火と太陽の性質を示す獅子座のサビアンシンボル


これまで、火の星座のサビアンシンボルに
ついて牡羊座、射手座とみてまいりました
が、残る一つは真打ちといってもいい
くらいの存在感を持つ獅子座です。
獅子座生まれの人は、強烈な自己アピールの
エネルギーを持つ星座ですが、それも
そのはず、情熱とエネルギーの拡大を示す
火のエレメントに加えて、魂の人生に
おいての意志を示す太陽が支配星だから
なのです。
太陽とエレメントの火の性質は、とても
似通った性質で、どちらも情熱や個人の
意志というものが、強く表現されるための
パワーだといえます。
つまり火と太陽は互いを強め合い、獅子座
のエネルギーを生み出しているのです。

その魂の意志を積極的にアピールしよう
としますので自己主張の強さになって
あらわれます。
また自分を高めようという意志につながり、
向上心を生み出します。
また太陽の持つ性質として、創造力も
あります。
当然支配星が太陽である事による、生命
エネルギーそのものも強いため、本能や
直感力にもつながります。

さてそのような火や太陽の性質がどの
ようにサビアンシンボルにあらわれて
いるか、見ていきましょう。

☆ 生命エネルギーと本能について

獅子座1度
「脳溢血の症状」

獅子座11度
「大きな樫の木にあるブランコに
         乗る子供たち」

獅子座28度
「大きな木の枝にとまる
      たくさんの小鳥」

獅子座29度
「人魚」

これらは、獅子座の持つ生命エネルギー
や本能を示しているシンボルです。

1度の脳いっ血は、獅子座に入ったとたん
に、生命エネルギーを内側から、一気に
外へ出そうとして、血液の流れが追い
ついてなかった事をあらわしています。

11度と28度は大きな木が、まず生命
エネルギーの象徴として、どっかり中央に
描かれていますし、その恩恵を受けて
いるような、子供たちや小鳥もやはり、
いきいきとした生命エネルギーを象徴
しています。

29度は、少しわかりにくいかも知れません
が、29度という事は、乙女座の直前なの
で、大きく影響を受けます。そして下半身
が獅子座としての本能にあたり、上半身は、
知性を示す乙女座を示しているのです。

☆ 自己主張とプライドの高さについて

獅子座3度
「髪型をボブにした女性」

獅子座4度
「正装した男性と角を刈られた鹿」

獅子座6度
「時代遅れの女性と最先端の少女」

獅子座24度
「身だしなみの整っていない男性」

3度は髪型で個性を出している様子。

4度は、自分の獲物を自慢するために記念
撮影をしているという描写。

6度と24度は、それぞれ自分のスタイルを
貫いて、まわりに左右されず、
「自分はこうだ」と自己主張している様子を
あらわしています。

☆ 魂の意志、またそれを拡大する火の
  性質について

獅子座8度
「ボリシェビキプロパガンダを広める人」

獅子座14度
「表現の機会を待つ人間の魂」

獅子座30度
「開封された手紙」

8度は、自己主張というより、自分の意志を
伝えて、人に賛同してもらって、世の中に
行き渡って欲しいというシンボルです。
単に自己アピールしているだけではなく、
理解を求めているという意志のあらわれです。

14度は、まさに太陽が魂の意識なので、
それを表現する機会をうかがっている
という事です。

獅子座30度は、とても象徴的です、実は
この手紙は自分の内面からのものなのです。
獅子座は、本来無意識のうちに魂の
意志を実行しているのですが、乙女座の
直前で、やはりその性質を受けとり、
客観的な意識で自分の内面の意志を読み
取っているという事なのです。

☆ 太陽そのものを示しているシンボル

獅子座16度
「嵐の後の陽光」

獅子座20度
「ズーニー族の太陽の崇拝者」

獅子座26度
「虹」

獅子座27度
「夜明け」

16度は、困難な状況のあとで幸運が
訪れるという事が、表現されています。

20度は、太陽の恩恵に対しての敬虔
な信仰を示しています。

26度は、太陽光線がの屈折によって、
できる自然現象の「虹」です。
虹も太陽のエネルギーがもたらす
幸運の象徴でもあります。

27度の夜明けは、太陽による幸運な
1日の始まりを示しています。
また新しい事を始めたり、意識を
新しくして再出発するという意味でも
あります。

また太陽の創造力をあらわしているもの
として

獅子座9度
「ガラス吹き」
があります。

これはガラス工芸品を創る人を象徴して
います。

このように、火や太陽の性質を、サビアン
シンボルが、とても良く説明しているのが
わかりました。

ではまた(^^)

気に入っていただければ、その勢いで
ついついクリックしてください(^^)

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

        

