牡牛座13度

5/3頃の太陽のサビアンシンボルは
牡牛座13度「荷物を運ぶ男性」ですが、
これいろんな意味に取れてしまいますねー。
そんな時にはこのサビアンのアスペクト
(角度)に意味のあるシンボルが役に立つ
のです。
そもそも、西洋占星術というのは、
ホロスコープ上の全天、つまり地球からみた
宇宙の全周360度を12のサイン
(牡羊座、獅子座など)に分けて、
生まれたその時点で太陽系の全惑星
(太陽、月を含む)がそれぞれ
どの位置にあったかを、個人の運命または
生命サイクルにあてはめて、その意味する
ところを鑑定するというものでしたが、
サビアン占星術では、その全天の一つ一つの
サインをさらに30度に分けて、その一度
ずつに超能力者エリス・フィーラーが
イメージを与えたものをサビアンシンボル
として、それを個人のホロスコープでの
惑星の位置などにあてはめて鑑定をします。
このようにサビアンシンボルは360あり
ますので太陽なら、ちょうど一年365日か
366日で一周するので少しずつずれが
ありますけど、毎日ほぼ一度ずつシンボルが
変わることになります。だからみなさんに
太陽のサビアンだけ毎日ご紹介している
というわけなんですね。
長くなりましたが、360度のサビアン
シンボルはそれぞれのシンボル同士の角度
によっても、互いに見事な意味を与え合って
いるところがすごいのです。
たとえば、メジャーアスペクトと呼ばれる
180度や90度などでは、その意味が
非常にわかりやすく出ることが多いのです。
たとえば今回の「荷物を運ぶ男性」と
180度の位置にあるのが、
蠍座13度「実験をしている発明家」
ですが、これは肉体労働をしている
男性と、知的活動をしている人が、
頭と体を使うという対称的な意味に
なってます。
つまり180度の位置は、同じ種類
(この場合働く姿)のエネルギーが対称的に
あらわれるということなんです。
また90度の角度なら、シンボルを弱め合う
ような意味のものが多くなります。
今回の90度のうちの一つが、
獅子座13度「揺れている年を取った船長」
で、引退したかしないかの船長が、すっかり
くつろいでいる姿というのは、
働くエネルギーには、マイナスに働いて
ますよね。
このようにみていくと今日のシンボル
「荷物を運ぶ男性」の意味は、
若々しく体を動かしている姿ということ
になります。

牡牛座のシンボル一覧

あんみんのサビアンシンボル

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