パラレルワールドは現実 その2   過去世の記憶 退行催眠 その1改微加筆


本日パラレルワールドは現実 その1
という記事を投稿しまたが、この
「パラレルワールド」というのは、私の
神秘メッセージでの大きなテーマ、
「現実世界についての真実の一つ」
なので、あらゆる角度から裏付ける記事
投稿してきました。
この過去生の記憶というのは、まさに
退行催眠により、意識が別の現実を経験
したという事を示していて、これが
実際の過去の現実か、または現在でも
存在している過去としての現実か、
あらゆる見方ができるけれども、意識が
別の現実と共鳴共振した結果である
という事を証明しているわけです。
つまりこの観点から見ても
「パラレルワールド」はれっきとした
現実であるという事です。

では元記事が以下です。
ただ過去生の実例はまだまだ続きます
ので、それは超意識編からアクセス
できます。
また再投稿するかもしれません。

これまで前世記憶について、シリーズ化
して、実例などをスティーブンソン氏
の著書などからご紹介してきましたが、
今回は、過去世について新しい視点を
もたらす、「退行催眠」というものを
ご紹介していきたいと思います。
「退行催眠?なんじゃそら?」
などという人も多いでしょうね。
前世記憶では、まだ魂の記憶または、
霊的な領域に存在していた自分の
意識が幼少の頃に残っていて、前世
または霊的な存在での自分についての
記憶を自然に家族などに語り始める
という事が、一般的でした。
もちろんその証拠となる、身体のあざや
傷痕なども、多く事例があります。
それが、新しい人生での環境や経験に
より、前世の記憶が、少なくとも
7歳児くらいまでには、完全に無く
なってしまうというものでしたが、
それとは全く別の仕方で、成長した大人
などが、「退行催眠」をかけられる事に
より、過去世とおぼしき記憶を意識的
に「体験」するという事例が無数にある
という事を、数年前に知りました。
それは、臨死体験研究の第一人者
レイモンドムーティー氏などの著書に
よって、ですが調べていくと研究者の
間ではその退行催眠は一般的な
コンセプトとしてあるようなのです。
ではその退行催眠とは何か?について
レイモンドムーティー氏の著書から
引用させていただきます。

ちなみに前世の記憶でなくて、過去世と
言う表現は、直前の人生だけでなく、
さらに以前の人生のような記憶も思い
出しているように見受けられる事から
そのように呼ぶ場合も多いのです。

