たちの現実感覚だし、
主流の科学の認識でもあるのですが、
真実の世界は、そうではなかったのです。
つまり観測している私たちがその空間そのもの
でもあるという視点が全く欠けて
いたのです。つまり空間そのものの
特性が私たち自身にもあてはまるという
事が、理解できていないまま、空間を
自分自身とは、別の分離されたもの
として、感知、観測、認識していた
わけです。
そして極小の世界を探求する量子物理学
の現実認識と、極大の世界を探求する、
天文学の観測結果が一致しているのですが、
それは極小は極大につながり、逆に
極大は極小につながるということで、
私たちが認識していた世界とは、全く
別次元の現実認識が提示されたの
です。
ではなぜ普段私たちは、そのように
現実世界を認識できないかというと、
私たち自身がそのような空間と完全に
同化した存在であるという真実を
理解していなかったからなのです。
簡単にいえば、渦巻きの水の流れは
外から見ると、もちろん渦巻きにしか
見えませんが、水自身からの視点で
いえば、まわりの景色がぐるぐる回転
しているように見えるのです。
つまりは、私たちは、その水自身と
同じように宇宙空間自身でもある
ので、その空間の流れそのものにも
なっている という事なのです。
だから、私たちの従来の空間の認識とは、
逆の極大と極小がつながっている空間認識
が真実であったという事なのです。)
(以下引用再開です)
これを基に「ビッグバン宇宙論の
大錯誤を指摘して、無限宇宙の正体は、
ミクロとマクロが逆転した
「クラインの壺」のごとき構造で
あると述べた。
(引用注:クラインの壺とは、オモテが
裏とつながっている立体の事で、
メビウスの輪の立体版ともいわれて
います。)
実は、それらの事実を、仏教哲理は
さりげなく私たちに伝えている。
それだけではない。
そのすべてが、現代のトップサイエンス
「量子物理学」の主張とピタリ合致
しているのだ。
仏教哲理は精査すればするほど、
現代の理論科学を超えているといわざる
を得ない。
まず、ブッダの教えを凝縮したと
いわれる『般若心経』である。~
私たちの読む『般若心経』は漢文で
書かれているが、これは『西遊記』で
お馴染みの中国の有名な僧、三蔵法師
(602~664年)の訳によるもの
である。三蔵法師は、唐の時代に
シルクロードを通ってインドに入り、
16年間インドで暮らした後、帰国の際
に持ち帰った大量の経典を中国語に
翻訳した。
『般若心経』の原典『大般若波羅蜜多郷』
は、その中の一つである。
この経典は、1巻の長さが約2センチ、
それが600巻もあって、積み上げると
12メートルの高さになる。それを
わずか、276文字に凝縮したのが
『般若心経』で、三蔵法師は翻訳の際に、
古代インド語と中国語の表音を合致させ
ながら、原典と同じ意味にしたのである。
その苦労は並大抵ではなかっただろう。
『般若心経』は非常に短い経典だが
『大般若波羅蜜多経』のエキスそのもので、
仏教全経典の心臓に該当するといわれて
いる。
日本でも早い時期から朝廷で読誦され、
庶民にも信仰されて、経文の中では金字塔
の地位を得てきた。
その地位が現代に至るまで微動だに
しないのは、ブッダの霊言を内に秘めた
マントラ(真言)であることを、みなが
体験として知っているからである。
空海も『般若心経秘鍵』
(はんにゃしんぎょうひけん)の中で、
「『般若心経』は大日如来(密教の最高神仏
)の生命エネルギーを秘めた偉大な真言
だから、誰でも唱えるだけで功徳が行き渡り
、心が清められる」といい、『秘蔵宝鑰』
(ひぞうほうやく)の序文にも「真言は
不思議なり、観誦すれば無明を除く。
一字に千里を含み、即身に法如をあかす
(真言は不思議である。唱えるだけで、
人の悩みや災いを取り除く。ひとつの文字
に1000の真理を含み、すべての人の
身に奇跡。を費やす)」と記している。
しかも、こには仏陀が教える
「宇宙の絶対真理」が述べられている
という。
そう、『般若心経』のわずか276文字に
、現代物理学の死角的盲点と宇宙(この世)
の絶対真理が、明確に語られていたので
ある。』
“出典:「量子力学・日月神示・般若心経・
王仁三郎の超結論」
コンノケンイチ著
徳間書店”
今回途中の注釈でとてつもなく重要な
事を説明しました。私たちは、自分自身が
宇宙のエネルギーの流れや空間と同化して
それと一体であるという真実を認識
できずに、あたかも自分とは独立した
