神秘のセプタイル(51.4度) その3 互いを高め合うアスペクト



最近注目されるようになって
きたアスペクトであるセプタイル
(51.4度)という角度について、
ご紹介しています。。
これは、とても良い相性を持つもの
同士というアスペクトで、喜びを
もたらすアスペクトという事です。
これまでこのアスペクトについて詳しく
説明してきましたが、今回も最後にその
説明を、掲載させていただきます。
占星術に詳しくない方には、ピンと
来ないアスペクトでしょうから、
丁寧に解説してありますので、また
最後を読んでから、今回の実例をご覧
いただいてもいいと思います。

今回ご紹介するのは以下の三つの
サビアンシンボルです。

蠍座16度
「突然笑顔になる少女」
から見て、両サイドのセプタイル
(51度か52度になります。)
にあたるのが、

52度で
山羊座8度
「しあわせそうに歌う家の中の鳥」

同じく52度で
乙女座24度
「メリーさんと白い羊」
です。

これひとめでわかる相性の良さですねー!
蠍座16度の天真爛漫で純真な少女は、
やはりまだ社会に出ず、家庭に守られて
いる事から、家の中の鳥を暗示する
山羊座8度に通じるものがあり、
またこの蠍座16度の少女は、乙女座24度
のメリーさんと重なり同じく、純真で素直に
心を暗示しているもの同士というつながり
になっています。
まさにセプタイルの角度で、見事にその意味
通り、互いを助け合う暗示のつながりに
なっているのが、サビアンシンボルのなせる
わざだという事になりますね。
これは、セプタイルの意味と、サビアン
シンボルの神秘性をともに裏付けあっている
好例です。

ではそのセプタイルについての
説明を再掲載しておきますねー。

マイナーアスペクトの中で、
とても重要視されはじめている、
セプタイル(51.26度)をご紹介
します。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、1/7またはSeと
なります。

またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。

このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。

「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
    コーディリア・マンサル著
         青木良仁/訳
     魔女の家®BOOKS刊”

つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事で、これらのアスペクトが、
活かされ合う関係だという事なのです。

7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。

おーーなるほどと思っていただいた方は
下をクリックよろしくお願いします(^^)/

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一つのサインの12分割ドデカメモリーその2     許容範囲について


前回ご紹介しましたように、1つのサイン
の30度をさらに2.5度ずつの12分割
をして、それぞれに12サインをあて
はめて解釈をするというドデカメモリー
というものがあり、それは、サビアン
シンボルの詳細な解釈だけでなく、
ホロスコープのさらに細かい読み取りにも
有効であるという事を説明しました。

こういう便利なドデカメモリーですが、
私はこういう区切りをつけての解釈の時に
いつでもオーブ許容範囲を取り入れます。
つまり、エネルギーの流れというのは、
壁によって仕切られているわけでなく、
その近辺の度数にも、やはり同じ影響が
及ぶものであると思っています。
特にドデカメモリーの全体としての
サインは、まず0度~2.5度にも
強調してあらわれますが、やはり
全体としてのサインの影響は、許容
範囲の度数の広がりにもあらわれ、
前のサインの終盤26度から30度
と、そのサインの0度から5度
までの影響が、そのサイン特有の
影響を最も強く受けるという事です。
(デーカンでは前の方のみ、つまり
進行の10度までという捉え方です)

たとえば牡羊座についての、
ドデカメモリーでは、牡羊座から
始まるので0度~2.49度が、
強調される範囲という事ですが、
許容範囲を加えると、魚座26度
から30度と、牡羊座1度から5度
までが牡羊座の影響を特に強く受ける
という解釈になります。
これは特にドデカメモリーの当の
サインの許容範囲なので、前後
5度ずつと広かったわけですが、
次の2.50度~4.99度にあたる
牡牛座になるとその許容範囲は前後
ほぼ1度というように、許容範囲
も一気に狭くなり大きくはとりません。
これは当のサインである牡羊座以外
は、やはりこの区切りの範囲に近い
ところでのドデカメモリーの影響を
見るのに役立つという事です。

ただし、対称のシンボルであるこの
場合天秤座などは、やはり同じく
大きな影響力を持つという事で、
前後3度くらいの許容範囲として
考えても良いと考えます。

またスクエアなどのメジャー
アスペクトも2度くらいはあっても
いいかなと思います。

さて今回の許容範囲での説明を実は
これまで、毎日の解釈で多くしている
のです。

さて当のサインを広くとるという事で
今回は蟹座を見てみましょう。

ドデカメモリーでは、0度から
2.49度までが、蟹座の性質の影響を
さらに強調する性質としてあらわれて
いるという事が示されていますが、

私はこの当のサインを強調するのは、
一番影響する範囲も広いと見ますので、
先ほど説明したように前後5度の
許容範囲を取っています。
この場合0度を中心として見た場合と
いう事です。
つまり双子座26度から30度、そして
蟹座1度から5度の範囲が、この蟹座の
性質を最も強調し、あらわれてもいると
いう事です。
もちろんサビアンシンボルでも、それが
良く表現されている事を説明しましょう。

蟹座というのは、集合意識や調和など、
協調性や調和を示す性質ですが、反面、
集合意識による個人の抑圧というネガティブ
な面もあるという解釈をしています。
つまりこの蟹座の性質が強調される
範囲において、そのネガティブな面を
サビアンシンボルが表現しているという
事なので、それを見ていきましょう。

つまり双子座26度から30度と、
蟹座1度から5度の範囲でのサビアン
シンボルです。

双子座26度
「森の中の冬霜」

双子座28度
「破産宣告された男性」

蟹座2度
「広く平らな場所の上につるされた男性」

蟹座5度
「列車に破壊された自動車」

双子座26度は、厳しい自然環境を
示していて、
双子座28度は、社会的にネガティブな
状態に追い込まれた事を示しています。

蟹座2度は集団による個人の抑圧を、
そのまま表現したようなシンボルです。

蟹座5度は、集合意識を暗示する列車が
個人を暗示する自動車を破壊している
という事で、これも強烈に蟹座の
ネガティブなエネルギーを示している
というわけです。

このようにドデカメモリーも当のサインに
対しては、大きく許容範囲を取った方が
良いという事ですね。

またオポジションの許容範囲も、やはり、
当のサインと表裏一体なので、
前後3度くらいの許容範囲を取る事に
しています。この場合の許容範囲は、
15度を中心にしてという意味となり
ます。

