今回はじっくりと観させていただきました。
なかなかサッカーのゲームを全ての時間
観ることがないだけに、おそろく素人の域
を出ないのだろうけど、「語る」のが自分
らしさなので、語らせていただきますね。
まずは、選手の疲労を考えてということ
なのらしいですが、先発メンバーを6人を
入れ替えたのは、少しやりすぎでしょうね。
流れが悪い時にチームの入れ替えをするの
は、スポーツでは当然考えていい事だけど、
チームの流れはこの前の2戦で充分にいい
という事が明らかな中で、メンバーを
大幅に入れ替えるのは、まずは良くない
方法だといえると思いますね。
実際スペイン紙がそれを酷評してました。
「オオサコもいない、ハセベもいない、
イヌイもいない、ホンダもいない、カガワ
もいない」というのもっともですよね。
個人的にはコロンビア戦の最初のシュート
とPK以外は香川選手は、それほど内容が
あったとは思えないけれど、後の3人と
他にも出ていないメンバーは、確かに
この前の2戦で結果を残していたと思い
ます。
まだ決勝トーナメント進出が決まって
いない大事な試合なんだから、もっと
慎重にメンバーを選ぶべきだったと思い
ます。
ゲームを観てると、日本選手は20年前
頃に比べると相当レベルが上がっている
ように感じるのが、トラッピングという
能力ですね、パスを受けて自分のボール
として収める技術で、サッカーではこれ
が非常に重要です。
もちろん相手のポーランドの選手は、
さらにそれより上手いのですが、さすが
に成長の証として、よくなったと感じる
ところでした。
日本のなかなか変わっていないところは、
サイド攻撃で相手が寄せてきた時に、
非常に狭いエリアにこだわって、パスを
通そうとするクセが、伝統なのかなかな
か抜けてないようです。当然視野を広げ
てみれば、またまわりの選手が指示すれ
ば、相手がそのゾーンに寄せている分、
逆サイドや中央にもスペースが出来てい
るので、そこに出せばいいのに、その狭
いエリアでのパス回しに終始するために
ボールを獲られたり、また攻撃が滞って
しまったりしてしまうのです。
またサイドにボールが出てからの
スローインも相手国に比べて、上手く
いかないケースが多いのは昔から、
観てるとボールを積極的にもらおうと
動き出す選手が、他国に比べて極端に
少ないのです。遠慮しがちなのか、
とにかくせっかく自国のボールなのだ
からしっかりとボールをフリーでもらう
動きをして、確実にゲーム内でボール
キープして再開できるように工夫する
クセをつけて欲しいものです。
それでも前の2戦では中盤でのパス回し
の連携が非常にうまくできていたため、
世界の強豪国コロンビアやセネガル
相手に互角の戦いをできたのに、
メンバーを入れ替えたことで、中盤で
つながらないケースが目立ってました。
その上柴崎選手がマークされると、いい
形で彼がボールをもらえないために、
彼のパフォーマンスは前の2戦のよう
にうまくいきませんでした。こんな時
にはゲームの流れを読める長谷部選手
がフォローできる立場なのですが、当然
彼がいないため、柴崎選手が完全に活か
せませんでした。
宇佐美選手はドリブルはうまいのです
が、相手選手をドリブルの間にひきつ
けてしまうことで、その間にシュート
コースがふさがれてしまうという、素人
でもわかるような理屈がわからないのか
そのまま完全な壁となっている相手選手
にぶつけるだけのシュートを放つことが
ありました。
自分のスタイルというのは、わかります
がこの国際大会のレベルでは、その上に
状況判断が加わらないと、結果には結び
つきませんよねー。
第2戦でマークされながらも相手セネガル
の監督に、「大迫選手を完全に抑えること
ができなかった」いわせるくらいの、
スペースの使い方を、宇佐美選手も見習う
べきだと思います。
まだまだいろいろこのゲームで気づく
事はあるでしょうが、とにかく決勝
トーナメントの相手は、あの赤い悪魔と
異名を取るベルギーで、今大会の予選は
全勝で優勝候補の一角にあげられて
いる国です。
ふつうなら異次元の実力差ですが、
今大会のコロンビア戦とセネガル戦で
みせたパフォーマンスができれば、
西野監督お得意の「奇跡」が再び
起きるかも知れません。
もはやコロンビア戦とセネガル戦での
メンバーで固定して、ゲームを始める
しかないと思います。
1つだけ変えていいのは、バテるまで
本田選手を香川選手の代わりに入れる
ことくらいではないでしょうか?
日: 2018年6月29日
川島選手よくぞやってくれました!!
最後の数10分はともかく、前半から後半の
序盤にかけて、日本代表はよく守ってました
よね。中でもゴールにボールが、ほとんど
入りかけていたのを、キーパーの川島選手が
パンチングというより、ハンドボールのよう
にかきだしてくれたシーンが最高でした。
なんとボールがラインを完全に越えるまでは
ゴールではないとの事でしたが、後で
リプレイが映ったのを確認したら、ボールの
2/3は入ってましたね。
まさにギリギリのところでした。
また川島は他にも、思い切った飛び出しで、
1対1の危険なシーンを防ぐことも何度か
あり、まさに面目躍如でした。
川島に批判が集中する中で自分の脳裏に、
焼き付いていた映像は、2010年の南
アフリカ大陸で日本がベスト16(10位)
と躍進した時、とことんスーパーセーブを
繰り返していた川島の「どや顔」の勇姿
でした。確かにGKは難しいポジション
です。小さい身体ながらも、瞬間の判断と
俊敏な動きで長らくGKを努めてきた川口
選手も印象に強く残っていますが、代表の
中では、この川島選手もそれに匹敵する
ほどの印象をその南アフリカ大会で残して
くれていたのです。
だから批判の的になっていても、静かに
見守っていました。そして昨日の大事な
ゲーム。結果はそれほどスカッとするもの
ではありませんでしたが、前半から後半の
序盤までの川島選手のスーパーセーブは、
まわりの批判を覆す、自分にとってスカッ
とする結果でした。
もちろん幸運な面もあり日本代表が決勝
トーナメントに進めたことは良かったです
が、さらに川島の復活は密かな喜びでした。
この密かな喜びを蟹座7度でいってたので
使いたかったんですよ(^o^)