牡牛座30度
「古代の芝地をパレードする孔雀」
です。
これは、牡牛座の持つ生命エネルギーが
古代から連綿と受け継がれてきたという
事の象徴で、とても華やかなシンボル
です。
ただここには、本当に賞賛されているの
かが描かれていませんし、芝地というのは
本来パレードに適した風景でもないこと
から、古代に繁栄した都市か何かの英雄の
パレードの意識が、孔雀の意識にのり
うつったかのような、不思議な光景です。
これは一つには、自分の虚栄心が高まって
いるけれど、それは過去の栄光で、現在
ではまわりに観客がいない事を暗示
しているとも取れます。
つまり虚栄心の空回りを意味しています。
パレードは人々とのコミュニケーション、
そしてまた古代とのつながりから、時代を
超えてのコミュニケーションとシンボルの
意味は、広がりをみせます。
次の双子座が、知性とコミュニケーション
を性質に持つサインなので、牡牛座の
生命エネルギーに、このコミュニケーション
の暗示が加わったという事なのです。
ただこの孔雀は、自分を称賛されたい
という虚栄心のあらわれでもあり、外面的
なコミュニケーションではあります。
今日は、自分を認めてもらいたいという
気持ちが出やすい日ですが、露骨な
自己アピールはかえって逆効果ですよね。
対称の180度のシンボルは
蠍座30度
「ハロウィンの悪ふざけ」
です。
ハロウィンといえば、しっかり日本にも
なじみのあるお祭りになりましたね。
これは、子供のためのお祭りです。
これは子供の「トリックオアトリート?」の
合い言葉のトリックつまりいたずらを実行
している風景ですね。一応これも時代を
越えてつながる風習なので、今日のシンボル
とつながります。
そしてこちらの方は悪ふざけという意識が
ありますので、少し遊び感覚で相手を翻弄
するような意識がみてとれます。
つまり良い意味での称賛を受けたいという
のが今日の牡牛座のシンボルなのに
対して、この蠍座のシンボルは、少し
いたずら心や悪意があるような意志を
表現しているので対称的な意味と
なっています。
逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
獅子座30度
「開封された手紙」
水瓶座30度
「アーダスの咲いている野原」
です。
獅子座30度の「開封された手紙」とは
自分または、他人の心の中を示していて
内面での良い共感をあらわしています。
これに対して、今日の牡牛座のシンボル
は、自分の外からの評価を意識して
いるので逆のエネルギーですし、
邪心を表現している蠍座のシンボル
とも逆のエネルギーとなっています。
水瓶座30度のアーダスの咲いている
野原というのは、古代バビロンの神秘的な
牧場を示しているという事です。
つまり理想郷のような場所で、古代からの
集合意識に共感しているという事です。
古代の風景という意味では今日の牡牛座
と共通していますが、他者との共感を
示している水瓶座のシンボルに対して、
牡牛座のシンボルは、他者から称賛され
たいと願う暗示なので逆のエネルギー
です。
また他者に対して邪心を持つ蠍座の
シンボルとも逆のエネルギーです。