たとえば山羊座のドデカメモリーで
見ますと、15度から17.49度
までが、対称の蟹座の影響を強く
受けた山羊座だという事になりますが、
前後3度の許容範囲なので、山羊座
12度から山羊座17度までがその
範囲という事になります。

さてこの範囲が、蟹座の性質を受けた
山羊座の性質を占めているという事
をサビアンシンボルがどのように
表現しているか見てみましょう。

山羊座12度
「講義をする自然の学徒」

山羊座13度
「火の崇拝者」

山羊座14度
「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」

山羊座15度
「病院の子供病棟にあるたくさんの
           おもちゃ」

山羊座16度
「体操着の少年少女」

山羊座17度
「密かに裸で入浴する少女」

山羊座12度から14度までは、社会
の制限から逃れようとして、自然で
コミュニティーをつくったり、また
社会に染まらず宗教の道へ入ると
いう蟹座の集合意識をよく表現していて、
山羊座15度から17度までは、社会人
としての山羊座の性質が、個人の成長
途上にある蟹座の影響を強く受けている
という事になります。
15度と16度は、蟹座の集合意識も
表していますね。

このようにドデカメモリーも許容範囲を
広くとったり、また大きくは取らなかったり
しながら、臨機応変に解釈していくのが
良いという事ですね。

このドデカメモリーをまたサビアンシンボル
の解釈に応用していきますので、よろしく
です(^^)/

今回は、説明が下手だとは思いますが
それでも応援してやろうという心の
広い人は、こちらをよろしくお願い
します。

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一つのサインを12分割!ドデカメモリー  そしてサビアン解釈


サビアンシンボルが神秘的な意味の暗示
で、アスペクトなども絶妙な配置で、また
その角度の意味通りである事や、サインの
エレメントの性質もよく表現している事
などを説明してきましたが、サビアン
シンボルは、奥が深いので、占星術の
別の視点で見ても、まだまだその理解が
深まっていくのです。
サビアンシンボルは、ご存知のように
天空360度の1度1度を、エリス女史
がチャネリングによってイメージした
ものですが、天空は12星座(サイン)
なので、一つのサインは30度です。
そしてその一つ一つの度数に、サビアン
シンボルがあてはまっているという事
ですね。
サビアンシンボルが、現れる以前、
一つのサインの角度によっても、意味を
つかんでいこうと、古来よりサインを
分割して解釈しようと試みられてきました。
たとえば、この前天海創さんのブログ
Sou!Cool!!」で
紹介されていたデーカンという、サインを
10度ずつの3分割にする解釈の仕方
もその一つです。
そしてまた一つのサインを12分割する、
ドデカメモリーというものがありまして、
これは1つのサインの中で、12星座が
1サイクルするというコンセプトを
ベースにした分割法のことです。
つまり1サインを12分割して、サイン
の進行順に、ひとめぐりするという事
ですね。
まさに宇宙はフラクタル、ロシア人形の
マトリョーショカのように、中味が
ひとまわり小さいコピーの人形の連続で
あるようなものであることを、きちんと
投影していますね。
それは私の記事
宇宙はホログラムでフラクタル
で説明しているように、なんと宇宙は極大
から極小まで、同じエネルギー形態をして
いるという衝撃的な内容です。
つまり占星術においても、その自然界の
宇宙エネルギーと同じエネルギーが、
大きなサイクルから小さなサイクルまで
投影されているとみているのです。
だから1サインの30度の中で、また
12星座が、1サイクル回転していると
解釈するわけです。

さて私の説明より、とてもわかりやすく
説明しておられるのが、私よりずーっと
以前に360度のサビアンシンボル全て
を詳細にわたって、解説しておられる
「すたくろ」さんという有名な占星術家
です。

今回はそのすたくろさんのブログの
ドデカメモリーについての解説を
引用させていただきます。

もちろんドデカメモリーという言葉自体の
意味はすでに習得済みでしたが、その
コンセプトをこれまでサビアン占星術の
解釈には、活かしてきませんでした。
しかし、やはりサビアンシンボルは、この
ドデカメモリーというコンセプトにも大きく
関わっているのではないかと、直感し、
その説明をするのにすたくろさんのブログ
のお力をお借りしようと思ったわけなの
です。そしてやはり見事に先にその事を
理解しておられました、脱帽ですね(^^)
ただ私は、この応用をこれからたくさん
して、独自の解釈に活かしていこうと
思ってます。

ではすたくろさんの説明です。
「」内が引用で~が中略です。

「本日はドデカテモリー。



この図をもう一度見てください。
そして
この図を例えば
牡羊座の30度の領域だとしましょう。

牡羊座の30度の領域が
2・5度ずつで区切られて
12分割されているわけですが

この12分割になんの意味があるか
判りますか!?

そうです!

この12分割された場所には
それぞれの12サインが振り当て
られているのです。


0度〜2・49度までは牡羊座的な色合い
2・5度〜4・99度までは牡牛座的な
色合い。
5度〜7・5度までは双子座的な色合い。

こんな感じで
27・5度〜30度までは魚座的。

というふうに
牡羊座の特徴に
他のサインの資質が混じるということを
示しているのです。

なので
サビアンシンボルの意味合いを考える
ときもこのドデカテモリーが役に立ち
ます。

例えば
牡羊座21度は「拳闘士」というシンボル
なんですが

ドデカテモリーで
牡羊座21度を見てみると
「射手座」が振り当てられています。

牡羊座は火のサインですが
射手座も同じく情熱の火のサイン。

射手座はスポーツなども意味しますからね。

火のサイン同士が合わさって
牡羊座の闘志が燃え上がっているシンボル
なのです。

こんな感じで
サビアンシンボルの意味合いを考えるとき
にも役に立つドデカテモリー。

ぜひ
参考にしてみてはいかがでしょうか。



 分割されたドデカテモリーの意味合い 

先ほどは
牡羊座の場合の説明をしましたが

各サインごと
各度数に振り当てられるサインが違います。

下図をご覧いただくと判るかと思いますが
牡羊座なら
0度〜2・5度は牡羊座で始まり
そのあとは
サインの並び順通りに展開していく。

牡牛座なら
0度〜2・5度は牡牛座で始まり
そのあとは
やはり牡牛座の後からの
サインの並び順通りに展開していくという
法則のもと構成されています。」
“出典:「すたくろ
~star-clock-work~」様
サビアンシンボルとドデカテモリー