神秘のサビアンオポジションその15      「時空を越えて」イラスト


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

双子座14度
「テレパシーでの会話」

射手座14度
「ピラミッドとスフィンクス」

これらの2つのシンボルが、対称的
な意味であるオポジションの位置に
意味通り配置されているのです。

一見どうい対称なのか、わかりにくい
とは思いますが、これは二つのシンボル
がともに、時空を越えての「意志伝達」
を表しているのです。

双子座14度は、そのまま空間を隔てて
のテレパシーという意味なので、問題
ないと思いますが、
射手座14度のピラミッドとスフィンクス
は、古代からの叡知が、時を超えて私たち
の時代に伝わっているという事で、時を
越えての意志が伝わるという意味なの
です。
このようにみればこの二つのシンボルの
つながりがわかっていただけると
思います。

なんか違和感のある方のために、イラスト
の説明を軽くしておきますね(^^)/
画像の上の部分、つまり双子座14度の
テレパシーでの会話を、私「あんみん」と
「河合奈保子」さんがしているという事
です。
どうです、とても二人が以心伝心なのが
わかっていただけるでしょう?
え?奈保子さんの方は、警戒心が働いて
あんみんからの思念を遮断しようと
してる?
 

はは💧まさかねー(^^)💦

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

占星術の人格を越えるワンネス   占星術は従うものでなく利用するもの

占星術の解釈としての、個性を強調して
いくホロスコープの概念と、その上を
いく全てが一つ、つまり「ワンネス」と
いう概念があります。
事実アイクさんが絶対意識から受け
とったのは、全てとしての一つで
ある意識からみれば個性もまた幻覚で
あるという事です。

以下に引用しました。

文中にあるマトリックスというのは、
声の主も示唆する、人々を誤った認識
にさせるための、見えない領域の振動
の枠のようなものです。
事実体外離脱者が、常にある現象と
して、身体の自分が離れる前に大きな
振動音(ゴーゴーという音)を聞く
と証言しています。
これがつまり振動の壁の役割を示して
います。
また時間の環も、私たちが囚われている
時間のサイクル、繰り返しの意識だと
いう事です。
どちらも今回の占星術の概念と密接に
関係しています。

 
「」内が引用で、~が中略です。

「それから声の主は、占星術に話題を
移した。占星術は、その人の生まれた
「時間」、「場所」、「年」~によって
、特定のタイプの「人格」や性格を
予測するという意味で役立つように
思えるが、ではどうしてそれが成立する
のか?占星術は、時間の環の振動場を
読んでいるが、いくら熟達した占星術師
がうまく読み取るとはいえ、~分離した
状態に基づくマトリックスの錯覚で
あることに変わりない。
声の主によれば、占星術は、人々をさらに
強力に錯覚の「人格」で自己認識する
ように操るためのマトリックスの錯覚で
あることに変わりはない。声の主に
よれば、占星術は、人々をさらに強力に
錯覚の「人格」で自己認識するように
操るためのマトリックスの特徴である
という。私は牡牛座、私は獅子座、
私は双子座、等々である。
全て一体としてでなく、部分への分割
という考え方を強調する。~
~こうしたものは、全て「物質」の人格
を自己と認識するものであり、そうした
将来の予測は、時間の環を覗き込んで
いるだけだ。」
出典:「ムーンマトリックス
        〈覚醒編6〉」
     デーヴィッド・アイク著
       訳 為清 勝彦  ”

私は別に占星術を否定したいわけではない
事を特にここで強調させてくださいね。
いみじくもサビアン占星術研究家の
私が、ベースとなる西洋占星術を否定
してしまったら、もはや立場がなくなり
ますからね。
それどころか、私たちが、肉体という意識
にとらわれた人生を生きる上での羅針盤
としてはとても重要で必要なものだと
思っています。
ただしですよ。その占星術が読み取る天体
などのエネルギーの上をいく存在が、
私たちの本来の実体であるワンネスという
意識(全体としての一つの意識)なのです。

そして、うまく占星術での個としての
エネルギーを読み取る事ができれば、
それをコントロールするための力が私たち
にあるという事をいいたいのです。

全て占星術が示す天体エネルギーの
コントロール下にあるという錯覚を持てば、
私たちはどんな努力も行動も、結局
決められたコースに従うだけの人生に
なってしまうのです。
そうではないのは明らかですよね。
やはりその占星術の示唆するエネルギーを
読み取って利用し、良いエネルギーで
あれば、より増大するように、悪い
エネルギーであれば、行動や意識で
良いものに変換できるようにするべきだ
という事です。
つまり自分は乙女座だから、こうとしか
できない、ではなく!乙女座としての
個性の傾向はあるけれど、良い部分は
利用して。悪いところは克服していって
何でもできるし、何にでもなれるという
のが正しいという事です。

絶対意識としての本来の私たちは、全て
において全知万能です。不可能な事は
本来一つとしてないのですが、あまり
にも強固な振動場に囚われているため
少しの自己暗示くらいでは、万能と
まではいきません。
しかし内なる声(つまり内なる意識の
核にある絶対意識)からのヒントに耳を
傾けていけば、必ず自分の克服したい
事や、望みをかなえるための答えが、
もたらされるという事なのです。

