とらわれた意識を解放させるための詩

当ブログで再三引用させていたただいている
デービッド・アイク氏が、私たちが囚われて
いる現実から意識を解放させるために著書
に著名な人の詩を引用されています。
今回は、私たちが囚われている現実から
解放されるための詩をアイク氏の著書から
引用させていただいて、少しだけ解説を
加えさせていただきたいと思います。

「」内が引用で、()内は私の注釈です。


探すのをやめなさい、
    そうすれば見つかる・・・・・・

ある日、神様がすべての動物を集めて
いった。
「私には、ふさわしい時が来るまで人間
から隠したいものがある。それは、人は
自分だけの現実を作り出している、という
ことだ」

「私にお預けください。月へ持って行って
しまいましょう。」とワシが言った。

「いや人間はそのうち月まで行って見つ
         けてしまうたろう」
              (神様)

「海の底はどうでしょう」とサケが言った。

「だめだ、そこでも見つけてしまう」
              (神様)

「大平原に埋めてしまいましよう」と
       バッファローが言った。

「すぐに掘り起こして見つけてしまう
              だろう」
             (神様)

「人間の内側に入れるのはどうでしょう」
     賢いばあさんモグラが言った。

「それがいい」と神様が言った。
「そこなら絶対に探さないだろう」

  -ネイティブアメリカンの伝説より」

“出典:「恐怖の世界大陰謀 上巻
        デーヴィッド・アイク著
            本多繁邦訳
             三交社刊
原著名:「the David Icke Guide to
the Global Conspiracy
(and how to end it)」 
     David Icke 著
   David Icke Books刊”

これを読んだ時、後頭部から首筋、背筋に
かけてゾクッとしたような戦慄が感じられ
ました。
おそらく自分の高いレベルの意識が感応
した時によく、見られる現象であると、
思われます。ついで、感極まる時には
涙腺まで崩壊する時がありますが、
この詩で感じるのは、それとは違う種類
のものですね。
要するに、すごいいろんなものにつながる
叡知を内包していると感じたという事です。

「神様が人間から隠したがっているものが
ある、そしてそれが私たち人間の内側に
隠される事になった。」
というこの事が、これまで当ブログで
紹介しきたあらゆる記事の内容と
つながっているという事でもあるのです。
隠したいものの内容が、「人間が自分たち
だけの現実を創り出しているという事」
の説明は、後回しにして、隠したいもの
があって、人間の内側に隠したという事
について、真実が隠されているので
その事の説明から入ります。

もちろんここでいう神様とは、叡知のある
慈悲深いという意味での、一般的な
イメージの存在として表現されている
ようですが、世界中のあらゆる場所で、
また時代によって異なる解釈が、神様と
いう存在についてなされてきたので、
あくまでもたとえとして、考えてよいと
思われます。

しかもしかるべき時というのは、いつの事
なのか、全て想像にまかされる事にになって
ますよね。
ただ、もしここてでいう神様が隠したいもの
を、私たちが知ったら、人は本来の力を取り
戻し、平和で豊かな世界を実現できるもの
だとしたらどうでしょう。
だとしたらしかるべき時まで、人々の世
には、平和で豊かな社会がもたらされる事
なく、戦争や貧困、残虐な行為、差別、
惨劇、悲劇にまみれた歴史が繰り返され
なければならないとしたら。
しかるべき時まで隠しておいた神様は慈悲
深い存在でしようか?
とんでもない事ですよねー。
事実、私たちの歴史がこれほどまでに、
悲劇・惨劇・残虐さにまみれてきたわけ
です。
もし隠されたものが、私たちに見つかって
いたらこのような事にはならなかったと
いうことを、アイク氏もアニータ女史も
多くの賢人たちも語ってくれているという
事がいいたいわけなのです。

私たちの本性が、このようなものだと
思いますか?それとも隠されているもの
の中にあると思いますか?
答えは、間違いなく後者なのです。
太古から賢人たちはこの事を伝えてきて
くれたわけですが、臨死体験者の多く
の方々も口を揃えて、自分たちの本性は
「愛」だと、またこの世の「真実は愛」
だと語るのです。愛といっても私たちが
普段使っているような、醒めたり、
憎しみに変わったり、突然消えたりする
ような不安定な感情や、異性に対する
肉体的な反応としての感情などではなく、
無条件にその存在に対する永遠の一体感
、完全調和、無限の慈しみというような、
完全愛という意味です。
つまりは、これが私たちの隠されている
ものの一つだという事です。
ですが、臨死体験者がもう一つ重要な
事を語ってくれています。
それは、あの世では、「愛と知識」たけが
重要で、この世から持って行けるものは、
その二つしかないというのです。
そうつまりその知識というのは、学校で
習ったり、クイズ番組の答えにあるような
知識などでは全くなく、まさしく「叡知」
というものなのです。

つまり当ブログで再三にわたって説明して
いるような物事の本質や真理に関するもの
がその「叡知」というものなのですが、
実はこれが慈悲深い?神様によって
隠されたものだという事をこの詩が語り
かけてくれているというわけなのです。

神様が隠した人間の内側というのは、肉体
の内側という意味ではなく、私たちの
意識の中だという事なのです。
そしてその隠されていたものの正体を何故
臨死体験者や、アイク氏やアニータ女史、
太古からの賢人たちが知る事ができたの
でしょうか?
たぶん読んでいただいている人には、もう
お気づきかも知れませんね。
・・・そうです、肉体に囚われていた意識、
または、物質を感知するような現実感覚から
自らを解放させたために、隠されていた
真理に気づくことができたという事なの
です。
そしてまた、このような叡知と愛は、
隠されてはいましたが、私たちと一体の
ものであるという事もまた真実なのです。
つまり究極の愛も、全てを知る叡知も
神様から与えられるものなのではなく、
本来の私たちがすでに持っているもの
だという事なのです。

そして今回の詩で使われている叡知の
一つが、「人間が自分たちだけの現実を
創り出しているという」という真実なの
だという事です。
これは、私たちが隠されてきた叡知に
気づかなければ、絶対に理解できない
言葉なので、後回しにしたというわけです。

つまり私たちが自分たちの現実を創り
上げているというのは、「私たちが
自分たちの意識を投影したものが、
現実である」という事なのです。

これを神様が隠すというのは、私たちは
自分たちにはそのような能力がない
と信じ込ませたという事なのです。
そうすると、私たちは、現実の中に
放り込まれて人生を生きる事になり、
数々の多くの過ちを起こすようになり
ます。
そして迷い苦しむ私たち人間に「全てを
知っている神様」が手を差し伸べれば、
人々は、みんな神様の言う事を聞く
ようになるという事なのです。
ところが、神様が叡知を隠さず、現実
を創り出す力を私たちが知っていれば、
当然神様などみんな必要とはしなくなる
でしょう。
なぜならも、そのような能力をみんな
持っているからです。
そして慈悲深い神様から与えられなくて
も、自分たちが愛そのものである事を
思い出せば、互いに愛し合い、平和で
豊かな現実をつくり出してしまえる
ので、やはり神様は必要ありません。
この事を、古代のネイティブ・
アメリカンは、比喩的な詩で表現して
残してくれたというわけなのです。

いかがでしたでしょうか?
私たちの意識に隠された真理について、
なんとなくわかっていただければ、
いいかなと思います。

真理のヒント編一覧

宇宙の真理編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

               

投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です