とてもわかりやすい内容で助かります
よねー。
ただすたくろさんのこれは、ほんの
ケアレスミスだと思うのですが、
ホロスコープの進行は、「反時計まわり」
なので、二つ目の画像は上から順番に
牡羊座のマークから始まらなければなり
ませんよね(^^)

一応下手ですが、その進行方向の順番
通りに並んだ牡羊座のドデカメモリー
の図です。
0度~2.5度というのはサビアンでは、
1度を足しますので、1度~3度という
事になります。
だから次の2.5度から4.99度まで
は、3度~5度という事です。
図では最初の牡羊座と最後の魚座の角度
だけ書いておきました。

今回は牡羊座なのでこの並び方ですが、
牡牛座だと牡牛座から、星座の進行通りに
進み、最後は直前の牡羊座という事に
なり、さらにたとえば山羊座なら
山羊座から始まって直前の射手座で終わり
ます。

これだとサビアンシンボルの解釈が
単に30度をひとまとめにしたサイン
だけの意味でとらえるだけでなく、
そのサインのどの度数であったかに
よって、他のサインの影響も加味
して解釈できるのでより精緻に理解
する事ができるという事です。
しかもこの見方が正しい事を裏付ける
ように、サビアンシンボルの暗示も
そのドデカメモリーの12分割の
それぞれのサインの影響がみられる
という事なのです。
事実この形でいくと、いつもサインの
中盤で影響を受ける180度反対側
のサインがやはり、このドデカメモリー
の同じ中盤15~17.5度の位置に
収まる事になるので、これが正しい
解釈だと、サビアンシンボルでも証明
できているわけです。
私の毎日のサビアン解釈でもどのサインの
中盤でも、対抗のサインの影響を受けて
いる事を解説しています。

さて今回ドデカメモリーを紹介させて
いただきましたが、それがサビアン
シンボルの解釈にどれくらい役に立つか
今回例をとりあげておきますねー(^^)/

牡羊座11度
「国の支配者」

これは、牡羊座が火のサインで、自分の力
を拡大しようとしているからって、やけに
規模が大きいので、いったいどうして
なのかと思いますよねー。
ですが、ドデカメモリーならこの理由が
ちゃんとわかるようになっているのです。
この11度というのは、10度から
12.49度までが獅子座なので、
つまり切り上げて11度から13度
までが、獅子座の範囲という事になります。
そうですこの11度というのは、牡羊座の
中の獅子座的な性質を持つ度数だという事
なのです。
という事は、このサビアンシンボルの
11度が「国の支配者」というスケールの
大きなものになる理由もよくわかります
よね。
なんといっても太陽を支配星に持つ獅子座
のエネルギーのスケールの大きさは12星座
中ナンバー1ですからねー(^^)/

もう一つ見てみましょう。
牡羊座13度
「成功しなかった爆弾の爆破」

このシンボルもなんだか牡羊座のシンボルの
火の拡大意識を示す爆弾があるのは、わかり
ますが、なぜ成功しなかったのでしょう?
これもドデカメモリーがきちんと説明して
くれるのです。

ドデカメモリーでは13度といえば、11度
から13度までの獅子座でもありますが、
12.5度~14.99度が乙女座にあたり
ますので、13度から15度までということ
で、乙女座でもあるのです。
だから、爆弾が成功しなかったのです。
つまり自分のエネルギーを爆発させたいと
いう牡羊座の意識に、乙女座の影響が
入り込んできたため、爆弾のもたらす
ネガティブな影響を冷静に捉える事が
できて、爆弾が爆破する事がなかった
という事なのです。

さてこのように便利なドデカメモリーですが、
私の解釈では、上の図のようにきっちりと
壁で仕切られているわけではなく、隣どうし
の影響もあったり、また許容範囲もあります。
特にそのサイン自身の性質は最初の2.5度
くらいの範囲どころか、もっと広い許容範囲
のものになるという事です。

この許容範囲については続編で説明したいと
思います。
ではまた(^^)/

この記事が、役に立ったと思っていただけたら
こちらもよろしくお願いします(^^)

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サビアン占星術研究家の一人   リブラ様のアプローチ


サビアン占星術の大家といえば、私が
たびたび引用させていただいている、
松村潔氏と直居あきら氏のお二人と
いう事になりますが、
近年やはりこのサビアンシンボルの
神秘的な力が、占星術の読み取りに
大きく役立つ事を感じ取った人達に
よって研究され、多くの占星術家が
鑑定にそのシンボルのを使用したり
しています。そしてまたそれぞれの
解釈をネットなどで公開しておられ
る方も多くなってきました。
私がすぐに思い浮かぶのは、
「すたくろ」さん
「miraimiku」さん
「ホシヲツグ」さん
という方々になりますが、サビアン
シンボルなどのキーワードで検索
すると何人も出てこられます。
そうそう最近ツィツターで、知り合った
「天海 創」さんもその一人ですね。

で今回新たに目に止まったのが、
ベテラン占星術家のリブラさんです。
なぜ目にとまったかといいますと、
サビアン占星術の読み取り方に共感
できたからです。

サビアンシンボルの読み取り方は、
それぞれの占星術家の独自の視点に
任されているので、占星術家の方に
よって、共通点もあれば、独自性も
あらわれます。
すでに西洋占星術の大家で、確立された
世界観をお持ちの方々は、サビアン
シンボルを、その西洋占星術の概念を
もとにして解釈される傾向があります。
つまり松村潔氏やmiraimikuさんの
ような方々という事ですね。
またすたくろさんのような、サビアン
シンボルの一つ一つに対して、
とても詳細で納得できる解釈をされて
いる方もいるし、ホシヲツグさんの
ように漫画にして、ファンタジーな
世界にシンボルを投影させる人も
います。