本来の私の意識は、潜在意識に
つながっているので、それが囚われて
いる意識に気付かせようと、ネガティブ
な経験をさせようと現実化する事は、
よくあります。それがもっともわかり
やすいのは、その私たちの潜在意識の
核に近い意識を持つ冥王星ですね。
だから、冥王星は死や再生などを意味
するという事なのです。要するに、
気付かない囚われた自分の意識を
終わらせ、より解放された意識に
変わるための経験を死と再生という
表現で解釈されているというわけ
なのです。

一番私が今回言いたかった事という
のは、占星術により自分自身を制限する
のではなく、無限の可能性そのもので
ある本来の自分を意識して、占星術を
うまく利用して、望み通りに生きる
というのか正解だという事です。

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

神秘のサビアンオポジションその16   働いている人イラスト


今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。

牡牛座13度
「荷物を運ぶ男性」

蠍座13度
「実験をしている発明家」
です。

牡牛座といえば労働が好きなサインとも
いわれるのは、自分の五感を楽しむ
という目的意識が働くため、体を動かす
事自体が好きだという事でもあります。
そしてこちらが体であれば、対称的に
頭を使って働いているのが、蠍座13度
が発明家なのだという事です。
蠍座は微視的な探究心のあるサイン
なので、この発明家はとても適した
表現だと思います。

今回はシンプルな説明になりましたが、
オポジションという正反対の角度で、
見事に好対称のシンボルの配置である
というところがサビアンシンボルの
すごいところですね。
毎日のサビアンシンボルの解説で、
ほとんどその対称の意味で、180度の
サビアンシンボルが説明できている
のがその証拠です。
中でも明らかなものを、ご紹介して
いってます。
これで16例ですがまだあります。

ではまた(^^)/

よろしくお願いします(^^)/

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

松村潔氏の「全惑星意識」と「恒星意識」改 


私たちの占星術においての個性や運気は、
利用するためのものであって、それに従う
べきものでも、囚われるべきでもないと
いう事の理由の一つに、私たちは本来どの
個性も時空も内包する、絶対意識であり、
全体として一つの存在であるからという
ものがあります。
その事を理解するのに、良い説明となって
いる過去記事の再投稿です。

これは松村潔氏が、占星術の研究から
とてつもなく深いレベルまで、解釈を
高めておられる事に感銘を受けた言葉の
紹介なので、大尊敬する理由シリーズの
タイトルにしてもよかったのですが、
あまりそのタイトルを続けると、同じく
大尊敬する鏡リュウジ氏やmiraimikuさん
と差ができてしまうので、このタイトルに
しました。

もちろんこの三人の方を等しく大尊敬する
私ですが、自分のサビアン占星術は、
長年の真理研究の成果が背景になっている
ので、その解釈はどの方とも一致しない、
独自の解釈となっています。

しかし、常に参考にさせていただいて
ますし、また多くの点で共通する概念にも
出会います。
当然サビアン占星術の研究で、特に影響を
受けている松村潔からも多くのコンセプトに
ついて、感銘を受けています。
それが今回ご紹介する「全惑星意識」と
「恒星意識」というコンセプトなのです。

これらの意識が私の神秘メッセージで
再三強調している宇宙と一体であるという
絶対意識や高次元の意識と共通した概念
だという事です。

それではそれぞれの概念を松村潔氏の著書
「完全マスター 西洋占星術Ⅱ」から
引用させていただきます。
「」内がそれぞれ引用だという事です。
~から~は中略です。
それ以外の部分は、私の考察という事に
なります。

「全惑星意識とは惑星の総和であり、簡単に
いえば、すべての惑星を否定せず、それらの
すべてが自分であると認識する事です。
一つの惑星に同一化すると、他の惑星を
否定的に見ます。それが生活面に現れて、
世の中を生きることに苦痛な面が出てきます
。全部を取り込む、すなわち地上、ないし
太陽系のぶちまけられた自分の部品を回収
することで初めてわかるもの、理解できる
もの、満足があります。
 このために、自分のホロスコープを生かす
というのが一番の近道です。あらためて自分
の図を見て、この全部の惑星を開発するには
、惑星のあるサイン・ハウスをまず活用する
ことを考えます。
それは偏っている場所にありますが、そこに
あるというよりは、そこから出発して移動
すると考えるのです。
 理想的には、すべての惑星において12
サイン・12ハウスを味わい尽くすこと
です。すべて味わいつくすことで、やっと
自分の出生図の位置に「安定して戻る」
ことができます。
立ち位置とは、全部味わった上で、偏った
ところに戻ることで、そこにまっすぐに
立つことができるのです。」