ものとして感知・認識してしまって
いるという事なのです。
だから、本来は、極大は同時に極小になり
極小もまた同時に極大であるという認識
が正しかったのです。
つまり宇宙は逆転裏返しの世界が、真実
だったという事です。
しかもそれが、宇宙の普遍的なエネルギー
でもあるトーラスのエネルギーの流れが
示している「完全調和の球を裏返し
続けている状態 」と完全に一致して
いるという事でもあるのです。』
さて今度は、その逆転・裏返しの宇宙を
なんと太古の仏教が、教えてくれて
いるという事については、こちらの
記事です。
仏教は五感が囚われている逆転した現実世界
(宇宙)を見抜いていた
重要部分を再掲しておきます。
『
さて今回は、私たちの認識する現実
世界が、逆転・反転した世界である
という事を仏教も教えていたという
事を紹介します。
その前に、逆転した宇宙というのは、
実際の観測結果から導きだされた
コンノケンイチさんの宇宙モデルを
ヒントに私が、想定した宇宙モデル
が、常に反転し続ける、トーラス循環
の宇宙だという事なのです。
その記事が
ビッグバンモデルは完全破綻!では真の
宇宙モデルとは一体どのようなものか?
という事です。
さらにタイトル画像で、水晶か、水晶の
イミテーションのガラス玉かのどちらか
わかりませんが、反転された光景が
映っていますよね、これは私たちの
視覚的現実が反転されて映し出されて
いるわけです。
しかし、実はこの水晶(ガラス玉)を
通してみた方が、真の現実の一面を
投影しているという事でもあるのです。
この場合結晶構造として安定していれば
水晶でもガラス玉でも問題ないらしい
ですね。
私も水晶のイミテーションの大きな
ガラス玉を持っていますが、見事に
上下反転れた映像が映し出されます。
とにかく水晶(ガラス玉)は、本来の
現実を映し出す鏡のようなアイテムだと
いう事です。
だからこそ占い師が、水晶を前に置いて
占うスタイルをとる場合があるわけ
だし、またシャーマンが異世界を
探訪する時に必須アイテムとして所有
しているのが水晶だという事とも
つながるのです。
とにかく我々の現実が反転した世界だと
いう事は、古来より広く知られていた
可能性が高いという事でもある
わけです。
では仏教に同じ事が説明されている
ので観ていきましょう。
まずご説明の前に、この般若心経を
読み解くために最も大事なコンセプトを
書いておきます。
それは
「私たちが目にするまたは経験する現実
は、全て意識の投影であり、実体の
ないものであるという事。そして
また現実としてとらえられる空間も物質
も実体がなく、意識の投影でしかない
という事が真実だと般若心経は語って
いるという事なのです。」
さてまずはわかりやすく読んでいただくため
に般若心経の全文をコンノケンイチ氏の著書
から引用させていただきます。
太字が今回説明される言葉になります
のでわかりやすいと思いますので。
“出典:「量子力学・日月神示・般若心経・
王仁三郎の超結論」
コンノケンイチ著
徳間書店”
では説明に入りますね。
「色不異空空不異色 」これは、色つまり
物質や現象は、空そのものであり、
また空間もまた物質であるという言葉
です。
これは少しややこしいですが、物質が
空で実体のないものだというのは、先
の言葉にもあったと思いますが、
この空が物質でもあるとはどういう事
かといいますと、空である実体のない
ものが、物質として意識されるという
事もまた真実だというわけです。
つまり私たちは実体のない「空間」に
意識で「物質」として投影させている
だけだという事を仏教が教えているわけで、
空間が実体のあるものだという事を
言っているわけではないという事です。
そしてみなさんおなじみの
「色即是空空即是色」ですが、これは
色つまり物質は、空間となり、空間も
また物質となるという事を言って
いるのです。
これは、量子物理学が、真空から
素粒子が生まれ、また素粒子も
真空に消えていくとい事を実験で
証明しているので、真実だという
事です。
空間は万物の母体であるという事が
真実であるとともに、万物も
また空間に回帰するものでも
あるという事です。
そして「是諸法空相」
(ぜーしょーほうくうそう)とは、
この世の全ての現象である諸法は、
空間の働きにより生み出される
という事です。
つまりトーラスやスパイラルなどの
宇宙空間に普遍的に存在する
エネルギーの波動が、全ての