「」内は全て引用で、~は中略の意味
です。

「次の日に私は、心理学者のダイアナ・
デンホルムを訪ねたのである。
彼女は治療に催眠術を使っている人だ。
デンホルムは、当初催眠術を、禁煙
したい人やダイエットしたい人、
あるいは物忘れした人の記憶を取り戻す
ときなどに使っていた。
ところが奇妙なことが起き始めたと
いう。催眠術をかけられた人が、ときに
過去世のことを語り始めるのである。
それはとりわけ、患者の人生の
トラウマ(心的外傷)となっている
時期に、催眠術で退行しているときに
起きた。
 これは「退行催眠」として知られて
いるものだ。
(引用注:専門家の間で知られている
という意味です。ムーディ氏は医学博士
であり精神科医でもある専門家です)
この心理療法は、人生のある時期に
受けた心の傷をいやすためのもので
ある。
ちょうど考古学者が地層を掘り進む
ように、その人の記憶の層を過去へ
たどっていき、トラウマの原因を
見つけて、治療する。
 しかしこれをおこなうと、患者は
ときに自分の誕生日より前の過去へ
さかのぼり、はるか昔の過去世のことを
語り始める場合がある。あたかも、
今ここで起きていることのように語り
始めるのである。
 この現象は当初、デンホルムには理解
できなかった。
彼女は、催眠術の仕方をどこかで間違
えたのかと思った。あるい患者の奥に
ひそむ多重人格が現れたのか、と
思ったりもしたという。
 しかしこうした現象が幾度もおきる
ので、ともかくデンホルムは、患者の
トラウマの治療にこれをつかうことに
した。彼女がこうして「過去世治療法」
をし始めると、それが治療に大変効果的
であることがわかってきたという。
彼女は私に、
「あなたもあれこれ言う前に、やって
みたら?」
と言った。もっともだった私は、
ともかくもやってみることにした。
その午後、デンホルムは私に退行催眠を
かけてくれた。
彼女はリクライニング・シートに私を
深く座らせ、ゆっくりと、熟練した
やり方で、私を深い催眠状態へさそい
こんだ。
 あとで彼女が教えてくれたところでは、
私は1時間ほど催眠にかかっていたと
いう。もちろんその間、自分が
レイモンド・ムーディであることは
知っていたし、催眠療法士
(催眠セラピスト)のもとにあることも
自覚していた。
 しかし、同時に私は九つの過去世を
行き来し、昔を思い起こしていた。
どの人生も夢のようなものではなく、
むしろ現実と感じた。
また過去世へ戻ることは、あたかも映画
を見ているようだった。
 見える光景も色彩もリアルだった。
出来事も、起こるべくして起こった事柄
であって、なにかの私の内なる願望や
心の創作によるものではないと感じた。
そこに見たものが現実であることは
わかった。というのは、もし創作なら、
自分ならもっとましなものを創作する
だろうと思えたからである。
 九つの過去世のうち二つは、歴史的に
特定できる時代のものであり、両方とも
ローマ時代だった。
他の過去世は、先史時代のものか、
もしくはとくに時代特定できないもの
だった。
これは当時のことがよく思い出せ
なかったということではない。すべてが
私にとって、なつかしさを感じるもの
だった。」
“出典:「生きる/死ぬその境界は
           なかった」
     レイモンド・ムーデイ
      ポールペリー 共著
        矢作直樹 監修
         堀 天作 訳”
この退行催眠というのは、子供たちが
幼少時に記憶している前世記憶と、
アプローチは違うけれども、ほぼ
同じく過去世のものと考えてもいい
と思います。ですが、真理探究の成果
として、それだけが唯一の観点でも
ないのです。
前世であるけれども、その人固有のもの
とは限らず、他の人と共有している
ものでもあるという事でもあります。
以前にも書かせていただいたように、
全ての意識、つまり過去の意識や未来の
意識の全ての人々の意識も、無限にある
タイムラインにある無限の時空も全て
一体、そしてそれが全て自分自身と
いう事でもあるからです。
この事は臨死体験シリーズを読んで
いっていただければわかっていただける
と思います。
ただ、一つの観点として、レイモンド・
ムーディ氏の魂レベルでいえば、これは
過去世だと言ってもさしつかえありません。
それにしても、とても感応度の高い方の
ようで、退行催眠の例は、いくつも知る
事になりましたが、このように一どきに
9つもの過去世を体験した人は、今の
ところ他に知りません。
これは、レイモンド・ムーディー氏が、
臨死体験領域のエピソードを研究する
ようになったこと、また過去世も研究
するようになったことと深く関係が
あるような気がします。
高い次元の自分自身である、自身の
霊というものは、本人にとっての
道しるべとなるようなきっかけを
多く与えようとします。
しかもムーディー氏は、トランス状態
にあったわけで、そのような状態の
本人に、高い次元の霊は作用を及ぼし
やすいですからね。
そうですね、この高い次元の霊のこと
を、守護霊とも呼ぶ事もあります。
またその霊とほぼ同じ存在が、臨死体験
でよく出会うと報告される光の存在と
同じ存在であると、思っていただいても
いいと思います。
つまりレイモンドムーディー氏が、
過去世の研究を始めるように、過去世
を通常よりも多くみせるように誘導
したという事です。
この9つの過去世のうちのいくつかを、
このシリーズの次回でも取り上げよう
とは思います。
確かに彼が自分自身で語っているように、
心の願望からくる創作の幻覚でない事も
わかるのが、かなり大変ネガティブな
過去世が多くありました。
それと映画を見ているようだったという
のは、その過去世の意識が存在している
領域は、やはりホログラム的現実の
世界であるという事の裏付けでもあり
ます。
しかも多くの退行催眠による、過去世の
体験では、3D映画のように立体的で、
さらに360度の視点があり、それを
第3者の視点で眺めたり、当人になり
そのまま体感までしてしまう事も多い
ようです。
しかし、これも臨死体験者の人生回顧と
共通している点が多くあり、やはり
霊的な領域は、無限の鮮明なホログラム
の世界の側面もあるという事ですね。
側面といったのは、意識レベルによって
さまざまな現れ方が体験できるという事
だからです。
ただ確かに、ホログラム的現実は、我々
の日常の現実と、意識的に近いところに
存在しているという事がよくわかる
わけです。なぜなら、退行催眠一つで
それを体験できてしまえるからです。
実は今回引用に使わせていただいた本
以外にも、レイモンド・ムーディー氏
の著書はいくつも持っていて、まだ邦訳
されていない、原著で退行催眠を扱った
本も所有しております。
このシリーズでは、その本からの引用も
ご紹介してまいりたいと思います。
ではまた(^^)