 これは、私が高次元の意識の性質と呼ん
でいる、宇宙と一体となる意識の事を、
「全惑星意識」という言葉で表現して
おられるという事です。
宇宙と一体となる意識では、もちろん
私たち人類の集合意識とも一体である
という事です。
つまりあらゆる出生図に生まれた全ての
人々の集合意識と一体になるというのが
その宇宙との一体の意識という事になり
ます。
だから全ての位置にある惑星の意識を
全て自分のものとするという「全惑星
意識」というのは、私のいう高次元の
集合意識または、宇宙との一体の意識
と同じコンセプトだという事になり
ます。
もちろん松村氏は、それを自分のものと
するためには、全ての意識を受け取った
あとに、自分の出生図の意識に戻る事が
大事だといわれていますが、さすが
ここは占星術家的解釈としてまとめて
おられます。
私の場合は、むしろ宇宙との一体の意識に
なれば、個人の領域を越えているので、
それと自分の個人的な肉体的意識とを
共存させるという事を、提唱しています。
つまり最終的には、個人のホロスコープ
から脱した人生を志すという事なのです。
次に「恒星意識」について、引用させて
いただきます。

「太陽系の外の惑星は、非時間的・非空間的
な意識の光を表しています。それが、
私たちの三次元的なところで働く知覚意識
においては、天文学的な配置の恒星として
投影されています。~
~この恒星意識を、そのまま霊界のような
ものと考えてもよいかも知れません。
霊界は、時間と空間がありません。そして
時間的な推移を体験するには、あたかも
空間を歩くように動かなければならない
のです。
この霊界的な非時間性・非空間性はあたかも
美術観の絵のようで、元型は静止してい
ます。これは死物というわけではなく、
私たちの時間・空間の流れ方に合わせる
気がないというだけの話です。この
非時間的・非空間的な静止は、私たちの
時間・空間の世界では無限に複製を作り出す
ことができます。」

以上「」」内全て
“出典:「完全マスター 西洋占星術Ⅱ」
             松村潔著
             説話社刊”

この時空を越えた「恒星意識」は、私が
神秘メッセージで紹介している「絶対意識」
と共通する概念である事がよくわかります。
これまで神秘メッセージでご紹介して
きたように、「絶対意識という究極のレベル
の意識では、無限の時空、無限の時間軸、
無限の宇宙が、全て一体となって同時に
存在している」という事が真理だと
述べてきましたが、この時空を越えた
「恒星意識」も静止した元型または絵と
表現されています。これは、時空の全て
が同時に存在している事を示しています。
ここでは、どの時空にいくのも自由と
いう事ですが、絶対意識でも同じく
自由です。
この絶対意識を体験したアニータ・
ムーアジャニ女史の言葉が、ここで
想起されてきます。

「その世界では、時間も違うものに感じ
られました。私はすべての瞬間を、同時に
感じていたのです。つまり、過去、現在、
未来の自分が関係するあらゆることを、
同時に認識していました。さらに
いくつかの人生が同時に繰り広げられて
いるのを感じました。~
~言い換えれば、時間は、この世で体験
するような直線的な流れではありません
でした。私たちの理性が、周囲で起こって
いることを連続したものに並べている
ような気がしました。身体を持っていな
ければ、実際のところ、過去も現在も
未来もすべて同時に起こっているのです。」
“「」内出典:「喜びから人生を生きる」
      アニータ・ムアジャーニ著
            奥野節子 訳”

このように絶対意識が、「無限の時空、
無限の時間軸が、同時に存在する領域」
だという事を自分自身の体験として証言
してくれているわけですが、これは
「恒星意識」と共通するコンセプトだと
いう事がわかりますね。
恒星意識は、同時に存在している時空の
事を、時空を越えた元型または絵という
ように説明されていますし、また時間軸が
同時に存在するというパラレルワールド
の世界を、「私たちの時間・空間では
無限に複製をつくり出すことができます」
という表現で説明してくれています。
複製のようでいて、すこしずつ違う
時間軸がパラレルワールドの世界だと
いう事につながるわけです。
もちろんそれは、絶対意識では全く違う
時間軸まで全て含まれるのがパラレル
ワールドの世界であるという事ですが、
そこまでは、松村氏も踏み込んで説明
されているわけではありません。

ということで真理研究で得た私の
コンセプトである「絶対意識」と共通
するものを「全惑星意識」と「恒星意識」
という言葉で表現されている松村潔氏に
共感と感銘を覚えたというわけです。

また松村氏に感銘を受けた事は他にも
あるので、それについてはまた別の
記事に書かせていただくという事に
なります。

ではまた(^^)/

大きな心で一つクリック
よろしくお願いします(^^)/

サビアン占星術解釈一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページへ

松村潔氏と直居あきら氏のコア解釈編その3   天球の音楽を奏でるシンボル


これは、通常のサビアンシンボルの
徹底解釈とは違い、
ディーン・ルディヤー氏の意訳による
シンボルを、松村潔氏と直居あきら氏が
解釈しておられるのを、徹底解説しよう
としているシリーズです。

