催眠術と臨死体験に共通するワンネスの真実とは?催眠術とは意識をジャック(乗っ取り)して一体化するという事だった!


私たち日本人は、テレビなどマスコミ
からの洗脳にひっかかっている事は
間違いないですし、またマスコミの嘘
に気づいている人達も、本物の知識や
情報から遠ざけられるように、
いくつもの仕掛けに引っかかって
いると思います。
かくいう私もなんらかの洗脳的な
誘導にひっかかっているのでしょう。
だから、テレビの洗脳にひっかかって
いるからといって、上から目線で
人々を捉えていると、大きな罠にはまり
こんでしまうので、気をつけたいと
思ってます。
今回は、私たちが知らず知らずに
受けている洗脳の仕組みについて
ヒントとなる「催眠術」の真実を
解読していきたいと思います。

これまで記事で、取り上げてきました
ように、私は、一見超常現象や超常能力
のように思えるものも、れっきとした
本来の自然現象や誰もが持っている
現実の潜在能力が、表面に現れた
だけにすぎないという事を説明して
きました。
そのヒントとなるのが催眠術や
臨死体験でのエピソードにあるという事
です。

私たちの左脳が解読する現実の世界観
では、私たちは、バラバラに存在
しているちっぽけな個人でしか
ありませんが、ひとたび臨死体験
などで、左脳の感覚から解放されると
ワンネスの領域に意識が存在している
事を、実感できたりするのです。

臨死体験でよくあるエピソードですが
臨死体験の間は、他人の心や視点に
自然に自分が同化しているという
意識を体験しているというもの。
この事例は非常に多いのですが
臨死体験でワンネスの意識を深く
体験したアニータ・ムーアジャニ
さんのエピソードを見てみましょう。


私は、臨死状態になり、これまでよりも
はるかに鋭敏に、自分の周囲で起こって
いることに気がついていました。身体の
五感は働いていませんでしたが、それとは
比べものにならないくらい、あらゆるものを
感じ取ることができたのです。
まるで完全に異なる知覚が目覚めたよう
でした。
それは単なる知覚以上のもので、起こって
いること全てを包み込み、まるで自分が
ゆっくりとその全てと一つになっていく
ように感じられました。

人々がやってくるたびに、それが誰で、何を
しているのかわかりました。目を閉じていた
のですが、自分の周囲で起こっていること
だけでなく、それ以外のことも詳細にわかる
気がしました。
私の知覚は、今までよりもはるかに鋭く
なっていました。
あらゆることがわかり、理解できるよう
でした。
それも実際に起こっている出来事だけでなく
みんなが感じとっていることについても
です。
まるで、一人ひとりの中を見通して、
感じられるようでした。
そして、私の現状に対する彼らの恐れや絶望
やあきらめがひしひしと伝わってきたの
です。


“出典:「喜びから人生を生きる」
    アニータ・ムーア・ジャニ著
       奥野 節子訳
      ナチュラルスピリット刊”

臨死体験でまわりの人の感情や意識と
一体となっているのがよくわかりますね。
これは、臨死体験で左脳はもちろん脳
自体が働かずに、まわりと隔絶した個人
としての自分の意識から解放されて
まわりの人と、一体となった意識を体験
しているという事なのです。

アイクも別の臨死体験者のエピソードを
取り上げて説明しています。


ある臨死体験者は、肉体を超えた現実を
このように描写している。

・・・すべては初めからあった。私の
誕生も、祖先たちも、子どもたちも、
妻も、すべてが同じ場所に同時に存在
していた。自分のすべて、周りの人たちの
すべてが見えた。彼らが今考えている
ことも、前に考えたことも、以前に
おきていたことも、今おきていることも、
なにもかもが見えた。
時間は存在せず、できごとに連続性は
なく、距離にも、場所にも限界は
なかった。
行きたいと思えば、どこにでも同時に
いることができた。