現象を生み出しているという事で
これも公式の科学と違って、真理を
言い当てているのです。
もちろん量子物理学の理解も同じ
です。
つまり量子物理学の概念は、公式の
科学界からは異端とみなされている
という事ですね。
さてここから先のさらなる大事な
言葉は、コンノケンイチ氏の著書
から引用させていただきます。
『』内が引用です。
『「不生不滅」(ふーしょうふーめつ)
「不垢不浄」(ふーくーふーじょう)
「不増不減」(ふーぞーふーげん)は、
文字通り、宇宙(この世)に始まりも
終わりもなく、膨張や収縮もない。
つまり、現代宇宙論の主流、
ビッグバン・セオリーの大嘘を、すでに
仏教は見通していたのである。
(引用注:もちろん公式の科学や教育
が間違った事を私たちに教えている
というのが真実で、ビッグバン理論は
すでに様々な反対の証拠が発見
されて、間違いであると世界中の
真実を知る科学者たちによって認識
されているのです。
その事は
ビッグバン説と宇宙のモデル編一覧
の一連の記事で、とことん説明して
いるので、わかっていただける
と思います。)
「是故空中」(ぜーこーくうちゅう)は
「すべてのモノは空の中」という意味
で、先にあげた現代物理のもう一つの
視覚的盲点「私たち万物は空間に完璧
に同化されている」ことを説いている。
(引用注:これこそ現代人のほとんど
すべての人にとっての死角でもあり
盲点でもあるので、この「同化」に
ついては、また別の記事に書かせて
いただきます。)
「遠離一切顛倒夢想」
(おんりいっさいてんどうむそう)
は逆転・裏返しになった宇宙(宇宙)を
語っている。宇宙は量子物理学のいう
「非局所性の原理」に基づいて、
すべてが一体で、ビッグバンでいう
宇宙の赤方偏移、重力の正体、宇宙構造
は私たちが考えているようなもの
ではない。
それらすべては「遠離一切顛倒夢想」
(逆転・裏返し)した夢のごときもの
と教えているのである。~
~当時は、地球が丸いことはもちろん、
宇宙の銀河のことなど何もわから
なかった。にもかかわらず仏教
そして空海は、現代の理論科学を
超えた宇宙の真理を見抜いていた。』
“出典:「量子力学・日月神示・般若心経・
王仁三郎の超結論」
コンノケンイチ著
徳間書店”
ビッグバンが間違いである事の証明は
すでにいくらでも発表されている
のですが、ことごとく私たちの目に
触れないようにされてきたのです。
観測結果から、ビッグバンの唯一の
拠り所である赤方偏移が膨張を示す
という事が、そもそもの解釈の間違い
であるという事が、示されているの
ですが、
それは、赤方偏移は、宇宙の空間の
「湾曲」を示していたという事なの
です。
そしてそれは、宇宙のすべての空間
は、極小につながり、そしてまた
それは極大になるというような
認識になるという事です。
これがつまり逆転裏返しになっている
宇宙が真実だと解いている、仏教の
「遠離一切顛倒夢想」と一致している
というわけです。
つまり宇宙空間は、完全に
「閉じている」状態で、膨張も収縮も
なく、始まりも終わりもない事が
認識されるようになったという事なの
です。
つまり空間は無であり、また極大の
広がりでもあるという事であれば、
始まりや終わりを設定する事もまた
不可能なのです。すべては宇宙全体
でもあり、また無でもあるからなの
です。
その事を仏教は見抜いていたという
事ですね。
そしてまたこのように私たちの認識が
全て逆転裏返しになっているのが
真実だという事なのですが、この
宇宙が逆転した世界だと、古代の
グノーシスも教えているのです。
「私たちの世界は、本来の世界の鏡
でしかない」という事です。
やはり逆転裏返しの宇宙である事を
はっきりと伝えています。
このことは、れっきとした宇宙観測の
結果や、量子物理学の実験などで
証明されている事でもあるという事
なのです。
ではどうして私たちの目には、宇宙は
広がっているようにしか見えないか
というと、それが私たちが宇宙空間
のエネルギーそのもので「同化」して
いるという事を、認識できていない
事での逆の感覚だという事なのです。』
つまり空間が、逆転しゆがみ、ねじれ
そして循環して回帰するという、私たちの
日常的感覚では到底受け入れられない
宇宙モデルが、実際の宇宙の観測結果から
導き出されると、真実の宇宙モデルで
あった事を説明した記事が、先ほどから
何度もリンク先として登場していた
こちらになります。
ビッグバンモデルは完全破綻!