いつもの徹底比較で引用させていただいて
いる著書とは違い、以下の両氏の
著書から引用させていただきます。

「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊

「究極のサビアン占星学」
         直居あきら 著
       魔女の家®BOOKS 刊

さて今回比較研究させていただく
サビアンシンボルは

牡羊座29度
「天球の合唱隊が歌っている」
です。

でこのシンボルタイトルは、今回
お二人がディーン・ルディヤー氏
の意訳をもとにしたものを使用
されてるので、少し変わります。

また今回それぞれの解釈に使われて
いるのが
牡羊座28度
「落胆させられた大聴衆」
です。

では牡羊座29度を、まず松村潔氏
の解説でご覧いただきましょう。

「」内は中略、~は引用です。

「牡羊座29度・・
  天球の音楽

 この宇宙は波動でできている。あたかも
音楽にたとえられるような、この波動を、
この度数の人は身近に感じることができる。
世界に対するこのよう感じ方が、自分も
含めて環境全体に対しての全体的な
一体感をつくり出す。これがとても
情感的な喜びをもたらすのだ。内面の声を
聞く、という度数だが、声は人格化された
ものではなく、波動や雰囲気として感じ
られるものだ。
このなかで、個人は全体状況のなかで、
自分がどこにいるべきか、いったい自分
とは何者なのか、その位置をはっきりと
自覚する。
人の期待に配慮しなくなった段階で、自己
の内面にもどり、自分にできることは
これしかない、という天命のようなものに
気がつく、内面的に充実した人だ。また
ここでは音楽の才能があらわれる人も
多い」

“出典:「神秘のサビアン占星術」  
         松村潔 著
         Gakken 刊”

そして直居あきら氏の解釈はどうでしょう

「」内が引用で、~が中略です

「エリーズ二九度
 「天空の音楽」

 このシンボルはとても興味深いものが
ある。ルディヤーが解説したように
このシンボルには宇宙の波動、内なる
声とのかかわりが暗示され 、二八度
でそれをキャッチするのに失敗した人
が、ここでそれと調和し感覚的に回復
される意味があるようだ。~
~二九度が真実のその人の波動で
あったとしても天体の音楽の音楽と
いうように美しいものばかりではない。
天体の音楽は悲も苦も陰も含むものだ。
この在泊の人は思考や観念よりも
それらの直感的な波動に動かされ
やすいかも知れない。それはその人の
オーラという楽器の奏でる響きの
ようなものである。」

“出典:「究極のサビアン占星学」
         直居あきら 著
       魔女の家®BOOKS 刊”

今回もお二人のディーン・ルディヤー氏の
意訳によるサビアンシンボルについて、
とても深い内容の解説をされているのが
わかりますね。

つまり「天球の音楽」の波動を、エリス
女史が感じ取ったという事です。
これはピタゴラスが、歴史上初めて
聞いたとされるもので、天体が
奏でる波動を感じ取れたという事
だと思います。
これについては
天球の音楽とピタゴラスその1
その2その3の記事で詳しく
紹介させていただいてます。

今回の場合は、松村氏も直居氏も天体
からの波動を内なる声として聞くと
いう点で共通しています。
まあ少しいつものように直居氏の方
が難解な感じはしますが。
なぜ遠い天空の音楽の波動が内なる声
として聞こえてくるのか、という点に
ご注目いただきたいのですが、占星術
の古来からの概念として根底にある
のが、宇宙は自分の内面であり、また
自分の内面が宇宙の縮図だという
一体感なのです。
このことは、宇宙の真理編の
宇宙はホログラムでフラクタル
という記事などをご覧いただければ
わかっていただけると思いますが、
五感に囚われた現実感覚とは裏腹に
本来の宇宙は、極大から極小まで、
同じエネルギー形態をしていて、
全てが、縮図であり拡大図である
という事なのです。
つまりは、宇宙のエネルギーの縮図は
私たちの中にもあるという事なの
ですね。
だから天体の動きそのものが、私たちの
運気や意識、体調にまで、同調、また共鳴
して、あらわれるという事なのです。
これが、古来からの占星術の概念の根底
にあるものだという事です。

そしてそのエネルギーをこの牡羊座29度
の「天球の音楽」があらわしているという
事ですね。

また直居氏の解釈は難解ですが、注目して
いただきたい点があります、それは
天体の音楽にはネガティブなエネルギーも
あるといっているという事です。
これはとても重要な事だと思います。
サビアンシンボルには、これまで見てきた
ように、やはりネガティブなエネルギーの
シンボルも多くあります。
そしてそのエネルギーに、大きく土星や
月の干渉エネルギーが影響している
というのが、私の解釈です。
これに対して、最近の占星術家の解釈の
傾向として、たとえば太陽系の10天体
のエネルギーを全て、ポジティブな
エネルギーであるかのように捉えるの
は、私には納得できないものを感じて
います。

さて今回は、松村氏、直居氏がともに
牡羊座29度のシンボルに対して、
同じ解釈をされているという事も理解
できました。

またコア解釈編では、別のシンボルを
取り上げていきたいと思います。
ではまた(^^)/

ありがとうございます(^^)