私は西洋占星術をベースにした松村潔氏
miraimikuさんのような解釈に、
神秘研究での知識を加え、さらに
シンボル独自のイメージを最も重要視
しているという方法で解釈しています。

ごちゃごちゃしているから、複雑だから
良いとはいいません、むしろ全て意味
があると捉える方が、焦点がぼやける
危険性もあるのです。

ただやはり中心とするのは、何かと
いう点で、私の解釈ははっきりした
基準があります。
それはせっかくのエリス・フィーラー
が、チャネリングで宇宙の気または
エネルギーを読み取ってくれたのだから
サビアンシンボルの詩文のような
表現そのものを、重要視している
という事なのです。

そして、今回ご紹介するリブラさんは、
まさにそのシンボルの詩文そのものを
読み取るという解釈の仕方をされている
のです。

その事の経緯を簡単に抜粋しながら
リブラさんのブログから引用させて
いただきたいと思います。

「」内が引用で、~が中略です。

「わたしは11歳のとき西洋占星術に
出会って以来、そのしくみについて
ずっと疑問に思っていた問題があり
ました。

それはホロスコープ(星図)を作成
するために分単位の精密さを要求する
のに、完成されたホロスコープを読む
ときには1度1度(ホロスコープは
4分のズレが1度のズレとして表われ
ます。)の違いを読み分ける手段がない
のです。

わたしは「大昔はあったけれど失われて
しまった」と推測しました。

1920年ごろ、同じようにこの疑問を
もっていた占星術研究家がアメリカに
いました。ジョン・トーマスと
マーク・エドモンド・ジョーンズです。

「360度分すべてのシンボルが
あるはずではないのか?」と予想を
つけていたようですが、このお二人は
サイキックではなかったので
「360個のシンボル」まで辿りつけ
なかったようです。

マークの占星術の生徒である
エリス・ウィーラーという
クレアボヤント(透視家)の登場で、
この「360個のシンボル」問題は
急展開を迎えます。

彼女は透視というサイキックな能力を
使って、「360個のシンボル」
すべてを読み取ってきたのです。

どこから?

アカシック・レコード(人類が存在する
よりも前のものから未来に渡るすべての
情報の記録があるといわれてます。)
からです。

マークはエリスが読み取ってきた
シンボルに手ごたえを感じ、
サビアンシンボルと名づけたのですが、
その謎めいた詩文のようなシンボルを
どう解釈したら良いかに行き詰って
しまったようです。

そこにもう一人の登場人物、フランス人
占星術研究家ディーン・ルディアが現れ
ます。

彼は神智学会のチャネラー、アリス・
ベイリー
とも交流があった人なので、
サビアンシンボルを一目見たとき
人智を超える情報だとすぐに気
がついたようでした。

神智学の叡智やユング心理学を
駆使すれば、
サビアンシンボルを読み解ける
かもしれない、
と考えたのです。

こうして出版されたのがディーン・
ルディア著
「アストロロジカルマンダラ」
というサビアンシンボルの解説本です。

サビアン占星学研究家の直居あきら氏は
この本をもとに独自のサビアンシンボルの
使い方を研究されている方です。

わたしは直居氏の「究極のサビアン占星学」
を読んだとき、ようやくサビアンシンボル
の核心に近づけた感じがして、もっと深く
学びたいと直居氏の
サビアン・インスティテュートに入学
しました。

しかし、1年が経過したときわたしが
欲しかったものがそこでは得られない
ことに気がつきました。

直居先生はサビアンシンボルの詩文
そのものよりも、シンボルの度数を
手がかりに読む方法をとっていました。

「わたしが欲しいのはサビアンシンボルの
詩文を直に感じること」そんな思いが
こみ上げ、エリス・ウィーラーが見た
世界の扉を開ける手段はないものかと
探し始めたのです。」

“出典:「リブラの図書館
(スビリチュアルな本と星のお話)」様
昔の知恵もしくみを知ると、
もっと今に活用できるかも知れない➁
」”

このように、リブラさんは、やはり
エリス女史のチャネリングそのものを
読み取るという解釈に、たどり着いた
というわけです。

ここまででも、直居あきら氏のスクール
に通うなど、徹底した研究ぶりでしたが、
このあと、さらにシンボルイメージを
読み取るために必要だからとタロットを
習得します。そしてそのあと
アカシック・レコードを読み取れば
エリス女史のチャネリングが理解できる
はずだという事で、
アカシック・リーディングの習得を、
「アトランティスの叡智」の著者の
ゲリー・ボーネル氏のスクールに
入るところから始めて、
ついにサビアンシンボルのイメージ化
に成功したという事です。

ここでいうアカシック・レコードという
のは、宇宙には全時空(未来も含む)の
記録があり、さらに全ての意識や
エネルギーの情報も記録されている
というものです。
つまりその次元での情報の事をいいます。
ここに私のいうパラレルワールドの
概念も入れれば、全く同じものを
指している事になりますが、
アカシックレコードにその概念があるか
どうか、知りません。
そしてアカシックリーディングという
のは、少なくとも一つのタイムラインの
時空の全ての情報を読み取る事を言い
ます。

読み取りの方法は、呼吸法や瞑想を
取り入れてのもので、やはり高い次元
に移行する事が必須のようです。
実際エリス女史のチャネリングも
トランス状態なので、ほぼ瞑想をして
いる状態と変わりません。
そしてついにその方法を習得したと
いう事なのです。

