木星について

木星とは、古代から金星と並んで幸運の星
とされてきました。
人生の完成への流れで、本来の自分の意識
を取り戻してから、火星の年齢域に自分を
積極的にアピールしながら行動してきて、
時には障害にぶつかりながらも、乗り越え
てきた後に、この実りのある木星の影響が
あるのです。もちろん火星の年齢域に充分
に自分の行動で、社会的な力を発揮しよう
としていなければ、木星の恩恵を充分に
受けることはできません。
火星での努力が、木星で報われるという
ことです。
ただそれだけではなく、人生全般にわたり
幸運をもたらす星としても知られています。
精神的な豊かさももたらし、宗教的な
意識も発展させる力も持っています。
そして精神的な豊かさは、善の意識や
協調性などにもつながり力が発揮されます。
拡大や発展、また援助の恩恵などに恵まれ
ますが、火星の時のような積極的なパワー
には欠けます。
悪い面が出る時には、楽な方に意識が流さ
れて、怠惰ということにもつながります。
このようにおおむね幸運をもたらす星
ですが、木星は社会的制限と障害の星の
土星と公転軌道の関係で、会合などの
周期で描かれるのが六芒星という、神秘的
な形になります。異次元へのゲートとして
考えられる五芒星と違い、完全体としての
暗示が強くなる形なので、社会的な制限
である土星とのセットで、影響力を
みなければなりません。
つまり金星は地球との関係で、五芒星を
描き、異次元へのゲートを開いてくれ
ますが、まだ自分本来の意識が目覚めて
ない月の影響を受けながらでの幸運の
星であるのに対して、自分本来の意識に
目覚めて、幸運の力を得る木星ですが、
今度は社会的な制限や障害をもたらす
土星の影響とセットになっていると
いうことなのです。

太陽系10天体

あんみんの西洋占星術

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