金星について

金星は、地球の軌道とで、ハートの形を
描いたり、高次元のゲートとして知られ
る五芒星を描いたりすることから、私
あんみんは、太陽と月をのぞく天体の
中では、最高の幸運の星とみています。
水星から始まった個人の完成への流れ
ですが、月の影響が薄れ始めて、本来の
自分の中心意識が目覚めはじめるのは
この金星からということになります。
本来の自分が意識として確立する前に、
感情や感性のレベルで目覚めはじめるの
がこの金星によってということなのです。
つまり月の影響の間は、無意識に潜在意識
で受け取っていたので、感情や嗜好などは
受動的なものだったのですが、本来の自分の
感情や嗜好がこの金星で目覚めはじめるの
で、本当の感情や感性はこの時のものが
本来の自分自身ということになるのです。
この時期に、生まれてから従順に受け取って
いただけの環境に対して、本来の自分自身
が、自らを前面に出そうとするので、反抗
的な態度となって、あらわれやすくなるの
です。
本来の自分自身というのは、生命を受け取る
前の姿なので、性別もないわけで、与えられ
た性に対して、本来の両性であった自分に
戻ろうとして、失われた半身とも呼ばれる
もう一方の性、つまり異性を求めはじめる
のです。
というわけで、この金星の影響を受ける
時期には、性を意識し、思春期に入ると
いうわけです。
また脳においても、本来の自分を投影する
ためには、全脳の状態でなくてはならない
ので、左脳に偏っていた水星から今度は
金星で、右脳を発達させようとします。
それが美や音楽などの芸術的感性を目覚め
させる事につながるのです。

太陽系10天体

あんみんの西洋占星術

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