サビアンシンボル比較一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

サビアンシンボル徹底比較 その17   浄化のための雷雨


今回比較研究するサビアンシンボルは

水瓶座2度
「予期されなかった雷雨」
です。

このシンボルは、私の毎日の
シンボル解説でご紹介しているので
転載します。

「これこそ水瓶座が支配星天王星の
影響を受けて、既存の山羊座の社会を
変革させるための「浄化」エネルギー
だといえるものです。
雷雨は、全てを洗い流してくれる
エネルギーの象徴でもあります。
雷も雨もブラズマエネルギーつまり
電磁波の一種ですが、水瓶座のシンボル
マークのように見えますよね。
水瓶座が宇宙の巨大な電磁気エネルギー
そのものであれば、山羊座の社会を
浄化させる事も可能だという事にも
つながるというわけです。」

私は、土星の真実編で、土星のリンクが
人工的なもので、意図的に地上の人類に
対して、認識に制限をかけるエネルギー
をもたらしているという驚愕の説明を
しています。
これは、しかしアイク氏によって提唱され
たものですが、私も別の情報からも、それを
裏づけられるという事で、それが真実だと
認識しています。
つまり支配星土星のつくりあげる社会が、
山羊座のエネルギーであり、それを
土星の影響力から解放される天王星が
浄化するエネルギーをもたらすという
のが、私の解釈です。
この水瓶座2度はまさにそれを、そのまま
表現しているシンボルだといえます。

さてこれに対して松村潔氏の解釈を見て
いく事にしましょう。
松村潔氏は、土星を安定したものとして
ある程度好意的に解釈しておられます。

「」内が引用で、~が中略です。

「理想の生き方を求め、型にはめられた
生き方から逃れようとすると、古い
さまざまな習慣は崩れてゆきます。
この度数の人は、これまで頼りにして
いた何かが崩れる体験をするかも知れま
せんが、真の生き方の発掘にはそれも
必要です。~

~理想や愛や信念の証しとしてモノや
形があると安心はできますが、しかし
そのことでいつのまにか本質的な要素は
忘れられて行きます。形となり、安定
するのは占星術的には土星の作用であり
、その土星は山羊座の支配星です。

(引用注:私の解釈では、土星は私
たちの物質という認識を安定させる
てための制限エネルギーで、そこに愛
などのポジティブなエネルギーの
安定化という解釈はありません。)

一方の水瓶座の支配星の天王星は、瞬間
的なひらめきなどを意味します。

(私の解釈では、天王星は革新または
浄化のエネルギーで、しかも強い継続的
な意志というように解釈しています。
通常の占星術的な解釈でも「瞬間的」
だという解釈は少し特殊だと思われ
ます)

なぜ瞬間的かというと、ものごとが
安定して恒常的になると途端に天王星は
力を失い、安定を司る土星にその役割が
移るからです。
つまりいかにすばらしいものでも、
それが恒常的なものになると、土星を
支配星とする山羊座の管轄となるのです。
それは山羊座への退行を意味しますので、
そうしないために、天王星を支配星と
いする水瓶座2度の人は、自分を形の中
に閉じこめる安定した場所や環境、
また理念などを、ことごとく形のない砂
へと戻ような体験をするのです。」

“出典:「決定版!!サビアン占星術」
          松村潔 著
        Gakken刊”

最後の自分を形のなかに閉じこめる
安定した場所や環境、理念などを
浄化するのが水瓶座2度のシンボルの
暗示だという事で、根底にある
エネルギーの読み取りとしては、私の
解釈と共通するものがある事がわかり
ますね。
まさに形つまり物質という認識に閉じ
込めて安定させるのが土星のエネルギー
だと私も解釈しているので、それから
自分を解放させるために、この水瓶座
2度のシンボルの浄化エネルギーが
あるという事です。
ただ私は、山羊座の土星社会を浄化
するための、ダイナミックな
エネルギーをイメージしているのに
対して、松村氏は、個人の内面の
意識の浄化エネルギーとして解釈して
いる点に違いが見られるという事です。

さて、それでは直居あきら氏の解釈を
見ていきましょう。

「」内が引用で、~が中略です。
またシンボルはディーンルディヤ氏の
意訳によるものです。

「 アクエリアス二度
「予期されない雷鳴」
です。

シンボル課題
【カルマ的な出来事・危機・過去を
捨てること・未知に向かう】

~〈現実の傾向〉カルマ的現実や過去
を捨てること。

〈学習の意図〉強い意志力で危機を乗り
切ること。受難やトラブルに耐える
こと。未練を持たないこと。外部から
のプレッシャーに対応すること。

〈創造性〉上昇を心がけること。夢を
見ること。新しい環境を作ること。
客観的な分析力。行動すること。」

“出典:「定本サビアン占星学」
          直居あきら著
      魔女の家®BOOKS刊”