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パラレルワールドは現実 その1    超常現象とホログラムその9   重要加筆


最近マドモアゼル愛先生が、月の
ネガティブな性質を、記事に書いて
くださったおかげで、私の以前から
書いていた、月についてのネガティブ
なエネルギーについての裏付けを、
占星術、占星学的な観点からして
いただいた事に深く感銘を受けて、最近
も新着記事を読ませていただいてます。
物質は実体でなく、私たちが周波数で
共振、共鳴する事によって存在できる
という記事は、私がこれまでブログで
紹介してきた事と多くの点で共通点が
あるという事で、とてもうれしいです。
ただ私は、全てをうのみにせず、どれだけ
鋭い観点からの情報や知識に対しても
吟味する性質でして、それが自分の神秘
研究にとって大事な事だと認識して
います。つまり部分的にはいくつか
自分のこれまでの研究成果と違う点が
あるという事ですね。

私のブログは、サビアン占星術と
神秘研究成果が二大テーマになって
いますので、占星術家の方や、精通して
いる人、また興味のある人が、ご覧に
なってくださってます。
だからマドモアゼル愛先生の記事を
読んでからご覧になられる方も多い
と思うので、今回この記事をアップする
事にしました。
なぜなら先生はたぶん最新の記事で、
パラレルワールドは、あまり現実的な
ものとして考えておられないような事を
書かれていたので、その点に関しては、
特に私のこれまでの記事と違う点だし、
多くの事例を持って、れっきとした現実
として存在するという事を説明してきま
した。
なので、今回そのパラレルワールドの事例
の記事を一つ再投稿させていただこうと
思います。
また類例となる記事も再投稿していくつもり
です。

「発言力の差が、必ずしも真実の信頼性を
はかる事の決定的な差ではないという事を
知っていただきたいのです。」
(なんとなくシャアのセリフ)

では元記事が以下になります。

さてこれまでの記事で、私たちの現実
というのは、ホログラムという光の
波動の干渉による無限のパラレル
ワールドの世界になっていて、過去も
未来も無限のタイムラインも同時に存在
しているという事でしたが、時空のゲート
のようなものにより、別の時空やタイム
ラインに入り込む事もあるという事を
ご紹介してきました。
しかも今回ご紹介するのは、その時空の
ゲートが、継続的に存在する場所が
あるという事なのです。
常にあらゆる超常現象に対して、鋭い
観察眼を持っておられるマイケル・
タルボット氏の著書から引用させて
いただきます。
ちなみに次の実例は、映画のワンシーン
でなく現実のエピソードです。

「」内は引用で、~は中略です。

1901年8月10日、オックスフォード
のふたりの教授、セント・ヒューズ・
カレッジ学長アン・モベリーと副学長の
エリノア・ジョーダンは、ヴェルサイユ
宮殿のプチ・トリアノン庭園を散策して
いた。
そのとき、このふたりの女性の目の前
で、ちょうど映画の場面が変わるときに
使われる特殊効果に似ていないことも
ない一筋の光が風景を横切っていった。
この光が過ぎていったあと、風景の
様子が変わっているのにふたりは気が
ついた。突如として、まわりにいた人々
が十八世紀の衣装やかつらを身につけて
おり、みんな何か興奮した様子を見せて
いた。二人があっけにとられて立ち尽く
していると、天然痘の痕が残る顔をした
醜い男性が近づいてきて、差し迫った
様子でどこか他へ向かうように言うの
だった。
ふたりは彼のあとをついて並木を横切り、
庭園に出たが、そこでは音楽の調べが流れ、
貴族とおぼしき婦人が水彩画を描いて
いるのが見えた。
 やがてこのヴィジョンは消滅し、風景は
平常に戻ったが、あまりに劇的なその
変貌にふたりが振り返ると、たったいま
歩いてきたばかりの小道は、古い石壁で
行く手がさえぎられていたのだ。

