臨死体験者の体外離脱について  その2

これは臨死体験者の体外離脱について
という記事の続編です。
レイモンドムーディ氏が、40年以上にも
わたる臨死体験研究の最初の成果である
処女作から、同氏の臨死体験中の
体外離脱体験についての見解を引用
させていただきます。

「」内が引用で、~が中略です

「多くの人が新しい肉体に関して、「浮遊
しているような感じ」とか「無重力状態の
ような感じ」とか「漂っているような感じ」
などと表現している。
物理的肉体に宿っている時、通常、わたし
たちには、多くの知覚手段が備わっており、
一瞬ごとに自分の肉体や肉体の各部分が
重要な役割を担っているのだが、実は
これに関係している位置や動作の有無が
わかる。いうまでもなく、視覚と平衡感覚
が重要な役割を担っているのだが、実は
これに関係している感覚がもうひとつ
ある。
つまり筋感覚で、これは腱、関節、筋肉
などの運動や、緊張をとらえる感覚である。
わたしたちは筋感覚を常に働かせている
ので、この知覚が麻痺しており、そのため
ふだんは筋感覚を通じて伝達される感覚を
意識していない。しかし、もしも突然
この知覚が切断されたら、一瞬のうちに
この感覚の欠如に気づくのではないかと
思う。事実、かなり多数の人が、霊的肉体
に宿っていた時、体重、運動、位置感覚に
関する物理的知覚が欠如しているのに
気づいたといっている。
 霊的肉体のこうした特性は、はじめの
うちは、能力の欠如のように思えるが、
得意な能力だと見なすほうが妥当である。
こう考えたら、よいだろう。霊的肉体に
宿っている人は、周囲の人々より有利な
立場にある。霊的肉体に宿っている人は、
周囲の人を見聞することができるが、
周囲の人にはそれができない(スパイ
なら、ほぼ例外なくこの状態を
うらやましく思うだろう)。同様に、
霊的肉体に宿っている人がドアの取っ手
に触れると、それが手の中をすり抜けて
しまうように思えるが、それならそれで
一向にかまわない。間もなくドアその
ものを、自分がいともたやすく通り抜け
られることに気づくからである。
こつさえのみこんでしまえば、この状態
で動き回ることは非常に簡単である。
物理的な物体は何の障害にもならないし、
別の場所への移動は極めてすみやかに、
ほとんど瞬間的に行える。
 さらに、物理的肉体に宿っている人間
には、霊的肉体を知覚する能力が備わって
いないにもかかわらず、霊的肉体に宿った
体験を持つ人々は一様に、充分な説明は
不可能ではあるが、霊的肉体はとにかく
何かであるといっている。霊的肉体には
外形あるいは形態があり(球形や無定形
の雲のような場合もあるし、本質的に
物理的肉体と同形の場合もある)、身体
の部分さえある(腕、脚、頭などに相当
する突出部や面)という点でも、全員の
話が一致している。全体的に丸味を帯びた
形状だったと報告されている場合でも、
はっきりそれと判る上部と下部の両端が
あったと報告されている例が多いし、
「体の部分」にあたるものについて言及
した報告さえある。
 この新しい肉体に関しては、様々な
表現が用いられているが、いずれの
場合も、ほぼ同じことを述べようと
していることが簡単に判る。
霧、雲、煙のようなもの、蒸気、
すきとおったもの、色のついている雲、
筋のようなもの、エネルギーの一形態
などのことばは、いずも似たりよったり
のことを意味しているのである。」
“出典:「かいまみた死後の世界」
レイモンド・A・ムーディー・Jr.著
         中山善之 訳
            評論社 刊”

最後の体外離脱の後に自分の体のことを
霧、雲、煙のようなものと表現する答え
はみんな共通していて、やはりプラズマ
現象の事をいっているのだとわかり
ますね。
超常現象で、プラズマは時空のゲート
としても働きますが、肉体から離れた
自分がプラズマの時空のゲートとして
存在しているという事は、生死の境界
線としての役割も果たしているという
事です。そしてその白い霧や雲が
やがて消滅すると二つのコースを
たどることになります。一つは、もう
一度肉体に戻って生き返ることです
が、もう一つはより高い霊的次元に
移行することなのです。
つまりプラズマの時空のゲートは、
私たちがこの世に入ってくるための
ゲートであり、また霊的次元に戻る
ためのゲートでもあるという事なの
です。
もちろん肉体を離れた事で自由に
なれたのが、物理的制約からのもの
で、ほとんど自在にあちこち飛び
回ったり、瞬間移動なども行える
ようです。
そしてまわりから見られることは
ない。
つまりプラズマ現象は、一時的なもの
でもあるようです。臨死共有体験者が、
人が亡くなる時に、白い霧や雲の
ようなものが、主に頭から抜けていく
ようだったと証言しているのも、
同じくプラズマ、それも生体プラズマ
といえるわけです。
また臨死体験中は、まわりの人の思念
まで読み取ったり、相手自身になって
みたりという事も多くあります。
これは霊的なフィールドでは、全てと
一体になるという事の裏付けでもある
のです。

臨死体験者について次回は、時間の
感覚についてです。

ではまた(^^)

超意識編一覧

あんみんの神秘メッセージメニュー

トップページ

投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

「臨死体験者の体外離脱について  その2」への2件のフィードバック

  1. 物理的な肉体を離脱すると、五感の制限から解放され制限に囚われていた時に出来なかったことが出来るようになる訳ですね(^-^)
    是非体験したいものです。

    1. ありがとうございます謙信さん(^^)/
      確かに、わくわくするような体験
      ですよね。
      右脳の開発トレーニングをされているような謙信さん
      ならいずれできるようになると思いますよ(^^)
      具体的な方法は当ブログでも紹介している
      「肉体を超えた冒険」  
           ウィリアム・ブールマン 著
                 二宮 千恵 訳
            ナチュラルスピリット刊
      という方法で効果的に訓練する事ができると
      思いますよ、私はこれを続けていれば、
      もっと頻繁に体外離脱はできるように
      なると実感しています。
      体外離脱体験のためには、松果体の活性化も
      とても重要ですが、その場合特に肉食は
      やめて、ほぼ菜食主義に切り替え、
      クエン酸やカカオなどを摂取するように
      した方がいいでしょう(^^)/
      特に私に近年体外離脱体験や、覚醒夢などが
      起こるようになったは、その食生活による
      ところも大きいと思いますので。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です