なんという真摯な向き合い方をする人
なのだろう、サビアンシンボルに対して
これほど真剣に取り組んできた人は、
なかなかおられないのではないで
しょうか。

私も、何度も原点に立ち返り、シンボル
の解釈をより洗練させていかなければ
ならないと思いました。

ではまた(^^)/

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火と太陽の性質を示す獅子座のサビアンシンボル


これまで、火の星座のサビアンシンボルに
ついて牡羊座、射手座とみてまいりました
が、残る一つは真打ちといってもいい
くらいの存在感を持つ獅子座です。
獅子座生まれの人は、強烈な自己アピールの
エネルギーを持つ星座ですが、それも
そのはず、情熱とエネルギーの拡大を示す
火のエレメントに加えて、魂の人生に
おいての意志を示す太陽が支配星だから
なのです。
太陽とエレメントの火の性質は、とても
似通った性質で、どちらも情熱や個人の
意志というものが、強く表現されるための
パワーだといえます。
つまり火と太陽は互いを強め合い、獅子座
のエネルギーを生み出しているのです。

その魂の意志を積極的にアピールしよう
としますので自己主張の強さになって
あらわれます。
また自分を高めようという意志につながり、
向上心を生み出します。
また太陽の持つ性質として、創造力も
あります。
当然支配星が太陽である事による、生命
エネルギーそのものも強いため、本能や
直感力にもつながります。

さてそのような火や太陽の性質がどの
ようにサビアンシンボルにあらわれて
いるか、見ていきましょう。

☆ 生命エネルギーと本能について

獅子座1度
「脳溢血の症状」

獅子座11度
「大きな樫の木にあるブランコに
         乗る子供たち」

獅子座28度
「大きな木の枝にとまる
      たくさんの小鳥」

獅子座29度
「人魚」

これらは、獅子座の持つ生命エネルギー
や本能を示しているシンボルです。

1度の脳いっ血は、獅子座に入ったとたん
に、生命エネルギーを内側から、一気に
外へ出そうとして、血液の流れが追い
ついてなかった事をあらわしています。

11度と28度は大きな木が、まず生命
エネルギーの象徴として、どっかり中央に
描かれていますし、その恩恵を受けて
いるような、子供たちや小鳥もやはり、
いきいきとした生命エネルギーを象徴
しています。

29度は、少しわかりにくいかも知れません
が、29度という事は、乙女座の直前なの
で、大きく影響を受けます。そして下半身
が獅子座としての本能にあたり、上半身は、
知性を示す乙女座を示しているのです。

☆ 自己主張とプライドの高さについて

獅子座3度
「髪型をボブにした女性」

獅子座4度
「正装した男性と角を刈られた鹿」

獅子座6度
「時代遅れの女性と最先端の少女」

獅子座24度
「身だしなみの整っていない男性」

3度は髪型で個性を出している様子。

4度は、自分の獲物を自慢するために記念
撮影をしているという描写。

6度と24度は、それぞれ自分のスタイルを
貫いて、まわりに左右されず、
「自分はこうだ」と自己主張している様子を
あらわしています。

☆ 魂の意志、またそれを拡大する火の
  性質について

獅子座8度
「ボリシェビキプロパガンダを広める人」

獅子座14度
「表現の機会を待つ人間の魂」

獅子座30度
「開封された手紙」

8度は、自己主張というより、自分の意志を
伝えて、人に賛同してもらって、世の中に
行き渡って欲しいというシンボルです。
単に自己アピールしているだけではなく、
理解を求めているという意志のあらわれです。

14度は、まさに太陽が魂の意識なので、
それを表現する機会をうかがっている
という事です。

獅子座30度は、とても象徴的です、実は
この手紙は自分の内面からのものなのです。
獅子座は、本来無意識のうちに魂の
意志を実行しているのですが、乙女座の
直前で、やはりその性質を受けとり、
客観的な意識で自分の内面の意志を読み
取っているという事なのです。

☆ 太陽そのものを示しているシンボル

獅子座16度
「嵐の後の陽光」

獅子座20度
「ズーニー族の太陽の崇拝者」

獅子座26度
「虹」

獅子座27度
「夜明け」

16度は、困難な状況のあとで幸運が
訪れるという事が、表現されています。

20度は、太陽の恩恵に対しての敬虔
な信仰を示しています。

26度は、太陽光線がの屈折によって、
できる自然現象の「虹」です。
虹も太陽のエネルギーがもたらす
幸運の象徴でもあります。

27度の夜明けは、太陽による幸運な
1日の始まりを示しています。
また新しい事を始めたり、意識を
新しくして再出発するという意味でも
あります。

また太陽の創造力をあらわしているもの
として

獅子座9度
「ガラス吹き」
があります。

これはガラス工芸品を創る人を象徴して
います。

このように、火や太陽の性質を、サビアン
シンボルが、とても良く説明しているのが
わかりました。

ではまた(^^)

気に入っていただければ、その勢いで
ついついクリックしてください(^^)

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神秘のサビアンオポジションその15      「時空を越えて」イラスト


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

双子座14度
「テレパシーでの会話」

射手座14度
「ピラミッドとスフィンクス」

これらの2つのシンボルが、対称的
な意味であるオポジションの位置に
意味通り配置されているのです。

一見どうい対称なのか、わかりにくい
とは思いますが、これは二つのシンボル
がともに、時空を越えての「意志伝達」
を表しているのです。

双子座14度は、そのまま空間を隔てて
のテレパシーという意味なので、問題
ないと思いますが、
射手座14度のピラミッドとスフィンクス
は、古代からの叡知が、時を超えて私たち
の時代に伝わっているという事で、時を
越えての意志が伝わるという意味なの
です。
このようにみればこの二つのシンボルの
つながりがわかっていただけると
思います。

なんか違和感のある方のために、イラスト
の説明を軽くしておきますね(^^)/
画像の上の部分、つまり双子座14度の
テレパシーでの会話を、私「あんみん」と
「河合奈保子」さんがしているという事
です。
どうです、とても二人が以心伝心なのが
わかっていただけるでしょう?
え?奈保子さんの方は、警戒心が働いて
あんみんからの思念を遮断しようと
してる?
 