英国に戻ったふたりは、歴史の資料を
くわしく調べた結果、自分たちは、
チュイレリー王宮の略奪とスイス衛生兵
の虐殺が起きたその日へと時間を超えて
移送されたのであり(庭園にいた人々の
興奮した様子もそのためだった)、
庭園にいたあの女性は、
マリー・アントワネットその人だったと
結論を下したのである。
この体験があざやかなものであったので、
ふたりはこの出来事を本一冊分の原稿に
まとめ、英国心霊研究教会に提出したの
だった。
モベリーとジョーダンの体験が大きな意味
を持つのは、ふたりが単に過去透視によって
過去の一場面のヴィジョンを見たのでは
なく、実際に過去に戻ってその中に足を
踏み入れ、人々に出会ったり、百年以上も
前の姿のチュイレリー庭園を歩き
まわったりしたという点である。~
~それに、チュイレリー王宮でこのような
現象が起きたと英国心霊研究協会に報告
された例は、これが唯一というわけでは
ないのだ。一九五五年五月、ロンドンに
住む弁護士とその妻が、やはりこの庭園
で、十八世紀の装いをした人物数人に
遭遇している。また別の例では、
ヴェルサイユを見下ろす場所に位置する
ある大使館のスタッフが、庭園が歴史上
の過去の時代にさかのぼってしまうのを
見たと主張している。
(引用注:ここまでがチュイルリー庭園
で起きた時空転移現象)
アメリカでも、アメリカ心理学会と
アメリカ心霊研究協会両方の会長を
務めた超心理学者ガーナー・マーフィー
が、これと似たあるケースの調査を
行っている。
バターボーグという名でしか示されて
いないある女性が、ネブラスカ・
ウェスリアン大学にある自分のオフィス
から窓の外を眺めたとき、五〇年前の
キャンパスの光景が見えたのだ。ふだん
のにぎやかな通りや女子学生クラブ
会館は消え失せ、そのかわりに広い
野原と数本の木々がそこにあり、遠い日の
過ぎ去った夏の風に木の葉が揺れていた
というのである。」

“出典:「投影された宇宙」
    マイケル・タルボット著
       川瀬勝訳 春秋社刊”

これは完全な時空転移ですね。つまり
俗に言うタイムスリップです。
私は当ブログの記事でいくつもそれを
紹介しています。
あの東日本大震災の数日後のタイム
スリップや、バミューダ海域での
タイムスリップした上に生き返った
男性の話と同じという事ですね。
彼女たちの証言が、偽物でないのが、
別の証言で、同じ場所で時空転移の
目撃情報が複数ある事でも裏付けられ
ますね、そもそもパラレルワールド
の無限のタイムラインが同時に存在
しているという事が真理だと確信して
いるので、私には当然起こりうる事
だと思っていますが、いつものように
疑り深い方のために、説明だけして
おこうと思いました。まあしかし、
時空転移によって、過去の世界に完全に
入り込んだというのは、極めて稀なケース
なので、彼女たちが、一冊の本にまとめた
くなるのも理解できます。
逆に虚言なら、それだけの量にはならない
だろうと思うのです。なぜなら、虚言なら
どこかで、ボロが出るかもしれない事を
警戒して短くするものだからです。
またこの報告で、彼女たちが変人扱いされ
学長や副学長の地位を失う恐れもある
のです。当然その事を自覚した上で
確信を持った真実だと思えるからこそ
の報告だったというわけです。
とにかくこの時の時空転移は、スイス
衛生兵に見とがめられるくらい、彼女たち
も相手からはっきりと確認されていたので
単なる霊体としてとか、ビジョンの上で
だけという事もないわけです。
これはかなり強力なそして「安定」した
状態の時空転移のためのゲートが、その
チュイレリー庭園にあるという事ですね。
私たちも意識の上で、アクセス可能な
レベルにある時、またこのような時空の
ゲートに遭遇したとき、そしてまた
電磁界異常などの状況に出くわした時、
時空転移する可能性は常にあるという事
なのです。