このシンボルに関しては、直居氏はあまり
多くの解説をしておられません。
ただ意図は明らかで、魂のカルマつまり
業の浄化、過去の浄化などを解釈の
主体としておられるのがわかります。
こちらは、土星が支配星である山羊座の
サインの影響ではなく、前世からの
カルマの浄化や、今生での過去の清算
などを示していると解釈しておられ
ます。つまり、自分の内面に対する
浄化という事で、松村氏の解釈と
共通するものがありますね。
解釈に魂という意味でのアストラル体
という、霊体の意識をひきあいに出す
直居氏らしい解釈といえるでしょう。

さて今回は水瓶座2度の「浄化」と
いう意味で三者の解釈に共通点が
見られましたが、サビアンシンボルの
原典の著者であるマーク・エドモンド・
ジョーンズ氏のこのシンボルの
キーワードを紹介しましょう。

キーワードは
「不測の出来事」
です。

不測の出来事は、浄化としての解釈
よりも不意のエネルギーなので、
コントロール不可という事を示して
いて、強制的なニュアンスがあり
ます。これは、浄化を受け身の形と
して解釈しておられる松村潔氏と
直居あきら氏の解釈に近いもので
しょう。

今回も共通点や相違点などを比較
検討する事ができたので、実りの
あるものになったと勝手に思って
ます。

ではまた(^^)/

この独特の解釈につきあって
いただいたありがたい人に
よければこれもよろしく
お願いします(*^_^*)

サビアンシンボル比較一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

神秘のスクエアシンボルその17    真逆の飛行状態イラスト

今回ご紹介するスクエア(90°)の
アスペクト(角度)を形成している
サビアンシンボルは

魚座10度
「雲の上の飛行家」

双子座10度
「落下する飛行機」
です。

スクエアといえば、逆または障害
のエネルギーですが、これほど真逆な
シンボルどうしの組み合わせもない
くらいですよねー(^^)💦
まさに裏向けてバラバラにしかも自由
にイメージしただけのエリス女史の
チャネリングが、いかに神秘的な
エネルギーを発揮していたかを、証明
してくれています。

これを毎日のサビアンシンボルで
すでに解説していますので
掲載しておきます。

「今日の太陽のサビアンシンボルは
魚座10度
「雲の上の飛行家」
です。
これは魚座が、宇宙意識の流れの
完成形という事で、高い意識レベルを獲得
したという事です。
つまり潜在意識の海の中でも高い意識の海
にいて、自由になっている様子を示して
いるのが、この飛行家だという事なのです。

逆向きのエネルギーの90度のシンボルは
双子座10度
「落下する飛行機」
です。

双子座10度の落下する飛行機は、世間に
染まるために、人々の意識に埋没する
という事や、誘惑や欲に負けて堕ちて
いく意識などを象徴しています。
これは高い意識レベルを保って空を悠々と
飛んでいる、魚座のシンボルとは逆の
エネルギーであることがわかりますね。」

というわけで今回も、サビアンシンボルが、
アスペクトの意味通りでつながっている事
の例をイラストつきでご紹介しました。

では(^^)

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

神秘のサビアンセプタイルその2     喜びをもたらすアスペクト



前回、最近注目されるようになって
きたアスペクトであるセプタイル
(51.4度)という角度について、
ご紹介しました。
これは、とても良い相性を持つもの
同士というアスペクトで、喜びを
もたらすアスペクトという事です。
前回このアスペクトについて詳しく
説明しましたが、今回も最後にその
説明を、掲載させていただきます。
占星術に詳しくない方には、ピンと
来ないアスペクトでしょうから、
丁寧に解説してありますので、また
最後を読んでから、今回の実例をご覧
いただいてもいいと思います。

今回ご紹介するのは
乙女座7度
「ハーレム」
から見て、両サイドのセプタイル
(51度か52度になります。)
にあたるのが、

51度で
天秤座28度
「輝く影響の最中にいる男性」

また逆サイドの52度で
蟹座15度
「ありあまるほどの食事を楽しんだ
グループ」
です。

これらは確かにお互いの相性がとても
良い事がわかりますね。
乙女座のハーレムは、個人的な享楽
という意味では、恵まれた環境にある
わけですが、その恵まれているという
要素が蟹座15度の豊かな食事を楽しむ
事につながるわけです。
こちらの場合は、個人ではなく集団で
喜びを共有しているという点が違い
ますが、アスペクトにポジティブな
つながりがある事は充分に証明できた
わけです。

また乙女座7度のハーレムは個人と
しては、欲が満たされ満足した環境
にいるわけですが、個人的な満足と
いう意味でつながるのが、
天秤座28度の輝く影響の中にいる
男性だという事です。こちらは、
自分の欲望を満足させている乙女座
と違い、もう少し高い領域での、
意識を満たしている状態ではあり
ますが、個人的な満足という意味で、
やはりしっかりとつながっている
というわけですね。
というわけで、今回もセプタイルの
アスペクト(角度)で、サビアン
シンボルが、その意味通り相性の良い
意味でつながっている事を表現して
くれているという事を紹介できました。