はは💧まさかねー(^^)💦

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占星術の人格を越えるワンネス   占星術は従うものでなく利用するもの

占星術の解釈としての、個性を強調して
いくホロスコープの概念と、その上を
いく全てが一つ、つまり「ワンネス」と
いう概念があります。
事実アイクさんが絶対意識から受け
とったのは、全てとしての一つで
ある意識からみれば個性もまた幻覚で
あるという事です。

以下に引用しました。

文中にあるマトリックスというのは、
声の主も示唆する、人々を誤った認識
にさせるための、見えない領域の振動
の枠のようなものです。
事実体外離脱者が、常にある現象と
して、身体の自分が離れる前に大きな
振動音(ゴーゴーという音)を聞く
と証言しています。
これがつまり振動の壁の役割を示して
います。
また時間の環も、私たちが囚われている
時間のサイクル、繰り返しの意識だと
いう事です。
どちらも今回の占星術の概念と密接に
関係しています。

 
「」内が引用で、~が中略です。

「それから声の主は、占星術に話題を
移した。占星術は、その人の生まれた
「時間」、「場所」、「年」~によって
、特定のタイプの「人格」や性格を
予測するという意味で役立つように
思えるが、ではどうしてそれが成立する
のか?占星術は、時間の環の振動場を
読んでいるが、いくら熟達した占星術師
がうまく読み取るとはいえ、~分離した
状態に基づくマトリックスの錯覚で
あることに変わりない。
声の主によれば、占星術は、人々をさらに
強力に錯覚の「人格」で自己認識する
ように操るためのマトリックスの錯覚で
あることに変わりはない。声の主に
よれば、占星術は、人々をさらに強力に
錯覚の「人格」で自己認識するように
操るためのマトリックスの特徴である
という。私は牡牛座、私は獅子座、
私は双子座、等々である。
全て一体としてでなく、部分への分割
という考え方を強調する。~
~こうしたものは、全て「物質」の人格
を自己と認識するものであり、そうした
将来の予測は、時間の環を覗き込んで
いるだけだ。」
出典:「ムーンマトリックス
        〈覚醒編6〉」
     デーヴィッド・アイク著
       訳 為清 勝彦  ”

私は別に占星術を否定したいわけではない
事を特にここで強調させてくださいね。
いみじくもサビアン占星術研究家の
私が、ベースとなる西洋占星術を否定
してしまったら、もはや立場がなくなり
ますからね。
それどころか、私たちが、肉体という意識
にとらわれた人生を生きる上での羅針盤
としてはとても重要で必要なものだと
思っています。
ただしですよ。その占星術が読み取る天体
などのエネルギーの上をいく存在が、
私たちの本来の実体であるワンネスという
意識(全体としての一つの意識)なのです。

そして、うまく占星術での個としての
エネルギーを読み取る事ができれば、
それをコントロールするための力が私たち
にあるという事をいいたいのです。

全て占星術が示す天体エネルギーの
コントロール下にあるという錯覚を持てば、
私たちはどんな努力も行動も、結局
決められたコースに従うだけの人生に
なってしまうのです。
そうではないのは明らかですよね。
やはりその占星術の示唆するエネルギーを
読み取って利用し、良いエネルギーで
あれば、より増大するように、悪い
エネルギーであれば、行動や意識で
良いものに変換できるようにするべきだ
という事です。
つまり自分は乙女座だから、こうとしか
できない、ではなく!乙女座としての
個性の傾向はあるけれど、良い部分は
利用して。悪いところは克服していって
何でもできるし、何にでもなれるという
のが正しいという事です。

絶対意識としての本来の私たちは、全て
において全知万能です。不可能な事は
本来一つとしてないのですが、あまり
にも強固な振動場に囚われているため
少しの自己暗示くらいでは、万能と
まではいきません。
しかし内なる声(つまり内なる意識の
核にある絶対意識)からのヒントに耳を
傾けていけば、必ず自分の克服したい
事や、望みをかなえるための答えが、
もたらされるという事なのです。

本来の私の意識は、潜在意識に
つながっているので、それが囚われて
いる意識に気付かせようと、ネガティブ
な経験をさせようと現実化する事は、
よくあります。それがもっともわかり
やすいのは、その私たちの潜在意識の
核に近い意識を持つ冥王星ですね。
だから、冥王星は死や再生などを意味
するという事なのです。要するに、
気付かない囚われた自分の意識を
終わらせ、より解放された意識に
変わるための経験を死と再生という
表現で解釈されているというわけ
なのです。

一番私が今回言いたかった事という
のは、占星術により自分自身を制限する
のではなく、無限の可能性そのもので
ある本来の自分を意識して、占星術を
うまく利用して、望み通りに生きる
というのか正解だという事です。

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神秘のサビアンオポジションその16   働いている人イラスト


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

牡牛座13度
「荷物を運ぶ男性」

蠍座13度
「実験をしている発明家」
です。

牡牛座といえば労働が好きなサインとも
いわれるのは、自分の五感を楽しむ
という目的意識が働くため、体を動かす
事自体が好きだという事でもあります。
そしてこちらが体であれば、対称的に
頭を使って働いているのが、蠍座13度
が発明家なのだという事です。
蠍座は微視的な探究心のあるサイン
なので、この発明家はとても適した
表現だと思います。

今回はシンプルな説明になりましたが、
オポジションという正反対の角度で、
見事に好対称のシンボルの配置である
というところがサビアンシンボルの
すごいところですね。
毎日のサビアンシンボルの解説で、
ほとんどその対称の意味で、180度の
サビアンシンボルが説明できている
のがその証拠です。
中でも明らかなものを、ご紹介して
いってます。
これで16例ですがまだあります。

ではまた(^^)/

よろしくお願いします(^^)/

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松村潔氏の「全惑星意識」と「恒星意識」改 


私たちの占星術においての個性や運気は、
利用するためのものであって、それに従う
べきものでも、囚われるべきでもないと
いう事の理由の一つに、私たちは本来どの
個性も時空も内包する、絶対意識であり、
全体として一つの存在であるからという
ものがあります。
その事を理解するのに、良い説明となって
いる過去記事の再投稿です。

これは松村潔氏が、占星術の研究から
とてつもなく深いレベルまで、解釈を
高めておられる事に感銘を受けた言葉の
紹介なので、大尊敬する理由シリーズの
タイトルにしてもよかったのですが、
あまりそのタイトルを続けると、同じく
大尊敬する鏡リュウジ氏やmiraimikuさん
と差ができてしまうので、このタイトルに
しました。