まさにその通り、それがボディマインドが
制限する焦点や、解読する幻想を超えた
人生である。私たちは一時的な幻想または
映画を体験していて、全員が同じ無限の
全体のあらわれであり、そのなかで五感が
私たちになにを告げようと、時間も
できごとの連続も、限界も、距離も時期も
場所も存在しない。行きたいと思えば、
どこにでも同時にいることができる。
もし、人類がこのことに気がついたなら、
世界がどれほど変わってくるか考えて
ほしい。
もしみんなが、人種や宗教、性別、政治、
収入は、一時的で架空のラベルや体験
であり、私たちはみな、お互い
であるとしたら?
そんなかりそめの違いを理由に、対立など
するだろうか?
カルトは、この幻想を永続しなければ
ならない。さもなければ、分断と統治の
操作はおしまいだ。

“出典:「答え」第2巻
  デーヴィッド・アイク著
      渡辺 亜矢訳
       ヒカルランド刊”

アイクの言うように、我々を操作して
いる支配層のよりどころは、私たちが
五感の幻想の檻に閉じ込められている
という条件があって初めて成り立つの
ですが、残念な事に、ほとんど全ての
人がその五感の檻にいるのが現状です。

そしてそこからの解放のヒントが、
この臨死体験エピソードと、催眠術の
共通点の中にあるという事です。
今取り上げた二人の臨死体験者は、
どちらも他人や世界との一体感を体験
しています。アニータさんも世界が
同時存在しまた全ての存在と一体と
なっていたと語っています。

この事と催眠術がつながるのです。
観ていきましょう。

脳波が低い状態になればなるほど、
右脳が活発しますが、左脳は休止
するようになります。左脳が働か
ないと意識をしている自覚がなくなり
自覚した意思や思考が働きにくく
なります。
これがいわゆる睡眠と呼ばれるもの
にかかる時の状態です。

催眠術とは、受け手が半分睡眠に
入った状態で、かかるものだという
事です。

その時、受け手の左脳がほぼ眠って
いる事によって、左脳がしっかり
働いている催眠術師の言葉を、
一体となっている自分のものとして、
受け取っているという事です。
その場合受け手は、催眠術師のロボット
のような状態になったり、逆に
前回の
驚く事に脳波の低いレベルの催眠状態では、
超能力が発現する!?

でご紹介したように、催眠術師の
暗示効果で、超能力も発現したり
する事も可能なのです。
そしてさらに今回の記事で理解して
いただけると思いますが、催眠術を
客観視できるまでになると、私たちは
本来の潜在意識の領域を体感・実感
できるようになるのです。

ところがマトリックスの洗脳という
ものは、むしろ脳波の高い状態で、
左脳は、とても活発に働いている
(催眠術の時とは逆に、脳波の高い状態
では右脳はあまり働きません。)
のですが、逆に右脳・松果体が機能せず、
自発的な感性や思考ができない事で、
マトリックスの言葉や思想をそのまま
受け取り、自分のものとしてしまう
ロボットにだけなるので、もちろん
催眠術のように自分を客観視する事
もできないまま、自在にコントロール
されるのです。
まあこれがコロナ脳と呼ばれる人
たちのかかっている洗脳というもの
です。

(ただ右脳のフィルターが働かない
事で、無防備な潜在意識には、洗脳
からの情報が、無自覚に受けとられる
事にもなります。潜在意識に情報が
入り込むという意味では、洗脳も
催眠術も同じですが、その時の
脳の働きが全く逆になるという事
です。)

だから催眠術では、左脳が眠る事に
よるコントロールで、右脳は活発に
働いています。
一方洗脳では、右脳がほとんど
働かずにコントロールされて左脳は
むしろ活発に働いているという事
なのです。

つまりコントロールされるという
意味では、催眠術も洗脳も同じなの
ですが、脳の働きや意識のレベルが
違うという事です。

理想は、どんな脳波の時でも左脳も
右脳も松果体も働く全脳の働きの
状態です。それは超能力者の能力
発揮時にも観測されている状態
です。

ただ、より高い意識レベルで全脳を
働かせる時が1番、本来の自分の
潜在能力が働く状態なのです。
そして今回ご紹介するのは、催眠
状態にある時の自分を客観視できる
ような能力を発揮できたマリア
という女性のエピソードです。

先日投稿しました
超常能力・超常現象の仕組みは意外に簡単!
鍵は意識に!?