では真の宇宙モデルとは一体
どのようなものか?
重要部分を再掲しておきます。
『
では真の宇宙モデルの説明を観て
いきましょう。
まずは宇宙の全てのエネルギーが
トーラス体である事がイメージ
できる画像をご覧ください。
“出典:「はーとふるユニバース」様”
“出典:「末日聖徒イエス・キリスト教会の会員の聖典研究」様」”
これが実は、宇宙全体のモデルそのもの
でもあるという事です。
「トーラスモデルが宇宙モデルなんてそんな
事あるわけないじゃない」と普通思われる
でしょうね。
ではご説明しましょう、量子物理学では、
すでに宇宙はフラクタル(相似形)で
極大から極小まで全てトーラスのエネルギー
形態をしているという事は常識とされてい
ます。
それもご存じない方は、
宇宙エネルギーの基本形態はトーラス
という記事をご覧ください。
そこで、最先端の物理学で常識とされて
いる(主流の科学界の常識ではなく本物
の知識を求める科学者たちの間での常識
という意味です。)そのフラクタルな
トーラスとは、極大の銀河から極小の
素粒子まで同じ形態だといっているわけ
です。
さてでは、極大とは正当な意味で、宇宙大
でもあるわけです。
だから上のモデルなのです。
もちろん宇宙の果てを見たものはいません
し、証拠となるものを目に見える形で、
提示できるわけではありませんが、これは
きちんとした観測結果にもとづく結論
なのです。
それに対して、同じく宇宙の果てを確認も
していないのに、しかもこちらは数々の
観測結果によりすでに破綻している
机上の空論であるビッグバンモデルの
宇宙の方が当然、意味がないという事に
なりますよね。
だから、観測結果と宇宙のフラクタルな性質
そして、全てトーラスのエネルギー形態
である事を合わせれば、私の最初に
示したような宇宙モデルになるという事
なのです。
つまり「宇宙はトーラスの形をしていた」
という事です。
確証が欲しい方のために、観測結果について
ご説明します。
つまり、ビッグバンとは根底のベースの
解釈、つまりスタート時点から違って
いたという事なのです。
まず過去のビッグバン説と宇宙モデル
シリーズで説明してきましたように、
我々の宇宙の果てを観測すれば、遠い
位置にあるものほど赤方偏移を示して
いるという事で、これがビッグバン理論の
唯一の基盤となる証拠です。
ですが、ビッグバン理論では、あらゆる
観測結果に矛盾が生じてしまい、すでに
破綻している事はすでに説明してきまし
たが、それは赤方偏移の解釈の仕方が
間違っていたからなのです。
つまり赤方偏移は、離れて遠ざかっている
場合にのみ見られるのではなく。
光の屈折(空間の屈折)によっても観測
されるのです。
この視点がビッグバン理論では無視されて
いたため、勝手に離れて遠ざかっている
というように解釈して、ビッグバン理論
という誇大な妄想の産物ができあがった
という事なのです。
これまでの記事で紹介させていただいた
コンノケンイチ氏が説明されているように、
光の屈折つまり空間の屈折によって
赤方偏移が観測されるというのが正解
だったというわけなのです。
そしてその赤方偏移を分析すると、なんと
全ての赤方偏移は、観測場所が違っても
また観測時間が変わっても、常にその
観測者を中心としたものになっている
という事が明らかになったのです。
つまり宇宙のありとあらゆる場所がその
屈折する空間の中心になっている事が
わかったという事なのです。
コンノケンイチ氏が、このことから宇宙
モデルを考え出された時点で、トーラス
構造という概念はまだ一般的でなかった
ためなんとかグラフィックでその形態を
著書で紹介してくださったのですが
それが以下のようになります。
“出典:「宇宙論の超トリック
暗黒物質の正体」
コンノケンイチ著
ヒカルランド刊”
少し小さすぎて見にくいという方は、
左端にある丸い感じの画像を拡大して
ご覧ください。
これは4方向からの観測結果をもと
にしたモデルだそうで、それが全方位
に当てはまるのが宇宙モデルだという
事です。
つまりこの4方向に広がってまた中心
に回帰してできたこのモデルが、
全方向としてあらわされるというと
それは当然トーラスの形そのものになる
ではないですか!