もちろんこの三人の方を等しく大尊敬する
私ですが、自分のサビアン占星術は、
長年の真理研究の成果が背景になっている
ので、その解釈はどの方とも一致しない、
独自の解釈となっています。

しかし、常に参考にさせていただいて
ますし、また多くの点で共通する概念にも
出会います。
当然サビアン占星術の研究で、特に影響を
受けている松村潔からも多くのコンセプトに
ついて、感銘を受けています。
それが今回ご紹介する「全惑星意識」と
「恒星意識」というコンセプトなのです。

これらの意識が私の神秘メッセージで
再三強調している宇宙と一体であるという
絶対意識や高次元の意識と共通した概念
だという事です。

それではそれぞれの概念を松村潔氏の著書
「完全マスター 西洋占星術Ⅱ」から
引用させていただきます。
「」内がそれぞれ引用だという事です。
~から~は中略です。
それ以外の部分は、私の考察という事に
なります。

「全惑星意識とは惑星の総和であり、簡単に
いえば、すべての惑星を否定せず、それらの
すべてが自分であると認識する事です。
一つの惑星に同一化すると、他の惑星を
否定的に見ます。それが生活面に現れて、
世の中を生きることに苦痛な面が出てきます
。全部を取り込む、すなわち地上、ないし
太陽系のぶちまけられた自分の部品を回収
することで初めてわかるもの、理解できる
もの、満足があります。
 このために、自分のホロスコープを生かす
というのが一番の近道です。あらためて自分
の図を見て、この全部の惑星を開発するには
、惑星のあるサイン・ハウスをまず活用する
ことを考えます。
それは偏っている場所にありますが、そこに
あるというよりは、そこから出発して移動
すると考えるのです。
 理想的には、すべての惑星において12
サイン・12ハウスを味わい尽くすこと
です。すべて味わいつくすことで、やっと
自分の出生図の位置に「安定して戻る」
ことができます。
立ち位置とは、全部味わった上で、偏った
ところに戻ることで、そこにまっすぐに
立つことができるのです。」

 これは、私が高次元の意識の性質と呼ん
でいる、宇宙と一体となる意識の事を、
「全惑星意識」という言葉で表現して
おられるという事です。
宇宙と一体となる意識では、もちろん
私たち人類の集合意識とも一体である
という事です。
つまりあらゆる出生図に生まれた全ての
人々の集合意識と一体になるというのが
その宇宙との一体の意識という事になり
ます。
だから全ての位置にある惑星の意識を
全て自分のものとするという「全惑星
意識」というのは、私のいう高次元の
集合意識または、宇宙との一体の意識
と同じコンセプトだという事になり
ます。
もちろん松村氏は、それを自分のものと
するためには、全ての意識を受け取った
あとに、自分の出生図の意識に戻る事が
大事だといわれていますが、さすが
ここは占星術家的解釈としてまとめて
おられます。
私の場合は、むしろ宇宙との一体の意識に
なれば、個人の領域を越えているので、
それと自分の個人的な肉体的意識とを
共存させるという事を、提唱しています。
つまり最終的には、個人のホロスコープ
から脱した人生を志すという事なのです。
次に「恒星意識」について、引用させて
いただきます。

「太陽系の外の惑星は、非時間的・非空間的
な意識の光を表しています。それが、
私たちの三次元的なところで働く知覚意識
においては、天文学的な配置の恒星として
投影されています。~
~この恒星意識を、そのまま霊界のような
ものと考えてもよいかも知れません。
霊界は、時間と空間がありません。そして
時間的な推移を体験するには、あたかも
空間を歩くように動かなければならない
のです。
この霊界的な非時間性・非空間性はあたかも
美術観の絵のようで、元型は静止してい
ます。これは死物というわけではなく、
私たちの時間・空間の流れ方に合わせる
気がないというだけの話です。この
非時間的・非空間的な静止は、私たちの
時間・空間の世界では無限に複製を作り出す
ことができます。」

以上「」」内全て
“出典:「完全マスター 西洋占星術Ⅱ」
             松村潔著
             説話社刊”

この時空を越えた「恒星意識」は、私が
神秘メッセージで紹介している「絶対意識」
と共通する概念である事がよくわかります。
これまで神秘メッセージでご紹介して
きたように、「絶対意識という究極のレベル
の意識では、無限の時空、無限の時間軸、
無限の宇宙が、全て一体となって同時に
存在している」という事が真理だと
述べてきましたが、この時空を越えた
「恒星意識」も静止した元型または絵と
表現されています。これは、時空の全て
が同時に存在している事を示しています。
ここでは、どの時空にいくのも自由と
いう事ですが、絶対意識でも同じく
自由です。
この絶対意識を体験したアニータ・
ムーアジャニ女史の言葉が、ここで
想起されてきます。

「その世界では、時間も違うものに感じ
られました。私はすべての瞬間を、同時に
感じていたのです。つまり、過去、現在、
未来の自分が関係するあらゆることを、
同時に認識していました。さらに
いくつかの人生が同時に繰り広げられて
いるのを感じました。~
~言い換えれば、時間は、この世で体験
するような直線的な流れではありません
でした。私たちの理性が、周囲で起こって
いることを連続したものに並べている
ような気がしました。身体を持っていな
ければ、実際のところ、過去も現在も
未来もすべて同時に起こっているのです。」
“「」内出典:「喜びから人生を生きる」
      アニータ・ムアジャーニ著
            奥野節子 訳”

このように絶対意識が、「無限の時空、
無限の時間軸が、同時に存在する領域」
だという事を自分自身の体験として証言
してくれているわけですが、これは
「恒星意識」と共通するコンセプトだと
いう事がわかりますね。
恒星意識は、同時に存在している時空の
事を、時空を越えた元型または絵という
ように説明されていますし、また時間軸が
同時に存在するというパラレルワールド
の世界を、「私たちの時間・空間では
無限に複製をつくり出すことができます」
という表現で説明してくれています。
複製のようでいて、すこしずつ違う
時間軸がパラレルワールドの世界だと
いう事につながるわけです。
もちろんそれは、絶対意識では全く違う
時間軸まで全て含まれるのがパラレル
ワールドの世界であるという事ですが、
そこまでは、松村氏も踏み込んで説明
されているわけではありません。