実はあちこちでセプタイルのつながり
の好例を見つける事ができて、一つ
だけおまけに紹介しておきますね。

双子座19度
「大きな古典書物」

獅子座11度
「大きな樫の木にあるブランコに
         乗る子供たち」

この二つが52度のセプタイルの
関係にあるわけですが、大きなと
いう言葉からしてつながっている
のがわかりますね。
双子座11度の古典書物は、時間を
越えて伝わる叡知を示していて、
後の世代に良い影響を与えてくれ
ます。
同じく獅子座11度の大きな樫の木
も長い間生きてきて、世代を越えて
生命に恩恵をもたらしてきました。
やはりこれも時間を越えて恩恵を
もたらすという事で、双子座19度
のシンボルとつながっているのが
わかります。
という事でおまけでまた一つ、
セプタイルのつながりを示している
サビアンシンボルを、ご紹介でき
ました。

では前回のセプタイルについての
説明を再掲載しておきますねー。

マイナーアスペクトの中で、
とても重要視されはじめている、
セプタイル(51.26度)をご紹介
します。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、1/7またはSeと
なります。

またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。

このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。

「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
    コーディリア・マンサル著
         青木良仁/訳
     魔女の家®BOOKS刊”

つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事で、これらのアスペクトが、
活かされ合う関係だという事なのです。

7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ

よろしければ(^^)/

神秘のスクエアシンボルその18      ひそむ危険イラスト


今回ご紹介するスクエア(90°)の
アスペクト(角度)を形成している
サビアンシンボルは

天秤座19度
「隠れている泥棒集団」

山羊座19度
「大きな買い物袋を下げた
        五歳の子供」
です。

スクエアのアスペクトは、逆または
障害のエネルギーになりますが、
これもとてもわかりやすいシンボル
どうしのつながりですね。

五歳の子供は、まだ弱く手に持った
荷物や預かった財布などを守る力が、
ほとんどありません。
そこへ隠れている犯罪集団が、襲い
かかかったら、あっという間に奪われて
しまうでしょう。
もちろんそれが見つかったら、彼らは
罪に問われ、逮捕される事になるので、
双方にとって危険であり、また障害
であるという組み合わせというわけ
なのです。

この天秤座19度の泥棒集団は
単に悪いものというだけの意味に
見えますが、実は占星術的には、
さらに奥深い意味として、読み取れる
のです。
その事をすでに毎日のサビアン
シンボルで説明しているので、転載
します。

「今日の太陽のサビアンシンボルは
天秤座19度
「隠れている泥棒集団」
です。
このシンボルは、一つ前の天秤座
17度の「逮捕された二人の男性」
と見事に意味がつながています。
これもまたよくあるサビアンシンボルの
神秘のなせるわざですね。
これは天秤座17度のように、潜在
意識のルールを社会に持ち込もうと
すれば、逮捕されてしまうので、仕方
なく隠れているという事を示している
のです。
自分としては、潜在意識にあるものを
世間に対して表現したいと思っているのに
それを社会が許さないという事も暗示
しています。
まあ簡単な例を挙げれば、戦争をしている
最中で、さらに国民の戦意を高揚させよう
としている国家で、平和の歌をメッセージ
として届けたいミュージシャンたちがいれ
ば、ちょうどこのシンボルがあてはまる
ことになります。」

このようにイラストでの意味の取り方とは、
全く別次元の解釈もできてしまうという
わけです。

そして山羊座19度の解説もまた奥深い
ので転載します。

「今日の太陽のサビアンシンボルは
山羊座19度
「大きな買い物袋を下げた
        五歳程度の子供」
です。
また子供が出てまいりましたね。
山羊座15、16、17度と子供が
シンボルにあらわれて、この19度
にも出てくるというのは、逆にいかに
サビアンシンボルのチャネリングが、
神秘的に確かなものであるかという
事を示しています。
今回の子供も、やはり山羊座の影響を
強く受けています。
買い物という、親からの指示に素直に
従っている子供を示し、それがまた
大きな買い物袋を下げている事から、
その義務が重荷になっているという
事です。
親は子供に対して、ある程度支配的な
立場にもなれるという事から、これは
大人の社会を暗示しているのだと
思います。
私たちは、社会的な責任(重荷)を
背負い、自分に対しての社会からの
支配的な抑圧や制限に耐えていかな
ければならない一面があるという事を
示しているシンボルだともいえます。
つまり、義務を果たしていくという
エネルギーを意味しているというわけ
ですね。」

つまり深い意味でいえば、社会に対して
異種の意識を持ち込もうとしているのが
天秤座19度で、
逆に社会の義務や、責任を果たそうと
努力しているのが山羊座19度
となるわけです。
しかし、この深い意味どうしでも、この
二つのシンボルは逆の意味となっている
から不思議ですよね。
というより、サビアンシンボルが確かに、
占星術的なエネルギーを表現している事
を証明しているという事です。

ではまた(^^)

神秘のサビアンアスペクト一覧

あんみんのサビアン占星術

トップページ