コンノケンイチ氏には、トーラスの概念
がまだなかったので、上記のモデルまで
の描写でしたが、我々にはすでにトーラス
モデルという、宇宙の普遍的なエネルギー
形態としての概念がありますから、
すでにお亡くなりになっているコンノ
ケンイチ氏の意志を受け継いで、私が
完成させたというわけです。
さてトーラスでは極小は極大とつながって
いるわけだから、中心でもあり全体
でもあるわけです。
なかなかイメージするのが大変かも
知れませんが、拡大していったエネルギー
は全て、ねじれて裏返しになりまたもとの
位置に帰ってきます。
コンノケンイチさんはその事に気づいて
くれていたというわけですね。
この奇妙な空間を示す宇宙モデルをすでに
コンセプトではお持ちであったコンノ
ケンイチ様の宇宙モデルの根底にある
構想を表現した記述を、同氏の著書から
引用させていただきたいと思います。
『逆転・裏返しの宇宙が「非局所性」を
出している!
この信じがたい現実を、ファンタジックの
ひと言で片付けることはできない。
ベルの定理は比類ない正確さに基づいて
おり、ボーアの予言が正しかった事を
明確に証明したからである。
筆者は「無限宇宙の正体」で、宇宙は
ミクロとマクロが逆転・裏返しになって
いると述べた。つまり逆転・裏返しの
宇宙構造こそが、量子物理学がいう
「非局所性」を現出していたのだ。
アスペの実験が示唆していることは、
私たちを含めたモノすべては、非局所
的に全宇宙へと広がっており、すべてが
一体で結び合っているという事実だった。
宇宙はメビウスの輪のように内側も
外側も存在せず、全体はクラインの壺の
ように逆転・裏返しになっている。
そして自分自身が宇宙であり、それが
また個の自分となっているのだ。』
“出典:「逆説の宇宙論」
コンノケンイチ著
学研刊”
最後の自分自身が宇宙であり、それが
また個の自分となっているという結論は
まさに、臨死体験で絶対意識に到達した
アニータさんの言葉と完全に一致して
いるのです。その言葉が以下です。
『それは次第に、私の身体や物質世界を
超えて広がっていき、この世の存在だけ
でなく、時間や空間を超えた別の領域まで
も広がり、同時にその一部になりました」
「私は、身体を通して表現しているすべて
の考え、感情、行動が、宇宙全体に影響を
与えるのだとわかりました。
実際すべてが一つである領域では、全宇宙
が私の延長であるように感じられたの
です。』
“出典:「DYING TO BE ME」
アニータ・ムーアジャニ著
hay house 刊
邦訳「喜びから人生を生きる」
アニータ・ムーア・ジャニ著
奥野 節子訳
ナチュラルスピリット刊”
~
宇宙にある全てのものの基本形態である
トーラスの形は宇宙の全体像でもあった
という事です。
良い動画がYOUTUBEにあったので
貼り付けさせていただきますね。
VIDEO
You are infinite Consciousness –
A Torus energy field
動画で言われている、意識もこの
トーラスの形をしているというのは、
ある意味正しいのですが、究極の
絶対意識という意味ではありません。
この3次元の宇宙にいる私たちの意識
としては、またこの3次元に影響を
及ぼすための意識としては、この形
だという事です。
むしろトーラスというレベルがわかる
のは、マトリックスに囚われた自分を
客観的には観れている状態なので、
高い意識レベルなのには、違いあり
ませんが、つまり完全調和である球を
裏返し続けているトーラスこそ
マトリックスそのものだという事なの
です。
つまり本来の意味での、究極の絶対意識
とは、もちろん形などに固定された
ものでは、全くないという事なのです。
つまり今回解明された宇宙モデルも、
私たちが、五感をもとにした三次元
での認識の範囲で妥当なものである
というだけで、さらに五感を超えた
領域の本来の宇宙や現実は、それとは
比べ物にならないくらい広大で
深遠な世界だという事なのです。
』
この真の宇宙モデルを理解するために
さらに前・後編の二つのまとめ記事が
あります。
よりよく理解していただくために
それぞれの重要部分を説明の順番
など適切に入れ替えながら再掲して
おきます。
真の宇宙モデルを理解するために
前編 ホログラムとフラクタル