ということで真理研究で得た私の
コンセプトである「絶対意識」と共通
するものを「全惑星意識」と「恒星意識」
という言葉で表現されている松村潔氏に
共感と感銘を覚えたというわけです。

また松村氏に感銘を受けた事は他にも
あるので、それについてはまた別の
記事に書かせていただくという事に
なります。

ではまた(^^)/

大きな心で一つクリック
よろしくお願いします(^^)/

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松村潔氏と直居あきら氏のコア解釈編その3   天球の音楽を奏でるシンボル


これは、通常のサビアンシンボルの
徹底解釈とは違い、
ディーン・ルディヤー氏の意訳による
シンボルを、松村潔氏と直居あきら氏が
解釈しておられるのを、徹底解説しよう
としているシリーズです。

いつもの徹底比較で引用させていただいて
いる著書とは違い、以下の両氏の
著書から引用させていただきます。

「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊

「究極のサビアン占星学」
         直居あきら 著
       魔女の家®BOOKS 刊

さて今回比較研究させていただく
サビアンシンボルは

牡羊座29度
「天球の合唱隊が歌っている」
です。

でこのシンボルタイトルは、今回
お二人がディーン・ルディヤー氏
の意訳をもとにしたものを使用
されてるので、少し変わります。

また今回それぞれの解釈に使われて
いるのが
牡羊座28度
「落胆させられた大聴衆」
です。

では牡羊座29度を、まず松村潔氏
の解説でご覧いただきましょう。

「」内は中略、~は引用です。

「牡羊座29度・・
  天球の音楽

 この宇宙は波動でできている。あたかも
音楽にたとえられるような、この波動を、
この度数の人は身近に感じることができる。
世界に対するこのよう感じ方が、自分も
含めて環境全体に対しての全体的な
一体感をつくり出す。これがとても
情感的な喜びをもたらすのだ。内面の声を
聞く、という度数だが、声は人格化された
ものではなく、波動や雰囲気として感じ
られるものだ。
このなかで、個人は全体状況のなかで、
自分がどこにいるべきか、いったい自分
とは何者なのか、その位置をはっきりと
自覚する。
人の期待に配慮しなくなった段階で、自己
の内面にもどり、自分にできることは
これしかない、という天命のようなものに
気がつく、内面的に充実した人だ。また
ここでは音楽の才能があらわれる人も
多い」

“出典:「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊”

そして直居あきら氏の解釈はどうでしょう

「」内が引用で、~が中略です

「エリーズ二九度
 「天空の音楽」

 このシンボルはとても興味深いものが
ある。ルディヤーが解説したように
このシンボルには宇宙の波動、内なる
声とのかかわりが暗示され 、二八度
でそれをキャッチするのに失敗した人
が、ここでそれと調和し感覚的に回復
される意味があるようだ。~
~二九度が真実のその人の波動で
あったとしても天体の音楽の音楽と
いうように美しいものばかりではない。
天体の音楽は悲も苦も陰も含むものだ。
この在泊の人は思考や観念よりも
それらの直感的な波動に動かされ
やすいかも知れない。それはその人の
オーラという楽器の奏でる響きの
ようなものである。」

“出典:「究極のサビアン占星学」
         直居あきら 著
       魔女の家®BOOKS 刊”

今回もお二人のディーン・ルディヤー氏の
意訳によるサビアンシンボルについて、
とても深い内容の解説をされているのが
わかりますね。

つまり「天球の音楽」の波動を、エリス
女史が感じ取ったという事です。
これはピタゴラスが、歴史上初めて
聞いたとされるもので、天体が
奏でる波動を感じ取れたという事
だと思います。
これについては
天球の音楽とピタゴラスその1
その2その3の記事で詳しく
紹介させていただいてます。

今回の場合は、松村氏も直居氏も天体
からの波動を内なる声として聞くと
いう点で共通しています。
まあ少しいつものように直居氏の方
が難解な感じはしますが。
なぜ遠い天空の音楽の波動が内なる声
として聞こえてくるのか、という点に
ご注目いただきたいのですが、占星術
の古来からの概念として根底にある
のが、宇宙は自分の内面であり、また
自分の内面が宇宙の縮図だという
一体感なのです。
このことは、宇宙の真理編の
宇宙はホログラムでフラクタル
という記事などをご覧いただければ
わかっていただけると思いますが、
五感に囚われた現実感覚とは裏腹に
本来の宇宙は、極大から極小まで、
同じエネルギー形態をしていて、
全てが、縮図であり拡大図である
という事なのです。
つまりは、宇宙のエネルギーの縮図は
私たちの中にもあるという事なの
ですね。
だから天体の動きそのものが、私たちの
運気や意識、体調にまで、同調、また共鳴
して、あらわれるという事なのです。
これが、古来からの占星術の概念の根底
にあるものだという事です。

そしてそのエネルギーをこの牡羊座29度
の「天球の音楽」があらわしているという
事ですね。

また直居氏の解釈は難解ですが、注目して
いただきたい点があります、それは
天体の音楽にはネガティブなエネルギーも
あるといっているという事です。
これはとても重要な事だと思います。
サビアンシンボルには、これまで見てきた
ように、やはりネガティブなエネルギーの
シンボルも多くあります。
そしてそのエネルギーに、大きく土星や
月の干渉エネルギーが影響している
というのが、私の解釈です。
これに対して、最近の占星術家の解釈の
傾向として、たとえば太陽系の10天体
のエネルギーを全て、ポジティブな
エネルギーであるかのように捉えるの
は、私には納得できないものを感じて
います。

さて今回は、松村氏、直居氏がともに
牡羊座29度のシンボルに対して、
同じ解釈をされているという事も理解
できました。

またコア解釈編では、別のシンボルを
取り上げていきたいと思います。
ではまた(^^)/

ありがとうございます(^^)

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