上の画像は、天才画家ルビーさんの
5つのシンボルグループの神秘的な
絵です。
私は、この透明感のあるバランスの
素敵な絵が気に入ってしまったので、
今回ご紹介しようと思ったわけです。
毎回天才画家とタイトルにするとご本人も
少し窮屈に感じられるようなので、
「星秘術家」の方がサビアンシンボルの
ご紹介の記事にしっくりくると思い
ました。
サビアンシンボルは、一つのサイン毎に
30度ずつありますが、それを5度
ずつ分ける事で、そのグループには
意味があるとされています。
実際、私がご紹介してきたように
サビアンシンボルは隣の度数どうしや
3つくらい続いてるシンボルなどは
似たような意味のシンボルが固まる
傾向にあります。
なぜそういう事が起こるのかというと
宇宙エネルギーには、そもそも区切りの
境界線などありませんので、隣どうしの
シンボルなどは当然似てくるという事
なのです。
もちろんカードを裏向けて、純粋に
宇宙エネルギーを読み取れていた
エルシー・フィーラー女史だからこそ
このようになるのだろうと思います。
30度で一つのサインを5度ずつ分ける
のですから、6つのグループが、
それぞれのサインにはあるという事に
なります。つまり1度~5度、6度~10度
、26度~30度などといった具合です。
今回取り上げさせていただいたルビー
さんの上の絵は、牡羊座16度~
牡羊座20度までのものです。
以下が、ルビーさんの解釈された
タイトルとメッセージになります。
牡羊座16度
「日の入りに踊っている
妖精ブラウニー」
誰も見ていないところで密かに
貢献する度数
牡羊座17度
「二人の高潔な独身女性」
気高く凛とした存在感で
圧倒する度数
牡羊座18度
「空のハンモック」
休むことを知らず活動し続ける
度数
牡羊座19度
「魔法のじゅうたん」
自由にどこへでも飛んでいける
度数
牡羊座20度
「冬に鳥に餌をやる若い少女」
施すことで心を通わせ仲間になる
度数
素敵なタイトルとメッセージ
でした。
この5つのシンボルは、見ている
だけで、いろんな事を感じる人が
多いでしょう。
16度では自由に踊る妖精は、誰も
観ていないところで、人々のために
貢献しています。
17度では、しかし決してわかって
もらえない自分の立場が高潔な女性
たちの心は、虚しい心に満たされて
しまいます。
18度では、からっぽになった心で
癒やしを求めて、また新しい可能性に
心を開こうとしています。
(ここは、私のからっぽのハンモック
に対しての独特の解釈が入ってますね。
からっぽのハンモックから新しい
可能性に対して、心を空にして
解放しているという事です)
19度では、とうとう解放された心が
自由に魔法のじゅうたんにのって
大空に飛び立ちます。
20度では、空での自由さと鳥などの
気持ちもわかるようになり、冬に弱る
鳥に慈愛が芽生え、少女は餌をやり
ます。
なんか素敵な意味の流れが見えて
きますね。
ちなみに上のルビーさんの牡羊座18度
のメッセージと私の解釈が違うのは、
「からっぽのハンモック」という光景は、
そこで休む事ができない人が、必死に
働いているという暗示につながる
という解釈をされてのもののようです。
さすが、奥が深いですねー💦
もう一度上の絵をご覧ください、
私の解釈での絵から受けた印象を
説明してみます。
16度の自由に踊っている左下の
妖精ブラウニーは明るい色で描かれて
います。
そして、そばに立っている透明感が
あり美しいイメージながらも、現実に
幻滅している二人の女性が、幻滅を
あらわす青で描かれています。
つまりこれが17度です。
さらに二人の間には、18度のからっぽ
のハンモックが描かれています。
この位置だと、二人の女性の虚しい
からっぽの心が、暗示されているようで
意味深ですね。
そしてとうとう19度で心は解放され
自由に空を飛べるようになりました。
絵は星空のようで、なんと宇宙まで
飛び立てたかのようにも思います。
少女がじゅうたんにのっているので、
少女が喜んでいる様子は、しがらみ
など世俗に幻滅していた独身女性が
解放された姿になったというようにも
思えますね。
そして宇宙で愛を知った事により、
少女は、冬で弱っている鳥に餌を゜
あげているのです。これが20度
という事ですね。
なんだか、パッと見ただけでも心を
惹き付けるようでしたが、こうやって
シンボルの象意と照らしあわせても
とても、深く印象づけられるような
絵になってますね。
ルビーさんは、この絵に対して次の
ような意味を込めて描かれたようです。
【精勤】出しゃばらず、見えない
ところで努力する。人の些末な評価や
中傷に惑わされることなく。日々培った
努力は揺るぎない自信と成果となる
日が来る。
という絵です。
このルビーさんの解釈が見事です。先日
確かめさせていただいたところ、
ブラウニーは、家のために働く妖精
です。もちろん気ままという意味も
あるようですが、ここで働くという
意味が出てきて、次の高潔な独身女性
たちも、陰となって働いている
キャリアウーマンをイメージされて
いるようです。そしてさきほどご説明
させていただいた、空っぽのハンモック
についても、そこで休めずに働いている
人たちの暗示と取り、また魔法の
じゅうたんも空を飛んでいるアイテム
ですが、それはじゅうたんとしての働き
を意味しているようです。そして
最後の少女も献身的に慈愛を発揮して
働いているという事で、すべて
働いている、そして全体として陰で働く
人たちへの称賛の意味が、この絵には
込められているという事でした。
なるほどこの絵にこめられた
奥深いメッセージにも納得させられ
ますね。
またこの5度ずつのグループで
描かれたルビーさんの絵とメッセージ
をご紹介していこうと思います。
さて最後にルビーさんの今回の5度
のそれぞれの絵を並べさせて
いただきます。
牡羊座16度
「日の入りに踊っている
妖精ブラウニー」
牡羊座17度
「二人の高潔な独身女性」
牡羊座18度
「空のハンモック」
牡羊座19度
「魔法のじゅうたん」
牡羊座20度
「冬に鳥に餌をやる若い少女」
いつもありがとうございます(^^)
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