まずこの前編の要点について
私たちの認識する物質的宇宙
というのは、「ホログラム的現実」
であり、光の波動の干渉によって
出来る世界だという事、そしてそれは
フラクタルな性質を持つという事と、
もう一つは私たちの認識する物理的
世界のベースとなるエネルギーは
電磁気エネルギーだという事です。
これが逆転宇宙モデルを理解するのに
とても重要なコンセプトだという事
です。
まずはホログラムについて
そもそも私たちは「モノ・物質」を
見ているのではなく、光を目で捉えた
ものを脳で見ていると解読している
だけなのです。
実際物質のように見えているもは、
実際には、真空でしかもプラズマ
をベースにした電磁波エネルギー
なのです。
そしてその電磁波エネルギーも
全て見えているのではなく、その
ほんの一部の領域でしかない、
光の波長の領域を目が捉えている
だけだという事です。
つまり私たちは、その光の波動の干渉
により「立体的な現実」を認識している
だけで、その仕組みがホログラムと
いう事なのです。
ホログラムについては
宇宙はホログラムでフラクタル
の記事でも説明しています。
またホログラムの特質として、投影
された光の波動であるホログラムは、
全体と一部を切り話しても、
全体の一部が投影されるのではなくて、
単に全体の縮小版が投影されるだけだ
という事です。
その事は以前の記事でも紹介しました
ので転載しますね。
“ホログラムのユニークな点は映像の立体性
だけではない。たとえば、りんごの画像が
映っているホログラフィックフィルムを
半分に切り、そこにレーザー光線を当てる
と、なんとどちらの半分にもリンゴ全体の
映像が残されているのである!
この半分をまた半分に、そしてさらに
半分にと分けていっても、それぞれの
小さなフィルムの断片からリンゴ全体の
映像をつくることが可能なのだ。
(ただし、分割された部分が小さくなる
につれて画像の鮮明度は落ちていく)。
ふつうの写真と異なり、ホログラフィック
・フィルムは、ほんの小さな一部分の
すべてに全情報がそっくり含まれている
のである。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”
そしてその私たちの日常的意識が源となり
投影されたホログラム的現実は、極大から
極小まですべて、同じ情報が含まれた
構造になっているという事が、先に説明
されていましたが、これがフラクタル
という構造なのです。
簡単な例えでいえば、ロシアの
マトリョーショカ人形をご存知の方も
多いと思いますが、人形の中に人形が
入って、さらにその中にも人形が入って
いるというものです。
あの人形の場合は確か、中の人形は
外の人形と色など少しずつ違い
ましたが、フラクタルという性質は
サイズの違う人形であっても色も形
もすべて同じというものなのです。
ちょうど下の画像がそのフラクタルの
形態である事のわかりやすい例で
しょう。
“出典:ウィキペディア(Wikipedia)
「フラクタル幾何 」”
次は、この私たちのホログラム的
現実世界は電磁気的世界でもある
という事について
今度は私たちの投影された
ホログラム的現実世界は、光の波動の
投影ですが、別の観点から測りますと、
プラズマをベースにした電磁気的世界
なのです。
プラズマというのは、そもそもが真空
の事なのですが、かならず真空から
最初に発生するエネルギーの原初形態
が、ビルケランド電流のような電磁気
の波動なのです。
そしてまさかに真空からエネルギーが
生み出されるという考え方は量子物理学
以外の分野では採用されていないため、
電子や陽子が電離して、遊離した状態
であると想定されるようになった
というのが、電気的宇宙論でいう
宇宙の実体だという事です。
すなわち、私たちが感知・観測する
ありとあらゆるエネルギーが、すべて
電磁気であるという事です。
確かに、光も音も、また放射能も
すべて電磁気エネルギーであらわされ、
電磁気的に中性である物質も電磁気
エネルギーが安定して存在している
だけなのです。
そのエネルギーの原初形態が、電磁気
エネルギーというのは正しいです。
ただしこれも私たちが、五感で認識
できる世界という意味ではという事
です。
なぜでしょうか?私たちの五感は
つまり神経を通して電磁気情報を
脳に伝えて、それを脳が電磁気的に