ではまた(^^)

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天候まで左右するインディアン


これまで、超常現象を引き起こす
人物を何人も紹介させていただき
ましたが、現実全体を一変させる
という少女の実例の記事、つまり
現実自体を変えられる超常能力
奇跡の少女の事例
では、森を
何度も消したり出現させたり
できるという少女の話だったので
これには本当に驚かされました。
しかしそれに匹敵するような事例は
他にもいくつかあるのです。

今回ご紹介するのは、天候を左右
できる人物の話です。
アメリカ・インディアンのまじない師
で、ローリング・サンダーという
人物ですが、まさに超常能力を発揮
して雷でも起こせそうな名前ですよね。
実際、その能力からつけられた名前
かもしれません。

その事をコリン・ウィルソン氏の著書
から引用させていただきます。

「」内が引用で、~が中略です

「人類学者のダグ・ボイドは、科学者
の一行とともに、ローリング・サンダー
というアメリカ・インディアンの
まじない師が治療にあたる現場を視察
した。結果は「ローリング・サンダー」
(一九七四)に記されているとおり、
この呪医の〈魔術的〉な力はまぎれも
ない本物だと判明した。ボイドは、
インディアンにはテレパシーをもちいて
コミュニケートする能力と天候を
コントロールする能力があることを確認
している。(引用注:なんと天候を
コントロールする能力というのは、
インディアンに、わりと備わっている
ものなのだという事なのでしょう)
ボイドの目の前で、ローリング・サンダー
はカメムシを杖でつつき、激しい嵐を
起こしてみせた。ローリング・サンダー
がカメムシをひっくりかえして仰向けに
するたびに、
 
・・・大きな破裂音がした。稲妻だった。
・・・カメムシを仰向けにする行為は
何度も繰り返され、そのたびに稲妻が
はしった。・・・それはちょうど虫の
動きと一致しているように思えた。まるで
誰かがバッテリー・ポールにスクリュー
ドライバーをこすりつけるか、電気の
とおった二本の電線をショートさせて
いるところを見ているようだった。
この現象が繰り返しつづいたので、異常
ではあるが、これは確かに因果関係に
基づいた自然現象だということが
はっきりした。

数分後どしゃ降りの雨となった。
ローリング・サンダーはその力を発揮
して、ヴェトナム徴兵回避で刑務所に
いれられていたインディアンを釈放
させたこともある。ボイドは直接その
場に居合わせなかったが、何人かの
信頼すべき証人から話を聞いて確認を
とった。
ローリング・サンダーに同行して
リーヴェンワース刑務所を訪れた
ジョンウエルシュという人類学者が、
ローリング・サンダーが看守に向かって
、あるインディアンを故郷につれて
かえるために迎えにきたと告げたときの
模様を証言している。
ようやく中からでてきた刑務所職員は、
二人にその男は面会謝絶だと告げた。
ローリング・サンダーがしつこく
くいさがっていると別の職員があらわれ、
問題のインディアンはすでに違う刑務所
に送られたといった。
ウエルシュとローリング・サンダーは、
その晩は近くのモーテルに泊まった。
ところが、真夜中に突然、ローリング・
サンダーが猛烈な勢いで怒りはじめた。
ウェルシュにむかって、いま監獄を
訪れたのだが、職員が嘘をついていた
のがわかったという。(引用注:これは
ローリング・サンダーが、夜中に思念を
とばしたか、幽体離脱をしたかで、監獄
に引き返して真実を知ったという事を
言っているわけです。)
もし相手が自分たちのやり方を通すために
嘘を利用するなら、こちらは恐怖を利用
してやると。
翌朝、ローリング・サンダーはウェルシュ
に、川べりで一緒にパイプを吸い詠唱する
ようにといいはった。しばらくすると、
パイプの火から真っ黒な煙があらわれ、
空中に立ち昇っていった。やがて雷鳴が
轟き、雲が集まってきた。大きな漏斗型を
した一塊りの黒雲が、ふたたび刑務所へと
向かう二人のあとを追いかけるようにして
ついてきた。刑務所につくと、ローリング・
サンダーが激しくわめきだしたので、看守
はいそいで中から刑務所職員をつれてきた。
彼らはローリング・サンダーに立ち去る
よう命じた。それに対して、ローリング・
サンダーは漏斗型の雲をさし、あれを見て
いろといった。看守と職員が見守るなか、
その雲は彼らのほうにやってきた。と、
砂と岩が降り注ぎはじめて、二人とも
竜巻に取り囲まれてしまった。刑務所の
門は蝶番からもぎとられ、空中に飛んで
いった。ここまできて、ようやく
刑務所職員は思い知らされた。彼らは
囚人をつれてくると、ローリング・
サンダーと一緒に帰ってもよいと許可
したのである。
ボイドによれば、ローリング・サンダー
の力は、地球は生きているという認識に
もとづいた彼と自然との特別な関係から
生まれてくるものだという。」
“ 出典:「超オカルト」
      コリン・ウィルソン著     
       風間賢二+阿部秀典訳
         ペヨトル工房刊”