で説明させていただいたように、我々
の意識は脳の中や、肉体の内側に
閉じ込められているものではなく、
まわりの環境と一体であるという事
です。
今回は、そのことを裏付ける実例を
また一つご紹介しますね。
これまで世界中でそれこそ無数といっていい
くらいの超常現象や超常能力の実例が、
報告されてきましたが、
コリン・ウィルソン氏ほど、その事例を、
多く集めて著書に書かれている人はいない
のではないかと思うくらい、あらゆる事例を
紹介してくれています。
そして、今回は興味深い催眠術の実例を
やはりコリン・ウィルソン氏の著書から
引用させていただきます。

“バーゲンシュティッヒア(引用注:ドイツ人
医師)は超常現象にまったく関心がなく、
催眠下で「透視能力」を発達させた患者の話
などいっさい信じていなかった。しかし、
これが偶然であり得るかどうかを調べるだけ
の度量は有していた。
驚いたことに、彼女(引用注:患者の一人
マリア・デ・ジェロルド)は疑いようの
ないサイキックをあらわした。
マリア・デ・ジェロルドは、催眠術をかけ
られた人間は術師の思考や感覚を共有できる
という、サー・ウィリアム・パレットや
ピエール・ジャネらの見解を裏付けた。
パレットはかつて、自分の手を炎の上に
かざすと催眠術にかけられた少女が顔を
しかめ、砂糖をなめると微笑することを発見
した。マリア・デ・ジェラルドは、次のよう
に断言している。「深いトランス状態に
はいっているあいだ、私の五感はすべて
閉ざされる。ただ閉ざされるだけでなく、
催眠術師のほうに転移される。私は彼の
耳が刺された痛みを感じ、彼の舌にのせら
れた塩や砂糖を味わい、彼の耳に近づけた
時計の音を聞くことができる。そして
彼の指にマッチが近づけられると、私も
火傷(やけど)をしそうに感じるのだ。」
 催眠状態で目を閉じている彼女には、
もちろん何も見ることができない。
しかし、バーゲンシュティッヒアが自分を
見るよう命じると、彼女はまず彼の立って
いるところに影のようなものを感知し、
それからごくふつうの映像を見た-しかも
それは、彼が彼女の背後に立っていようと
変わりがなかった。
    (中略)
奇妙なことに、マリアはバーゲンシュ
ティッヒアとの距離が遠いほど、強く彼を
感知した。
    (中略)
 さらに不思議なことに、彼女は、自分の体
と彼の体が発光性の「電気的」性質を帯びた
「紐」によってつながれていることに気づく
ようになった。シルヴァン・マルドゥーンも
投影されたアストラル体(引用注:霊体の
ようなもの)が同種の紐によって肉体と
つながれていたことを語っているし、
アストラル体投影を体験した者でこれに
言及している者も多い(全員ではない)。
つまりマリア・デ・ジェラルドのアストラル
体は、催眠下でパーゲンシュティッヒァの
のものと接続されていたのであろうか。”

“出典:「サイキック」
       コリン・ウィルソン著
   荒俣宏監修・解説 梶元靖子訳
           三笠書房刊 ”