編集したものだからです。
つまり私たちの現実認識の仕組みその
ものが、電磁気を読み取った、電磁気
エネルギーに対してのものであるだけ
という事だからなのです。
しかしベースである空間に、電子や陽子
が遊離した状態であるというのは、
観測されているわけではありません。
実は、電離した素粒子が単独で観測
される事は不可能なのです。
これは量子物理学の分野の話になり
ますが、電離した状態の電子や陽子
は、体積を持たない波動というのが、
本来の姿で、もし観測されるとしても、
それは観測者が物質という認識をする
という意識から生まれたもので、これも
また五感の錯覚でしかないという事
だからです。
そして宇宙の本来のモデルというもの
を究極的に言うならば真空の世界だと
いう事なのですが、それでは、きっと
物理的世界という意味で、宇宙を
捉えたい大半の方は納得されないに
違いありません。
だから私は、物理的認識という意味
での真の宇宙モデルを、みなさんに紹介
しょうとしているわけです。
そのためには、宇宙のベースとなる
エネルギーが電磁気エネルギーだと
覚えておいていただく事が重要だという
事なのです。
前編はここまで、後編は今回の記事で
説明した我々の宇宙そして物理的な
世界が、フラクタルなトーラス構造
またはトーラスエネルギーであるという
事についての説明がありますが、
重複するので、省略します。
それとは別に宇宙がフラクタルな
トーラス構造をしているという事の
ヒントに重要な発見があったので
それだけ再掲しておきます。
真の宇宙モデルを理解するために
後編 トーラスと決定的発見
実はこれまで銀河のスパイラルの
広がりだけは観測できていましたが、
立体的なモデルとして観測されては
いなかったのです。
ですが、それを裏付けるニュースを
見つけることができたのです。
それがこれです。
『銀河系にもあった「DNA」のような
二重らせん
Nature 440, 7082
2006年3月16日
赤外線観測でDNAの二重らせんのように
見える星雲が、銀河系の中心付近で
見つかった。 M Morrisたちは、
銀河系中心の磁場を調べていた際に、
ダストの熱放射を観測するため
スピッツァー宇宙望遠鏡に搭載した
特殊カメラを使って、二重らせん状
になった星雲を見つけた。そし
てこの観測結果から、二重らせんの
星雲が、銀河面に対して垂直な
中心軸のまわりを回転している
という結論を導き出した。
銀河系中心の磁場は、興味深い
研究領域である。それは、磁場が
分子雲の軌道に影響を与えたり、
星の形成を抑えたり、宇宙線を
銀河系中心から送り出したりして
いる可能性があるからだ。』
“出典:「nature 」”
つまりこれは上の銀河の画像の
中心軸のエネルギーの二重螺旋
が発見されたという事なのです。
これにより、この記事で書かれて
いる以上に重要な事が、わかる
事になりました。
それが銀河もまたトーラスの
エネルギー循環をしていると
いう事が観測できるようになった
という事です。
(しかし、相変わらずマスコミの
ニュースは、電磁波といわず磁場と
いいますね💦)
という事で、宇宙にあるものは
すべてトーラス構造であるという
事がわかったのですが、それは
つまり私のいう宇宙全体のモデルが
トーラス構造をしているという事の
、裏付けにもなっているという事
なのです。
そしてその事を観測結果をもとに
して示唆しておられたのが、コンノ
ケンイチさんなのですが、この方が
そのような宇宙モデルを著書で発表した
時には、まだトーラスという言葉も
概念もなかったので、私がトーラス
という概念をコンノケンイチさんの
宇宙モデルにあてはめて完成した
のが、私の提唱する真の宇宙モデル
であり、それはトーラス構造をして
いるという事なのです。
以上で、既に破綻が証明されている
ビッグバン宇宙モデルに変わる、
真の「トーラス・逆転宇宙モデル 」の
説明を終わります。
これまでの記事で取り上げてきた
要素を全部つめこもうとした分だけ
長くなりましたが、テーマがテーマ
だけに、省略できなかったというわけ
です💦
ではまた(^^)
いつもありがとうございます(*^_^*)
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