ここまで来ると、まるでSFのようです
が、割と慎重に事例を吟味するウィルソン
氏なので、ほぼ間違いないことだと思われ
ます。
しかもインディアンには、テレパシーや
このような天候をコントロール能力が
あることを、ダグボイド博士が確認
しているという事なので、今回の事は、
ローリング・サンダーだけができて
いたわけではないという事です。
それにしても、名前のように稲妻を
はしらせることができ、また黒雲を
発生させてターゲットを襲わせたり
できたのだから、インディアンたちの中
でも傑出していたのではないかと思い
ます。

なぜこんな事が可能かという事について
人類学者でもあるダグ・ボイド氏は、
ローリング・サンダーが地球が生きて
いるという認識を持っていて、それが
天候をコントロールする能力につながる
といってるという事です。これは
地球も生命であり、私たちとともに
生きているので、一体感を持てて、
意志も通じ合わせる事ができて、
それが天候をコントロールする能力と
なったという事のようです。

また別の見方では、雲も雷もプラズマ
のエネルギーとしてみれば、私たちの
意識も当然それを利用できる事に
なります。意識はプラズマエネルギー
に直接作用を及ぼせるので、雷や
雲を発生させることもできるという
事なのです。

今回このローリング・サンダーと
いうインディアンのまじない師に
刑務所が翻弄されることになりましたが、
同じ刑務所でまた別の人物が、それ以上
の能力を見せた実例があるのです。
次回はその人物についてご紹介させて
いただきます。

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あなたの射手座2度


射手座2度のサビアンシンボルは
「白波に覆われた大洋」
です。

このシンボルが太陽にある人は、
とても癒やし能力のある人です。
誰とでも打ち解け合えて、また相手
の心を感じる力、つまり洞察力も
あるので、非常に人付き合いの上手な
人でしょう。
またとてもオープンな性格で、まわり
に人が常にいるような状態が幸せだ
と感じます。
天性の共感能力や洞察力から、
カウンセラーや、セラピスト、ヒーラー
などが適職になります。またどこの土地
にいっても、すぐに文化に慣れる事が
できて、その土地の人と打ち解け合える
ので、海外ジャーナリストや
ツアーコンダクターなどにも向いている
でしょう。
もちろん恋愛も非常に得意で、モテます
が、優柔不断な面もあるので、複数の
異性との関係でこじれる事も多くある
でしょう。

このシンボルが月にある人は、友人を
どんどん増やす人生となります。
SNSなどをすれば、さらに効果倍増
で、その多くの仲間が自分にとっての
力になりますし、幸福感も大きくなって
いきます。

木星にある人は、多くの人と家族ぐるみ
のおつきあいをする事になり、忙しい
人生になるでしょう。でもそれが、
また自分の幸福感へとつながって
います。

海王星にある人は、多くの人と深い意識
でつながる事ができて、スピリチュアル
な世界での友人を多く持つ事になる
でしょう。

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