もちろんその通りです。彼女の見た催眠術
師と接続されている電気的性質を帯びた紐
は、プラズマの事です。このプラズマは、
生命のある間肉体に宿っているもので、
それが亡くなった患者から抜け出る白い
光る雲の事です。これは魂と呼んでもいい
と思います。
つまり彼女の見たレベルというのは、
プラズマのレベルで、催眠術師と自分が
一体になっているという事です。
もともと潜在意識のレベルでは意識は一体
なので、催眠術師とマリアの意識が連結
されるのは当然可能なのですが、トランス
状態にある彼女が、その連結をプラズマの
紐として感知できたのはとても興味深い
ですね。
さらに高いレベルの意識では、全てと一体
である事が感知できるのですが、彼女の
トランス状態では、そこまでには達して
いなかったようです。
ただ五感の肉体レベルでは感知できな
かったプラズマレベルで、催眠術師との
連結が見れたという事なのです。
彼女は催眠による深いトランス状態に
入っている間、意識ははっきりしてい
ます。この点、催眠術の驚異の力その2
で紹介したトムのように暗示をされている
間意識がなかったのとは違います。
これは、潜在意識で覚醒している状態で、
よく超能力者やヒーラーが経験している
状態です。つまり覚醒夢の状態と同じ
です。私も何度か経験があります。
「夢の中で、これは夢だという事に気づき
その夢の中で自在に空中を飛んだりする
ことができる」というものです。
彼女は、意識は覚醒していますが、五感
は眠っています。つまり顕在意識が働いて
いないからです。逆につながった催眠術師
の感覚と自分の意識が一体となっている
ので、催眠術師の五感を感知するように
なったということですね。
またマリアは催眠術師との距離が遠いほど
強く彼を感じたとありますが、我々の五感
による空間認識と違って、潜在意識では、
空間は逆転して感知されるという事ですが、
むしろ潜在意識の方が、本来の空間を感知
できているということだと思います。
今回取り上げたこの事例で、意識は肉体の
内側に存在しているのではなく、潜在意識
のレベルでは、肉体の外の環境と一体で
ある事が理解できるのではないかと思い
ます。連結されている紐を見て、肉体の
内側にも存在していると思われるかもしれ
ませんが、それは意識の一部だということ
です。しかも強力なプラズマ循環をして
いる五感に囚われた肉体意識だという事
です。

それをさらにわかりやすく説明しま
しょう。プラズマの紐を見ているのは
それを客観視しているマリアの潜在意識
ですよね?

つまりそのレベルでは、彼女は自分の肉体の
プラズマ自身でもなく、催眠術師と
つながっているプラズマの紐でも
ありません、彼女の潜在意識は、それを
いわば外から眺めているわけです。

これが我々の潜在意識の存在する本来の
領域だということなのです。

この催眠術の被験者であるマリアの
潜在意識と臨死体験者の意識が
少し違うのは、臨死体験者は、まわりの
全てとの一体感を意識できているのに
対して、マリアの場合は、一体感は
催眠術をかけたパーゲンシュティッヒァ
との間だけに限定されているという事
です。
つまり催眠術は、脳の特に左脳の活動を
休止させる事で、五感の感覚から解放
させる事ができますが、催眠術を
かける本人が五感の左脳を活動させて
いるので、その催眠術師の感覚を
自分のものとして感じる事ができる
だけにとどまっているという事なのです。
そして左脳という個人のコントロール
としての機能が休止しているために、
催眠術師の意志を自分の意志として
意識して、コントロールされてしまう
という事です。

今回の要点は、臨死体験と催眠術の
共通点と相違点を説明した事で、
現実の捉え方を広げるきっかけとして
いただきたかったという事です。

真実は、私たちが「お互い」である
にもかかわらず、バラバラの個人と
いう意識でいる限り、支配層の誘導する
さまざまな仕掛けを打破する事が
できないという事です。

つまりつながるのではなく、すでに
つながっているという意識

全てを変えるきっかけになると
いう事を伝えたいと思ったわけです。

ではまた(^^)/

いつもありがとうございます(*^_^*)

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